「車のバッテリーが上がってしまった…でもお金がない」
「JAFは高そうだし、どうすればいいの?」
このような状況で途方に暮れている方は、決して少なくないのではないでしょうか。突然のバッテリー上がりは本当に焦りますよね。しかも手元にお金がないとなると、さらに不安になってしまうのは当然のことです。
結論からお伝えすると、実は0円でバッテリー上がりを解決できる方法が複数あります。任意保険やクレジットカードに付帯しているロードサービスを使えば、追加費用なしで対応してもらえるケースがほとんどなのです。
本記事では、以下の情報を詳しく解説していきます。
- 0円でバッテリー上がりを解決する3つの方法
- 数千円で使える格安の対処法3選
- 今お金がなくても後払いで使えるサービス
- 絶対にやってはいけないNG行動と注意点
お金がなくても、この記事を読めば必ず解決策が見つかります。
落ち着いて、一つずつ確認していきましょう。
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【結論】バッテリー上がりを0円~格安で解決する方法比較表
まず最初に、バッテリー上がりを解決するための方法と費用を一覧表でご紹介いたします。
お金がない状況でも使える方法は意外と多いので、ご自身に当てはまるものがないか確認してみてください。
| 方法 | 費用 | 対応時間 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 任意保険のロードサービス | 0円 | 30分~1時間 | ★★★★★ |
| クレジットカード付帯サービス | 0円 | 30分~1時間 | ★★★★★ |
| 友人・知人によるジャンピング | 0円 | 即時 | ★★★★☆ |
| ガソリンスタンド(持込充電) | 約2,000円 | 数時間 | ★★★☆☆ |
| 格安バッテリー業者 | 8,000円~ | 最短30分 | ★★★☆☆ |
| JAF会員 | 0円 | 30分~1時間 | ★★★★★ |
| JAF非会員 | 13,130円~ | 30分~1時間 | ★☆☆☆☆ |
JAF公式サイトによると、JAF非会員の場合、一般道での昼間のバッテリー上がり対応は基本料8,380円+作業料4,750円で最低13,130円かかります。
夜間や高速道路ではさらに割増になりますので、JAF非会員のまま依頼するのは避けたいところです。
選び方のポイント3つ
バッテリー上がりの解決方法を選ぶ際は、以下の3つのポイントを確認してみてください。
1. まずは任意保険の契約内容を確認する
多くの任意保険にはロードサービスが自動付帯されています。保険証券やスマホアプリで確認するか、保険会社に電話すれば教えてもらえますので、最初にこちらを確認しましょう。
2. クレジットカードの付帯サービスをチェック
ゴールドカードやプラチナカードには、ロードサービスが付帯していることが多いです。普段使っているカードの特典を確認してみてください。
3. 緊急度と手持ちの状況で判断する
今すぐ動かしたいのか、数時間待てるのかによって、最適な方法は変わってきます。お金の余裕がない場合は、まず0円の方法から順番に試していくことをおすすめいたします。
【完全無料】0円でバッテリー上がりを解決する3つの方法
お金がない状態でバッテリー上がりに遭遇した場合、まず試していただきたいのが「完全無料」で解決できる方法です。
意外と知られていませんが、すでに加入しているサービスを活用すれば、追加費用なしで対応してもらえることが多いのです。
ここでは、0円で解決できる3つの方法を詳しくご紹介していきます。
方法1:任意保険のロードサービスを使う(会員なら0円)
ソニー損保の公式サイトをはじめ、多くの自動車保険会社では、任意保険に加入するだけでロードサービスが自動的に付帯されています。
つまり、あなたがすでに任意保険に加入しているなら、バッテリー上がりの対応を無料で受けられる可能性が非常に高いのです。
任意保険のロードサービスでは、バッテリー上がりの際にジャンピングスタート(エンジンを始動させる応急処置)を無料で行ってくれます。保険会社によって細かな条件は異なりますが、ソニー損保の場合は保険期間中3回まで無料、東京海上ダイレクトでは利用回数に制限がないなど、充実したサービスを提供している会社がほとんどです。
