フリーランスエージェントおすすめ比較ランキング!【2024年最新版】

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フリーランスエージェントおすすめ比較ランキング!【2024年最新版】

フリーランスのエンジニアやWebデザイナーとして活動したいと考えている人や、すでに活動を開始している人の中には、「案件獲得のための営業活動」や「トラブル対応」などはすべて誰かに任せて、自分は本業の方に集中したいと考えている方も多いでしょう。

それを実現してくれるのが、フリーランスエージェントです。

マージンこそ必要になるものの、フリーランスエージェントを利用すれば本業に打ち込める環境を作れるため、結果的に収入アップに繋げられる可能性が高まります。

そこでこの記事では、おすすめのフリーランスエージェント18選を紹介しつつ、フリーランスエージェントを利用するメリットやデメリット、各切り口によるフリーランスエージェントランキング、フリーランスエージェントの選び方などについて詳しく解説していきます。

  • 営業活動が苦手
  • 確定申告の税務作業がわずらわしい
  • 高単価案件を獲得したい

このような願望を持っているフリーランスの方は、是非本記事を参考にしてください。

目次

フリーランスエージェント比較ランキング

この項目では、フリーランスエージェントに関する以下のランキングについて紹介していきます。

  • 総案件数ランキング
  • 累計登録者数ランキング
  • リモートワークが可能な案件数ランキング

※非公開案件はカウントしていません
※数値はすべて2024年4月時点のものです

総案件数ランキング

1位レバテックフリーランス77,114件
2位テクフリ17,832件
3位フリエン15,898件
4位Lancers Agent(ランサーズエージェント)13,185件
5位Midworks(ミッドワークス)10,515件

総案件数で見た場合は、他を寄せつけないほど、レバテックフリーランスが圧倒的な1位となっています。

多種多様な案件を求めるフリーランスの方は、レバテックフリーランスがおすすめです。

累計登録者数ランキング

1位レバテックフリーランス45万人以上
2位クラウドテック12万人以上
3位ITプロパートナーズ8万人以上
4位Workship(ワークシップ)5万1千人以上
5位Midworks(ミッドワークス)PE-BANK(ピーイーバンク)4万人以上

総案件数の多さに比例するように、累計登録者数に関してもレバテックフリーランスがダントツの1位となっています。

フリーランスエージェントを利用する際は、複数登録することが基本となりますが、そのうちの一つとしてレバテックフリーランスは外せないでしょう。

リモートワークが可能な案件数ランキング

1位レバテックフリーランス33,384件
2位テクフリ9,909件
3位フリエン8,740件
4位Lancers Agent(ランサーズエージェント)7,006件
5位テックビズフリーランス3,868件

フリーランスとして働く特権の一つが、「リモートで自由な場所で働ける」という点です。

自由な働き方を求める場合は、上記のようなリモートワーク案件が多いフリーランスエージェントを利用するとよいでしょう。

【厳選18社】おすすめのフリーランスエージェント一覧

世の中には多くのフリーランスエージェントが存在しますが、ここでは、フリーランスにとって恩恵の大きい18社を厳選して紹介していきます。

※数値はすべて2024年4月時点のものです

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

引用元:レバテックフリーランス

運営会社レバテック株式会社
総案件数77,114件
累計登録者数45万人以上
マージン非公開
(目安:10%~20%)
支払いまでの期間15日

レバテックフリーランスは、数あるフリーランスエージェントの中でも「総案件数」「累計登録者数」が圧倒的NO.1となっているサービスです。
前述のランキングにある通り、案件数も登録者数も、2位以下を大きく引き離しています。

レバテックフリーランスがこれだけ人気がある最大の理由は、「案件の多くが大企業からの直案件」となっていることでしょう。
したがって、余計な手数料を抑えることができるため、低いマージンで済むことが多くなるのです。

その他、以下のような強みも見逃せません。

  • 業界調査や営業活動はプロに任せられる
  • 税務サポートをしてくれる
  • 人間ドックやスポーツジムを特別価格で利用できる
  • レストランでの食事や映画や旅行が割引される
  • 支払いサイトが短い

中でも、支払いサイトが短いのは、フリーランス側にとってありがたいのではないでしょうか。
報酬が支払われるまでの期間が30日以上のフリーランスエージェントが多い中、レバテックフリーランスでは「15日」と短い支払いサイトになっています。(当月末締めの翌月15日払い)

しばらく案件が途切れてしまった場合、支払いサイトが長いとキャッシュフローに苦しむケースもありますが、レバテックフリーランスならばそのようなリスクが軽減されるはずです。