大切なポイントとして、ロードサービスを利用しても翌年の等級や保険料には影響しません。事故で保険金が支払われた場合に等級が下がるのであって、ロードサービスの利用だけでは保険料が上がることはないのです。ですから、遠慮せずに保険会社に連絡してみてください。
利用方法は簡単で、保険証券に記載されているロードサービスセンターに電話するだけです。24時間365日対応している保険会社がほとんどですので、深夜や休日でも安心して連絡できます。
ただし、自分で業者を手配してしまうと対象外になってしまいますので、必ず先に保険会社に連絡することを忘れないでくださいね。
方法2:クレジットカード付帯のロードサービスを使う(0円)
チューリッヒの解説ページでも紹介されているように、クレジットカードの中にはロードサービスが付帯しているものがあります。特にゴールドカードやプラチナカードには、JAFと同等のロードサービスが含まれていることが多いのです。
たとえば、JCBゴールドカードやアメリカン・エキスプレス・カードなどには、バッテリー上がりの際のジャンピングサービスが付帯しています。年会費を支払っているカードをお持ちなら、このサービスを利用しない手はありません。
確認方法としては、カード会社のウェブサイトやアプリで「ロードサービス」「カーアシスト」などの項目を探してみてください。また、カード裏面に記載されているカスタマーサービスに電話すれば、付帯サービスの有無を教えてもらえます。
クレジットカードのロードサービスは、任意保険のサービスと併用することも可能です。たとえば、任意保険のロードサービスを年間1回使ってしまった後でも、クレジットカードのサービスが使えれば追加費用なしで対応してもらえます。複数の選択肢を持っておくことで、いざという時に安心です。
方法3:友人・知人の車からジャンピングスタート(0円)
JAF公式サイトでは、ブースターケーブルを使ったジャンピングスタートの正しい手順が詳しく解説されています。近くに友人や知人がいる場合は、その方の車から電気を分けてもらうことでバッテリー上がりを解決できます。
ジャンピングスタートに必要なものは、ブースターケーブル(赤と黒の2本のケーブル)と救援車(バッテリーが正常な車)だけです。ブースターケーブルはカー用品店やホームセンターで2,000円~3,000円程度で購入できますので、車に1セット積んでおくと安心です。
手順を簡単にご説明すると、まず故障車のバッテリーのプラス端子に赤いケーブルを接続し、次に救援車のプラス端子に赤いケーブルの反対側を接続します。続いて救援車のマイナス端子に黒いケーブルを接続し、最後に故障車のエンジンブロックなどの金属部分に黒いケーブルを接続します。
この順番を間違えると火花が散る危険がありますので、必ず正しい手順で行ってください。
ただし、ハイブリッド車や電気自動車の場合は注意が必要です。これらの車種は救援車として使用できない場合がありますので、事前に取扱説明書を確認することをおすすめいたします。
また、作業に不安がある場合は、無理せずプロに依頼することも大切です。
【数千円で解決】お金がなくても使える格安の対処法3選
0円の方法が使えない場合でも、まだ諦める必要はありません。
数千円程度で解決できる格安の方法がいくつかありますので、こちらもご紹介していきます。
JAF非会員で依頼すると13,130円以上かかることを考えると、これらの方法は十分にお得だと言えるでしょう。
方法1:ガソリンスタンドでジャンピング依頼(1,000~3,000円)
ガソリンスタンドにバッテリーを持ち込んで充電してもらう場合、2,000円程度で対応してもらえることが多いようです。これはJAF非会員料金と比べると、かなりお得な金額です。
ただし、ここで注意していただきたいのは、ガソリンスタンドの多くは「出張サービス」を行っていないということです。つまり、バッテリー上がりを起こした場所までスタッフが来てくれるわけではなく、基本的には車やバッテリーをスタンドまで持ち込む必要があります。
もしガソリンスタンドが近くにあり、友人の車で牽引してもらえる場合や、バッテリーを取り外して持ち込める場合には、この方法が最も安く済む可能性があります。
事前に最寄りのガソリンスタンドに電話して、バッテリー充電に対応しているか確認しておくと良いでしょう。
なお、一部のガソリンスタンドでは会員向けのロードサービスを提供しており、出張でのジャンピングスタートに対応している場合もあります。