このように、レバテックフリーランスは「フリーランスにとって利用するメリットが多いフリーランスエージェント」となっているため、大変高い人気を誇っています。

案件数が多ければ、それだけ多様な案件が存在するので、自分の希望にピタリとマッチする案件を探しやすくなるでしょう。
案件選びにこだわりたい方には、特におすすめのフリーランスエージェントです。

【レバテックフリーランスの特徴まとめ】

  • フリーランスエージェントの中でもNO.1の「案件数」と「登録者数」を誇る
  • 大企業の直案件を多く扱っているため、高単価案件が多い
  • 福利厚生面のサポートも手厚い

TechStock(テックストック)

TechStock(テックストック)

引用元:TechStock(テックストック)

運営会社INTLOOP株式会社
総案件数8,050件
累計登録者数3万8千人以上
マージン非公開
(目安:10%~20%)
支払いまでの期間15日

TechStock(テックストック)は、高単価にこだわった案件が多く揃えられているフリーランスエージェントです。
「月単価80万円以上の案件が60%以上」という徹底ぶりで、TechStockで活動しているフリーランスたちの平均年収は約935万円という非常に高い数値となっています。

これだけの高単価案件を多く用意できる理由は、TechStockに「コンサルティング会社としての経験・実績」があるからです。
すでに多くの有力企業との間で強い信頼関係を結んでいることから、直案件を多く獲得できるため、高い単価を設定した案件をフリーランスたちに提供できるというわけです。

また、非公開案件が多いというのもTechStockの特徴であり、公開案件よりもさらに単価の高い案件を獲得することも可能となります。

支払いサイトが「15日」と短いことも、フリーランス側にとっては大きな魅力でしょう。

【TechStock(テックストック)の特徴まとめ】

  • 高単価案件にこだわるフリーランスには最適なフリーランスエージェント
  • 非公開案件も多数あり
  • 支払いサイトが短い

Midworks(ミッドワークス)

Midworks(ミッドワークス)

引用元:Midworks(ミッドワークス)

運営会社株式会社 Branding Engineer
総案件数10,515件
累計登録者数4万人以上
マージン非公開
(目安:10%~15%)
支払いまでの期間20日

Midworks(ミッドワークス)は、前項で紹介したTechStock同様に、高い年収を得ることにこだわるフリーランスにおすすめなフリーランスエージェントです。
実際、利用者たちの平均年収が840万円以上と高い水準になっています。

参画先企業は大企業が多く、以下のような企業の案件を獲得することも可能です。

  • ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ
  • DMM GAMES
  • MIXI
  • Vector …など

Midworksの特徴は、とにかく「単価アップを図りやすい」という点です。
エンド/Sler直案件が全体の約70%を占めていることから、他社のフリーランスエージェントから乗り換えたことで「単価20万円アップ」「年収最大600万円アップ」などの例が多数存在します。

また、キャリアアドバイザーの質が高いことから、無料会員登録後に最短1日で案件獲得となることもあります。
できるだけ早く仕事を獲得したいと考えているフリーランスにとっては、大変ありがたいサービスでしょう。

【Midworks(ミッドワークス)の特徴まとめ】

  • 参画先企業には大手が多い
  • フリーランスたちの単価アップ・年収アップを重視している
  • 登録後に仕事を獲得できるまでのスピードが速い

Lancers Agent(ランサーズエージェント)

Lancers Agent(ランサーズエージェント)

引用元:Lancers Agent(ランサーズエージェント)

運営会社ランサーズ株式会社
総案件数13,185件
累計登録者数非公開
マージン非公開
(目安:10%~20%)
支払いまでの期間30日

Lancers Agent(ランサーズエージェント)は、クラウドソーシングサイト大手である「ランサーズ」を運営している会社が提供するフリーランスエージェントです。
エンジニアやWebデザイナーといったIT関連のフリーランスが、週4日以上働ける案件を継続的に獲得しやすいサービスとなっています。

ただの案件紹介だけで終わるのではなく、案件の単価に関する交渉や仕事のサポートなど、専任のスタッフによる手厚いサポートを受けられるのが特徴です。
上場会社である「ランサーズ株式会社」が運営していることもあり、利用者側としては安心感も持てることでしょう。

また、今はフリーランスでも、将来的には正社員になりたいと考えている人をフォローしている点も特徴的です。
ランサーズが誇るボリュームあるデータベースを活かし、様々なキャリアプランに対応してくれるので、「何歳まではこういった仕事をして、何歳までにこうなりたい」という具体的なプランを相談することも可能です。

【Lancers Agent(ランサーズエージェント)の特徴まとめ】

  • クラウドソーシング業界でも有名な上場会社が運営するフリーランスエージェント
  • キャリアプランについて相談したい人に最適
  • 一人一人のフリーランスをしっかりとフォロー

テクフリ

テクフリ

引用元:テクフリ

運営会社株式会社アイデンティティー
総案件数17,832件
累計登録者数非公開
マージン非公開
(マージン10%の案件が多い)
支払いまでの期間30日

テクフリは、「エンジニアファースト」を掲げるフリーランスエージェントで、高単価かつ低マージンという案件を多数用意しています。

特に注目すべきは「案件数」でしょう。
圧倒的な件数を誇るレバテックフリーランスに次いで、第2位となる案件数の多さとなっています。

独自で17,000件以上もの案件数を保有し、かつ、エンド直の案件が90%を占めることから、高めの単価が設定されている案件が多くなっています。
さらに、マージン10%の案件を多く用意していることからも、高年収を実現するための環境が整っていると言えるでしょう。

また、福利厚生サービス「ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)」を提供していることから、事前にこちらの福利厚生サービスに加入しておくことで、万が一フリーランスとしての活動が難しくなった場合に様々なサポートを受けることが可能となっています。

【テクフリの特徴まとめ】

  • 案件数が多いだけでなく、低マージンの割合も高い
  • エンド直の案件が約90%のため高単価案件が多い
  • 福利厚生も充実している

PE-BANK(ピーイーバンク)

PE-BANK(ピーイーバンク)

引用元:PE-BANK(ピーイーバンク)

運営会社株式会社PE-BANK
総案件数5,494件
累計登録者数4万人以上
マージン8%~15%
支払いまでの期間40日

PE-BANK(ピーイーバンク)は、基本的に非公開であるマージンを堂々と公開しているフリーランスエージェントです。
それだけ、マージンの低さに自信があるのでしょう。

実際、10%が最安レベルとなることが多いマージンですが、PE-BANKでは、最も低いマージンとして8%というケースも存在します。

PE-BANKのマージンですが、具体的には「報酬の受け取り回数」によって割合が変化します。

報酬受け取り回数マージン
1~12回15%
13~2回14%
25~3回13%
37~48回12%
49~60回11%
60~7回10%
73~8回9%
85回以上8%

ここまで明確にマージンを公開しているフリーランスエージェントは、PE-BANKくらいでしょう。
それくらい珍しいことです。

契約内容を限りなくオープンにしているという点は、PE-BANKの大きな特徴だと言えます。

【PE-BANK(ピーイーバンク)の特徴まとめ】

  • 業界最高レベルにマージンが低い
  • フリーランスエージェントとしては珍しく、マージンの詳細について公開している
  • 運営歴30年以上の実績がある

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ

引用元:ITプロパートナーズ

運営会社株式会社Hajimari
総案件数4,275件
累計登録者数8万人以上
マージン非公開
(目安:10%~25%)
支払いまでの期間35日

ITプロパートナーズは、フルで稼働するフリーランスだけでなく、週2程度で稼働したいという副業ワーカーもフォローしているエージェントです。

フリーランスの方でも、週2稼働の案件を複数獲得して回したいと考えている場合も多いでしょうから、案件を分散して獲得したいという時に便利なサービスとなります。

フリーランスエージェントの場合、案件にしっかりとコミットすることを前提としたケースも多く、週に4~5日の稼働が必須である案件も珍しくありません。
しかしITプロパートナーズの場合は、「副業程度で稼ぎたい」「稼働数の少ない案件を多く抱えたい」といった要望を満たすことができる、貴重なエージェントサービスです。

1つの案件にコミットしていると、その案件が突如終了した場合、急いで次の案件確保に動かなければなりません。
この期間は、フリーランスにとっては大変精神的に苦しい時期となります。

しかし、複数案件を同時並行で抱えていれば、何か1つの案件が急に終了してもダメージを最小限で抑えることができます。

リスクヘッジを重視する方の場合、ITプロパートナーズを中心に案件を獲得する、という方法もおすすめです。

【ITプロパートナーズの特徴まとめ】

  • 週2日の稼働からOKの案件が多く存在
  • フリーランスだけでなく副業ワーカーにも最適なエージェントサービス
  • 参画企業数は2,000社以上

クラウドテック

クラウドテック

引用元:クラウドテック

運営会社株式会社クラウドワークス
総案件数613件
累計登録者数12万人以上
マージン非公開
(目安:20%前後)
支払いまでの期間15日

クラウドテックは、リモートワーク可能な案件を扱うことにこだわっているフリーランスエージェントです。
募集中の案件に限れば、総案件数613件と少ないものの、そのうち373件がフルリモートOK、125件が一部リモート可と、80%以上の案件がリモートに対応しています。