エネオスやコスモ石油などの大手チェーンでは、独自のロードサービス会員制度を設けていることがありますので、普段給油しているスタンドのサービスをチェックしてみてください。
方法2:ジャンプスターターを購入して自分で対処(3,000円~)
ジャンプスターターという機器を使えば、救援車がなくても自分でバッテリー上がりを解決することができます。最近では3,000円~5,000円程度で購入できる製品も多く、一度買っておけば何度でも使えるため、長い目で見ると非常に経済的です。
ジャンプスターターは、モバイルバッテリーのような形をした小型の機器で、車のバッテリーに接続するだけでエンジンを始動させることができます。使い方も簡単で、赤いクリップをバッテリーのプラス端子に、黒いクリップをマイナス端子に接続し、エンジンをかけるだけです。
特に北国にお住まいの方や、古い車に乗っている方は、バッテリー上がりのリスクが高いので、ジャンプスターターを車に常備しておくことを強くおすすめいたします。また、USB端子が付いている製品も多いので、スマートフォンの充電器としても使えて一石二鳥です。
購入の際は、ご自身の車のエンジン排気量に対応した製品を選ぶようにしてください。軽自動車用のジャンプスターターでは、大型車のエンジンを始動できない場合があります。商品の説明をよく読んで、対応車種を確認してから購入しましょう。
方法3:格安のバッテリー上がり専門業者に依頼(5,000円~)
プロのバッテリー業者に依頼する場合、バッテリー上がりの作業相場は8,000円~15,000円程度とされています。JAF非会員の料金と比較すると、同程度か少し安い価格帯と言えるでしょう。
ただし、業者によっては「出張費込み8,800円~」など、JAF非会員よりも安い価格でサービスを提供しているところもあります。たとえば「カーバッテリー110番」や「生活110番」などのサービスでは、24時間365日対応で、最短30分で現場に駆けつけてくれます。
格安業者を選ぶ際に気をつけていただきたいのは、「〇〇円~」という表記に惑わされないことです。ホームページに掲載されている価格は最低料金であり、現場の状況によっては追加料金が発生することがあります。電話で依頼する際には、必ず合計でいくらかかるのかを事前に確認するようにしてください。
また、悪質な業者の中には、現場に到着してから高額な料金を請求してくるケースもあります。
国民生活センターでもこうしたトラブル事例が報告されていますので、口コミや評判を確認してから依頼することをおすすめいたします。
【後払い・分割OK】今お金がなくても使えるサービス
手元に現金がなくても、後払いや分割払いに対応しているサービスを利用すれば、今すぐバッテリー上がりを解決することができます。
「お金がないから助けを呼べない」と諦める前に、これらの選択肢を検討してみてください。
後払い対応のバッテリー上がり業者一覧
一部のバッテリー上がり対応業者では、後払いに対応しているところがあります。たとえば「日本救急サービス株式会社」では、急なトラブルで今すぐお金がなくても後払いが可能とされており、平均30分~1時間でバッテリートラブルを復旧しています。
後払いサービスを利用する場合、一般的には氏名・住所・連絡先などの情報を伝えることで、後日請求書が届く仕組みになっています。支払い期限は業者によって異なりますが、2週間~1ヶ月程度の猶予があることが多いです。
ただし、後払いには審査がある場合もあります。過去に支払いトラブルがあった場合や、本人確認ができない場合には、後払いを断られることもありますので、あらかじめご了承ください。審査に不安がある場合は、電話で事前に確認しておくと安心です。
後払い対応の業者を探す際は、「バッテリー上がり 後払い」などのキーワードで検索してみてください。地域によって対応業者が異なりますので、お住まいの地域で後払い可能な業者を見つけることが大切です。
クレジットカード払いできる業者の選び方
カーバッテリー110番をはじめ、多くのバッテリー上がり対応業者では、クレジットカード払いに対応しています。手元に現金がなくても、クレジットカードがあれば支払いができますし、カードの支払い日まで猶予があるので、給料日前でも安心して依頼できます。