実際、クラウドテックを利用しているフリーランスのうち、約97%がリモートワーク案件で活動している状況です。

クラウドテックがここまでリモートにこだわっている理由は、「フリーランスが、より柔軟に働ける社会を目指す」をモットーにサービスを運営しているからであり、サービス開始以来一貫してこの点にこだわっているようです。

大手クラウドソーシングサイトである「クラウドワークス」を運営する上場企業が提供するサービスなので、信頼度も高いと言えるでしょう。

【クラウドテックの特徴まとめ】

  • 案件数自体はあまり多くないものの、ほとんどがリモートワークに対応している
  • 上場企業である株式会社クラウドワークスが運営しているサービス
  • 週3~4日の案件の割合も多い

エンジニアファクトリー

エンジニアファクトリー

引用元:エンジニアファクトリー

運営会社アイムファクトリー株式会社
総案件数5,016件
累計登録者数非公開
マージン非公開
(目安:10%~20%)
支払いまでの期間非公開

エンジニアファクトリーは、「フリーランスとしての案件獲得」と「正社員としての就職」の両方をカバーしているフリーランスエージェントです。

フリーランスに特化したサービスの特徴は以下の通りです。

  • 活動しているフリーランスたちの平均年商約810万円
  • 案件の継続率は約93%
  • 1人あたりの案件紹介数8.4社
  • 報酬の即日払い可能

特に注目すべきは、「報酬の即日払い可能」という点でしょう。

GMOインターネット社が提供する「FREENANCE(フリーナンス)」というサービスの審査に通過することが前提とはなってしまいますが、審査に通れば、仕事終了後に即報酬を受け取ることができます。

【エンジニアファクトリーの特徴まとめ】

  • フリーランスだけでなく、将来正社員になることを見越している人にも最適なサービス
  • 審査に通過すれば、報酬の即日払いを受けることも可能
  • 業務中の事故や納品物の欠陥などがあっても、最大5,000万円まで保証

テックビズフリーランス

テックビズフリーランス

引用元:テックビズフリーランス

運営会社株式会社テックビズ
総案件数6,808件
累計登録者数非公開
マージン非公開
支払いまでの期間20日

テックビズフリーランスは、フリーランスにとって面倒である確定申告作業を実質無料で代行してくれるフリーランスエージェントです。

サラリーマンと違い、フリーランスは毎年確定申告をしなければなりません。
税務作業は大変手間のかかる作業で、時に本業の妨げになることもありますが、テックビズフリーランスならばそのような心配をすることなく本業に打ち込むことができます。
また、インボイスのサポートも行ってくれます。

その他、報酬の即日払いに対応していたり、ITに詳しいコンサルタントが専任でついてくれたり、平日の夜間や土日でもコンサルタントに相談できたりと、フリーランスの活動をしっかり支えてくれる点もテックビズフリーランスの魅力と言えるでしょう。

【テックビズフリーランスの特徴まとめ】

  • 実質無料で税務サポートを受けられる
  • 活動を支えてくれる専任コンサルタントは、IT知識が豊富な上、独立経験がある人も多い
  • オプションとして「報酬の即日払い」にも対応している

フォスターフリーランス

フォスターフリーランス

引用元:フォスターフリーランス

運営会社株式会社フォスターネット
総案件数2,568件
累計登録者数2万人以上
マージン非公開
支払いまでの期間30日

フォスターフリーランスは、1996年にサービスを開始した老舗のフリーランスエージェントです。
老舗ということで、以下のような大手クライアントを取引先として抱えています。

  • 価格.com
  • DMM.com
  • 東京ガスiネット
  • BASE
  • 共同通信デジタル …など

なおフォスターフリーランスは、登録から最短3日で仕事を獲得できるため、早急に案件が欲しいというフリーランスにおすすめです。
公開案件だけでなく、非公開案件も多く用意されているので、公開案件を検索してマッチするものがなければスタッフに相談してみるとよいでしょう。

福利厚生面についてもサポートがあり、様々な施設やサービスを割引料金で利用できる「福利厚生倶楽部(リロクラブ)」へ入会するための費用を負担してくれます。

【フォスターフリーランスの特徴まとめ】

  • 1996年にサービスを開始した老舗のフリーランスエージェント
  • 最短3日で仕事を獲得できる
  • 「福利厚生倶楽部(リロクラブ)」への入会費を負担してもらえる

Geechs Job(ギークスジョブ)

Geechs Job(ギークスジョブ)

引用元:Geechs Job(ギークスジョブ)

運営会社ギークス株式会社
総案件数5,543件
累計登録者数2万人以上
マージン非公開
(目安:10%~20%)
支払いまでの期間25日

Geechs Job(ギークスジョブ)は、リモート可の案件にこだわっているフリーランスエージェントで、案件のうち80%以上がリモートに対応しています。
出社するのではなく、好きな場所で仕事をしたいという方は是非登録しておくべきでしょう。

また、未経験OKの案件が40件ほどあるというのも特徴です。
エンジニア系の案件で未経験OKというケースはかなり少ないので、「未経験だけど開発業務にチャレンジしてみたい」という場合にも最適なエージェントだと言えます。

他にも、福利厚生の充実や高単価といった面にも当然こだわっているので、フリーランスが活動しやすい環境が整っています。

【Geechs Job(ギークスジョブ)の特徴まとめ】

  • 案件の80%以上がリモートワーク可能
  • 未経験OKの案件もアリ
  • 福利厚生や高単価にもこだわっている

Workship(ワークシップ)

Workship(ワークシップ)

引用元:Workship(ワークシップ)

運営会社株式会社GIG
総案件数2,407件
累計登録者数5万1千人以上
マージン非公開
支払いまでの期間30日

Workship(ワークシップ)は、エンジニアだけでなく、デザイナーやマーケター、編集者、人事、広報など、多種多様な案件を扱っているフリーランスエージェントです。

最大の特徴は、「案件成約時にお祝い金として1万円もらえる」という点です。
成約のみで報酬が発生するのは、フリーランス側にとってメリットでしかありません。

また、「前払いオプション」というサービスも要注目です。
このサービスを利用することで、支払い期日を待つことなく、支払通知書の締め日から最短1~4営業日後に振り込みを受けられます。

その他にも、フリーランスを守るために「賠償責任保険」「会員制優待サービス」といった制度も用意されており、副業やフリーランスとして稼ごうとしている人たちを最大限サポートしてくれます。

【Workship(ワークシップ)の特徴まとめ】

  • エンジニアに限らず、様々な種類の案件が揃っている
  • 案件成約時に1万円のお祝い金がもらえる
  • 前払いオプションを使えば、最短1~4営業日で振り込みを受けられる

フューチャリズム

フューチャリズム

引用元:フューチャリズム

運営会社株式会社ココナラ
総案件数2,826件
累計登録者数8千人以上
マージン非公開
支払いまでの期間15日

フューチャリズムは、スキルマーケット「ココナラ」を運営する会社が提供しているフリーランスエージェントです。
以前まで別の会社が運営していましたが、2023年にココナラが株式を取得し、完全子会社化しています。

なおフューチャリズムの場合、副業案件は存在しません。
案件はフリーランスに特化したもののみとなっており、「高単価」&「長期継続」&「週5稼働」という案件が多いので、こうした案件を求めている方におすすめです。

支払いサイトが15日と短いのも、利用者にとっては嬉しいポイントでしょう。

【フューチャリズムの特徴まとめ】

  • ココナラの子会社が運営しているサービス
  • 副業案件はなく、フリーランスに特化した案件のみとなっている
  • 支払いサイトが15日と短い

フリエン

フリエン

引用元:フリエン

運営会社アン・コンサルティング株式会社
総案件数15,898件
累計登録者数非公開
マージン非公開
(目安:10%~15%)
支払いまでの期間60日

フリエンは、高単価案件が多いことで定評のあるフリーランスエージェントで、全案件の約45%が「60万円以上の高単価」となっています。
そのため、登録しているフリーランスの平均単価は約72万円と大変高く、過去には最高単価180万円というケースもあったようです。

また、エンジニア一人ひとりに専任のコンサルタントがつくことから、80%以上のフリーランスが収入アップを果たしています。

フリーランスとして収入にこだわりたいのならば、おすすめなフリーランスエージェントだと言えるでしょう。

総案件数も比較的多めとなっているので、自分にマッチする案件を探しやすいはずです。

【フリエンの特徴まとめ】

  • 高単価にこだわっているフリーランスエージェント
  • 全案件の約45%が60万円以上の高単価案件
  • 専任コンサルタントがフリーランス一人ひとりを丁寧にサポート

ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランス

引用元:ポテパンフリーランス

運営会社株式会社ポテパン
総案件数936件
累計登録者数5千人以上
マージン非公開
支払いまでの期間30日または45日

ポテパンフリーランスは、「エンジニアの初めての独立」に特化したフリーランスエージェントです。
もともとはプログラミングスクールを運営していた会社ですが、企業との繋がりを活かして、エージェントサービスも展開しています。

ポテパンフリーランスの特徴としては、

  • プログラミングの学習を終えてこれからフリーランスとして活動する
  • 今までサラリーマンエンジニアをしていたが、これからフリーランスとして独立したいと考えてる

こういった人たちの独立を力強く支えてくれる、という点です。
初めての独立に対して不安を抱えている人にとっては、頼りになる存在でしょう。

【ポテパンフリーランスの特徴まとめ】

  • 初めてフリーランスとして独立する人を強力にバックアップ
  • サイト内で役立つコラムを充実させている
  • 「案件数が少ない」という点がややネック

エミリーエンジニア

エミリーエンジニア

引用元:エミリーエンジニア

運営会社株式会社ビスタクルーズ
総案件数812件
累計登録者数非公開
マージン非公開
(目安:10%~15%)
支払いまでの期間30日

エミリーエンジニアは、高単価や福利厚生、独立支援など、多くのサービスをバランスよく提供しているフリーランスエージェントです。

特徴的なのが「サイト内での積極的な情報発信」で、以下のようなコンテンツを豊富に用意しています。

  • はじめてフリーランスとして活動する人向けの基礎知識
  • フリーランスエージェントの賢い活用方法
  • フリーランスエンジニアが知っておくべき最新情報

フリーランスとして活動していくための心得や知識、収入アップのコツなどについて知りたい方は、是非エミリーエンジニアのコンテンツを一読してみるとよいでしょう。

また、リモート案件の割合が多いという点も特徴の一つです。
案件数こそ少ないものの、エミリーエンジニアに登録しているフリーランスの90%以上がリモートワークとなっていることから、リモート志向が強い人にも向いているエージェントです。

【エミリーエンジニアの特徴まとめ】

  • 「すべてのフリーランスエンジニアに働きやすい環境を」がモットー
  • 公式サイトにて、フリーランスとして把握しておくべき情報を数多く掲載している
  • 案件数は少ないが、リモートワーク対応の割合が高い

ココナラテック

ココナラテック

引用元:ココナラテック

運営会社株式会社ココナラ
総案件数505件
累計登録者数非公開
マージン非公開
支払いまでの期間15日

ココナラテックは、2023年にリリースされたばかりの新しいフリーランスエージェントです。
したがって、まだ案件数が少ないですが、あのココナラが運営していることから、今後の成長については大いに期待できるでしょう。
先物買いで今のうちから登録しておくのもおすすめです。

ココナラテック最大の特徴は、「マージンが低くなりやすい」という点です。
100%直請けの案件となっているため、余計な手数料が発生しない分、マージンを可能な限り抑えることができるのです。

正確なマージンについては非公開となっていますが、すべて直請けという点を考慮すると、他のフリーランスエージェントよりも安い傾向にあることは間違いないでしょう。

【ココナラテックの特徴まとめ】

  • ココナラが運営するフリーランスエージェント
  • 案件はすべて直請けなので、マージンが低くなりやすい
  • 支払いサイトが15日と短い

そもそもフリーランスエージェントとは何か?

ここまでおすすめのフリーランスエージェントを紹介してきましたが、「そもそもフリーランスエージェントとはどんなものなのか?」ということについてあまり知らないという方もいらっしゃるでしょう。

フリーランスエージェントとは、「フリーランスを求める企業」と「フリーランスとして仕事が欲しい個人」とを結びつけるためのマッチングサービスです。

「マッチングサイト」ではなく、「マッチングサービス」ですので、フリーランスが自分で案件を探すのではなく、エージェントの方で適切な案件を探して紹介してくれる、という点が大きなポイントとなります。

企業とフリーランスの間にエージェントが入るので、フリーランス自ら営業をすることなく案件の紹介を受けられるのが最も大きなメリットと言えるでしょう。

また、何かトラブルが発生した際にも、エージェントが解決に向けて協力してくれるので、一人でリスクを抱え込まなくて済みます。

ただし、フリーランスを手厚くサポートしてくれるかわりに、マージン(手数料)がかかります。
概ね、報酬単価の10%~20%ほどがマージンの相場となっています。

「案件獲得のための営業やトラブル解決を助けてくれるなら、10%~20%の手数料など安い」と考えるか、「そんなに取られるなら自分で案件を探すし、トラブルがあっても自己解決する」と考えるかは、個人の価値観次第でしょう。