クレジットカード払いのメリットは、分割払いやリボ払いを選択できることです。一括で支払うのが難しい場合は、2回払いや3回払いを選択することで、月々の負担を軽減できます。ただし、分割払いには手数料がかかる場合がありますので、カード会社の規約を確認してから利用してください。
業者に依頼する際は、「クレジットカード払いは可能ですか?」と事前に確認することをおすすめいたします。対応しているカードブランド(VISA、Mastercard、JCBなど)も業者によって異なりますので、ご自身のカードが使えるかどうかも確認しておきましょう。
なお、JAFのロードサービスでも、非会員の場合は現金またはクレジットカード払いに対応しています。
ただし、JAF非会員の料金は高額ですので、他の選択肢がない場合の最終手段として考えておくのが良いでしょう。
JAF会員になって後から払う方法(コンビニ払い可能)
JAFには現場で入会することも可能ですが、その場合は入会費用(入会金2,000円+年会費4,000円=6,000円)に加えて、今回のロードサービス料金(非会員価格)も支払う必要があります。つまり、現場入会しても今回の料金は安くならないのです。
しかし、コンビニエンスストアからJAFに入会手続きを行い、入会金と年会費を支払えば、支払い完了後すぐにJAFのサービスを会員価格で利用できるようになります。
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどの主要コンビニで入会手続きが可能です。
この方法のメリットは、今後のロードサービスが何度でも無料になることです。年会費4,000円で、バッテリー上がりだけでなく、パンク修理、キー閉じ込み、燃料切れなど、さまざまなトラブルに無料で対応してもらえます。長期的に見れば、非常にコストパフォーマンスの良い選択と言えるでしょう。
ただし、入会手続きには数十分かかりますので、緊急性が高い場合には向いていません。時間に余裕がある場合や、今後のことも考えて入会を検討したい場合に、この方法を選択してみてください。
バッテリー上がりを自分で直す具体的な手順
ここでは、バッテリー上がりを自分で直すための具体的な手順をご紹介いたします。
正しい手順で作業を行えば、お金をかけずにバッテリー上がりを解決することができます。
ただし、感電や火災の危険がありますので、不安な場合は無理せずプロに依頼してください。
ブースターケーブルを使ったジャンピングスタートの手順
JAF公式の手順説明によると、ブースターケーブルを使ったジャンピングスタートは、以下の手順で行います。
作業中は金属部分に触れないよう注意し、正しい順番でケーブルを接続することが大切です。
手順1:準備
まず、故障車と救援車を向かい合わせか横並びに配置し、バッテリー同士が近い位置になるようにします。両方の車のエンジンを切り、電装品(エアコン、ライト、オーディオなど)もすべてオフにしてください。
手順2:赤いケーブルを接続
赤いケーブル(プラス側)を、まず故障車のバッテリーのプラス端子(+マークがあります)に接続します。次に、赤いケーブルの反対側を救援車のバッテリーのプラス端子に接続します。
手順3:黒いケーブルを接続
黒いケーブル(マイナス側)を、まず救援車のバッテリーのマイナス端子(-マークがあります)に接続します。次に、黒いケーブルの反対側を故障車のエンジンブロックなど、バッテリーから離れた金属部分に接続します。故障車のマイナス端子に直接接続すると、火花が散って危険な場合があります。
手順4:エンジンを始動
救援車のエンジンをかけ、少し回転数を上げた状態で1~2分待ちます。その後、故障車のエンジンをかけてみてください。エンジンがかかったら成功です。
手順5:ケーブルを外す
ケーブルは接続したときと逆の順番で外します。故障車の黒いケーブル→救援車の黒いケーブル→救援車の赤いケーブル→故障車の赤いケーブルの順番です。
ジャンプスターターを使った復旧手順
ジャンプスターターは正しく使用すれば非常に便利な機器ですが、誤った使い方をすると危険です。
必ず製品の取扱説明書をよく読んでから使用してください。
手順1:ジャンプスターターの充電確認
ジャンプスターター本体のバッテリー残量を確認します。残量が少ないとエンジンを始動できませんので、普段から定期的に充電しておくことが大切です。
手順2:ケーブルを接続
ジャンプスターターに付属のケーブルを本体に接続し、赤いクリップを車のバッテリーのプラス端子に、黒いクリップをマイナス端子に接続します。製品によっては、接続の順番が指定されている場合がありますので、説明書を確認してください。
手順3:エンジンを始動
ケーブルを接続したら、車のエンジンをかけてみます。一度でかからない場合は、数分待ってから再度試してみてください。何度試してもかからない場合は、バッテリーの劣化が進んでいる可能性がありますので、交換を検討しましょう。
復旧後にやるべきこと(走行充電・点検)
ジャンピングスタートでエンジンがかかっただけでは、バッテリーの充電は十分ではありません。
復旧後は必ず以下のことを行ってください。
走行充電を行う
エンジンがかかったら、すぐにエンジンを切らないでください。最低でも30分~1時間程度は走行して、バッテリーを充電させましょう。アイドリングでも充電はできますが、走行したほうが効率よく充電できます。
バッテリーの状態を点検する
バッテリー上がりを起こした後は、できるだけ早くガソリンスタンドやカー用品店でバッテリーの状態を点検してもらいましょう。バッテリーの寿命は一般的に2~5年と言われており、古いバッテリーの場合は交換が必要な可能性があります。
原因を特定する
バッテリー上がりの原因が、ライトの消し忘れなど一時的なものであれば問題ありませんが、原因不明の場合はオルタネーター(発電機)の故障など、車自体のトラブルが考えられます。ディーラーや整備工場で点検してもらうことをおすすめいたします。
やってはいけない!お金がない時のNG行動3つ
お金がない状況でバッテリーが上がると、焦ってしまいがちです。
しかし、焦って間違った行動を取ると、かえって状況が悪化したり、高額な出費につながったりすることがあります。
ここでは、絶対にやってはいけないNG行動を3つご紹介いたします。
NG1:焦ってJAFに非会員のまま依頼(21,700円)
JAFの料金表によると、JAF非会員がバッテリー上がりでロードサービスを依頼した場合、一般道の昼間で13,130円~21,700円、夜間や高速道路ではさらに高額になります。
お金がない状況で、いきなりJAFに非会員として依頼するのは避けたいところです。
JAFに電話する前に、まずは任意保険やクレジットカードの付帯サービスを確認してください。これらのサービスが使えれば、0円で対応してもらえます。
また、近くに友人や知人がいれば、ジャンピングスタートを手伝ってもらうことで、まったくお金をかけずに解決できる可能性があります。
どうしてもJAFを利用する場合は、その場で入会手続きをすることで、今回は非会員料金がかかりますが、今後のロードサービスは無料で利用できるようになります。
年会費4,000円で何度でも使えますので、長期的に見れば非常にお得です。
NG2:何度もエンジンをかけようとする(バッテリー完全消耗)
バッテリーが上がった状態で何度もエンジンをかけようとすると、残りわずかなバッテリーの電力まで消耗してしまいます。
これにより、ジャンピングスタートでも復旧できなくなる可能性があります。
エンジンがかからないと分かったら、すぐにキーを抜いて(またはエンジンボタンをオフにして)、これ以上バッテリーを消耗させないようにしましょう。また、ライトやエアコンなどの電装品がオンになっていないかも確認してください。
バッテリーが完全に空になってしまうと、ジャンピングスタートでも復旧できず、バッテリー交換が必要になることがあります。
バッテリー交換には10,000円~30,000円程度かかりますので、早めに対処することで出費を抑えることができます。
NG3:悪質な高額業者に依頼してしまう(トラブル事例)
国民生活センターには、バッテリー上がりの修理で高額な料金を請求されたというトラブル相談が多数寄せられています。特に、インターネット広告で「○○円~」と安い価格を表示しておきながら、現場に到着してから高額な追加料金を請求する悪質な業者が存在します。
こうしたトラブルを避けるためには、以下の点に注意してください。
事前に総額を確認する
電話で依頼する際に、「出張費、作業費、その他すべて込みでいくらですか?」と必ず確認しましょう。「現場を見ないと分からない」と言われた場合は、最大でいくらかかるかを聞いておくと安心です。
口コミや評判を確認する
依頼する前に、その業者の口コミや評判をインターネットで検索してみてください。「高額請求された」「作業が雑だった」などの悪い口コミが多い業者は避けたほうが無難です。