フリーランスエージェントを利用するメリット

フリーランスエージェントを利用する主なメリットは以下の通りです。

  • 自分で営業する必要がない
  • 案件受注が安定しやすい
  • トラブルがあった場合に対応してもらえる
  • 福利厚生を受けることができる

自分で営業する必要がない

フリーランスエージェントを利用する最大のメリットは、自ら営業することなく案件を獲得できる、という点です。

フリーランスとして活動する際に最もネックとなるのが「営業活動」です。

営業は、成約しなければ1円にもなりません。
ただ時間と労力だけを費やし、消耗していくケースも珍しくないのです。

しかしフリーランスエージェントに登録すれば、そのような状況から解放されます。
エージェントの方で自分にマッチした案件を探してくれるので、営業活動をすることなく案件を獲得できるのです。

特に、技術職であるエンジニアの場合、自分のスキルを上手く売り込みつつ営業する、ということに不慣れな人も多いでしょう。
そのあたりを丸投げできるというのは、大きなメリットではないでしょうか。

案件受注が安定しやすい

自分で案件を獲得しながら活動するフリーランスの場合、どうしても仕事の量に波ができてしまいます。
順調に案件が回っている時もあれば、案件終了が重なったことによって一時的に経済的なピンチに陥ってしまう時もある、というような形です。

このように、自分で案件獲得のための活動も行っていると、マージンを取られないというメリットがあるものの、案件の受注が安定しづらいというデメリットが生まれてしまいます。

しかしフリーランスエージェントを利用していれば、長期案件を中心に紹介してもらったり、案件が終わりそうになったら次の案件紹介を依頼したり、といったことが可能になるため、経済的に安定しやすいというメリットがあります。

トラブルがあった場合に対応してもらえる

フリーランスとして活動している時に怖いのが、「予期せぬトラブルに巻き込まれる」という事態です。
自分がいくら気を付けていても、クライアントに問題があるというケースも存在するので、トラブルを完全に避けることはできません。

  • 最初に提示された報酬額が支払われない
  • 理不尽な仕様変更を繰り返される
  • 揚げ足を取るように小さな落ち度を指摘してくる
  • 何かにつけて裁判をちらつかせてくる

このようなことをするクライアントに当たってしまうリスクは、常にあるのです。

もし上記のようなトラブルに発展してしまった場合、相手は企業ですので、個人としてやれることには限度があります。

そこで頼りになるのがフリーランスエージェントです。

フリーランスエージェントは、ほとんどの場合、トラブル対応もサービスに含まれているので、万が一何かあってもエージェントに任せることが可能となります。

その結果、余計な心配をせず仕事に打ち込めるようになれるので、この点も大きなメリットと言えるでしょう。

福利厚生を受けることができる

福利厚生と聞くと、フリーランスには縁のない言葉に思えるかもしれません。
ところがフリーランスエージェントを利用すれば、正社員ほどではなくとも、一定の福利厚生を受けられることが多いです。

フリーランスエージェントで受けられる福利厚生の例としては以下の通りです。

  • 小規模企業共済
  • 弁護士保険
  • 無料の確定申告サポート
  • 資格取得のための費用補助
  • 特定の施設使用の割引 …など

特に、税務サポートについてはフリーランスにとってありがたいのではないでしょうか。

確定申告は、報酬を得るどころか、お金を納めるために行う作業である上、作業内容も非常に煩雑です。
しかし、無料での書類作成代行やサポートといったサービスを受けられれば、早めに納税が終わり、本業に費やす時間を増やすことができるはずです。

フリーランスエージェントを利用するデメリット

フリーランスエージェントを利用する場合は、メリットだけでなくデメリットも存在します。
利用する際は、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

フリーランスエージェントを利用する主なデメリットは以下の通りです。

  • マージン(手数料)がかかってしまう
  • 自由さが制限される可能性がある
  • 未経験OKの案件が少ない

マージン(手数料)がかかってしまう

フリーランスエージェントを利用する最大のデメリットは、マージン(手数料)がかかってしまうという点です。

自力で獲得した案件ならば、提示されている報酬がそのまま収入となりますが、エージェントを利用すると「案件獲得のための営業代行」「諸々の交渉」「トラブルが発生した時の対応」などのコストがかかるため、10%~20%程度のマージンがかかることがほとんどとなります。

自分で問題なく案件を獲得できたり、何かトラブルがあっても穏便に解決できたりする人にとっては、支払うマージンがもったいないと感じられることもあるかもしれません。

自由さが制限される可能性がある

自分で営業活動をするのならば、好きな案件に応募できますし、オファーがあっても気に入らなければ自由に断ることができます。

しかしフリーランスエージェントを利用している場合、ある程度エージェント側の意向を汲み取らなければならない場合も出てくるかもしれません。

「あなたのスキルですと、この案件が最適です。是非お願いします」
「なかなかマッチする案件がないので、こちらの案件でご納得いただけないでしょうか」

このようなお願いをされてしまうと、断りづらくなってしまうでしょう。

もちろん、上記のようなケースが頻繁にあるわけではなく、基本的には希望に近い案件だけが紹介されますが、案件を選ぶ自由が制限されてしまう可能性が否定できない、という点はデメリットの一つとなります。

未経験OKの案件が少ない

実務未経験の状態で、フリーランスとして活動しようと考える方もいらっしゃるかと思われますが、フリーランスエージェントに掲載されている案件のほとんどが未経験では厳しいものとなっています。

例えば、総案件数が8万件近く掲載されている「レバテックフリーランス」でも、「実務経験が浅い方OK」という条件にチェックを入れて検索すると、994件にまで減ってしまいます。(※2024年4月現在)

しかも、「実務経験が浅い方OK」という条件ですから、「未経験OK」とはまた違ってきます。
完全な実務未経験に限ると、案件数は激減してしまうでしょう。

未経験の状態からフリーランスとして活動する場合は、いきなりフリーランスエージェントを利用するのではなく、まずはクラウドソーシングサイトなどで実績を積むのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトならば、報酬が安い分、未経験でも獲得できる案件が存在します。

割に合わない案件も多いですが、実績作りの段階だと割り切り、クラウドソーシングサイトでポートフォリオ作りを進めるのも一つの方法です。

失敗しないフリーランスエージェントの選び方

フリーランスエージェントは、適当に選べばいいわけではありません。
後悔しないためにも、以下のような点に注意しながら登録するようにしてください。

  • できるだけ多くのフリーランスエージェントに登録する
  • 自分の求めるサービスがあるか確認する
  • 評判や口コミをチェックする

できるだけ多くのフリーランスエージェントに登録する

フリーランスエージェントを利用する場合は、できるだけ多く登録することをおすすめします。
なぜならば、各エージェントごとに特色がバラバラであり、掲載されている案件にも偏りがあるからです。

したがって、自分に合う案件がどのフリーランスエージェントに眠っているかわかりません。
自分に適した案件に出会いやすくするために、面倒であっても、複数のエージェントに登録しておくべきです。

ただし、いくら「できるだけ多く登録しておくべき」とはいっても、10も20も登録してしまうと、管理が大変になってしまうので、とりあえず5~6個くらいに絞るのがよいでしょう。

自分の求めるサービスがあるか確認する

案件の種類だけでなく、サービス内容についてもフリーランスエージェントごとにバラつきがあります。

  • 高単価案件を多く揃えようとしている
  • リモートワーク可能な案件を多く揃えようとしている
  • 福利厚生面を充実させている

このように、各フリーランスエージェントが何にこだわっているのかは違いがありますので、自分が重視するポイントを意識して選ぶようにしましょう。

本記事で紹介されているおすすめエージェント以外で、見込み年収を知ることができる「toiroフリーランス」というエージェントもあります。年収目安を知りたい方は利用してみるのもおすすめです。

評判や口コミをチェックする

各フリーランスエージェントが、利用者からどのように評価されているかを知るために、SNSやGoogle口コミ、口コミ投稿サイトなどをチェックして評判や口コミ内容を確認することも大事です。

今や、ネットで少し調べればすぐに評判や口コミといった情報を得られる時代です。
実際に利用している人たちがどう感じているのか、というのは大変貴重な情報ですので、是非事前に調べた上で、登録すべきエージェントを絞り込んでいくべきでしょう。

場合によっては、公式サイトで謳っている内容とはかけ離れたサービスを提供しているところもあるので注意が必要です。

まとめ

以上、おすすめのフリーランスエージェント18選を紹介するとともに、フリーランスエージェントを利用するメリットやデメリット、選び方などについて詳しく解説してきました。

マージンがかかるとはいえ、自ら営業することなく案件を獲得できたり、万が一のトラブルがあっても安心だったり、といったサービスを提供してくれるフリーランスエージェントの存在は、フリーランスにとって利用価値の高い存在でしょう。

「案件獲得から交渉まで、自分一人だけですべてをコントロールしたい」といった特別なこだわりがない限り、フリーランスエージェントは非常に使い勝手のよい存在ですので、少しでも興味を持った場合には是非一度試してみることをおすすめします。

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