キャンセル可能か確認する
現場に到着してから料金が思ったより高かった場合に、キャンセルできるかどうかも事前に確認しておきましょう。「キャンセルする場合は出張費のみ」など、キャンセルポリシーが明確な業者を選ぶと安心です。
友人・知人に助けてもらった時のマナーとお礼
バッテリー上がりを友人や知人に助けてもらうことは、最もお金のかからない解決方法の一つです。
しかし、助けてもらった後のマナーやお礼の仕方で悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、感謝の気持ちを適切に伝えるための方法をご紹介いたします。
最低限押さえるべきマナー3つ
友人や知人に助けを求める際、そして助けてもらった後には、以下の3つのマナーを押さえておきましょう。
1. 状況を正確に伝える
助けを求める際は、「バッテリーが上がってしまった」「○○(場所)にいる」「ブースターケーブルがある/ない」など、状況を正確に伝えましょう。相手が何を持ってくればいいのか、どのくらい時間がかかりそうかを判断できるよう、必要な情報をしっかり伝えることが大切です。
2. 待っている間は連絡を取り合う
相手が向かっている間は、定期的に連絡を取り合いましょう。「今どのあたりですか?」「こちらは大丈夫です」など、こまめに連絡を取ることで、お互いに安心できます。また、場所が分かりにくい場合は、目印になるものを伝えたり、位置情報を共有したりすると良いでしょう。
3. 作業中は指示に従う
ジャンピングスタートの作業中は、相手の指示に従いましょう。勝手にケーブルを触ったり、エンジンをかけたりすると、思わぬ事故につながる可能性があります。相手が作業に集中できるよう、邪魔にならない場所で待機することも大切です。
お礼の相場と適切な渡し方
助けてもらったお礼として、何を渡せばいいのか悩む方も多いと思います。
お礼の相場や渡し方について、一般的な目安をご紹介いたします。
現金の場合
バッテリー上がりの救援でわざわざ来てもらった場合、現金でお礼をするなら1,000円~3,000円程度が一般的な相場と言われています。ただし、親しい友人や家族の場合は「そんなのいいよ」と断られることも多いでしょう。その場合は無理に渡さず、後日改めてお礼をする形でも問題ありません。
ガソリン代として
「ガソリン代だけでも」という形でお礼を渡すのも、相手が受け取りやすい方法です。来てもらった距離に応じて、1,000円~2,000円程度を目安にすると良いでしょう。
後日のお礼
その場でお礼を渡せなかった場合や、断られた場合は、後日改めてお礼をしましょう。食事をご馳走したり、お菓子やギフトを贈ったりするのも良い方法です。
お礼の品・言葉の例(お金がない場合も含む)
どうしてもお金がない場合でも、感謝の気持ちを伝えることは大切です。
以下のような方法で、誠意を込めてお礼を伝えましょう。
言葉でしっかりお礼を伝える
「本当に助かりました」「ありがとうございました」としっかり言葉で伝えることが、何よりも大切です。また、「今度何かあったら必ず助けるから」「今度ご飯おごらせて」など、今後の関係性を示す言葉を添えると、より気持ちが伝わります。
手作りのお菓子や料理
お金がない場合は、手作りのお菓子や料理をプレゼントするのも一つの方法です。手間をかけて作ったものは、金額以上の価値があると感じてもらえることが多いです。
後日、必ずお礼をする約束をする
「今は本当にお金がなくて、後日必ずお礼させてください」と正直に伝えることも大切です。給料日が来たら食事をおごる、誕生日にプレゼントを贈るなど、具体的な約束をしておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。
【再発防止】お金をかけずにバッテリー上がりを防ぐ方法
一度バッテリー上がりを経験すると、「また起こったらどうしよう」と不安になります。
しかし、日頃から少し気をつけるだけで、バッテリー上がりのリスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、お金をかけずにできる再発防止策をご紹介いたします。
週1回15分以上の走行でバッテリーを充電
車のバッテリーは走行中にオルタネーター(発電機)によって充電されます。逆に言えば、車に乗らない期間が長いと、バッテリーの電力が徐々に減っていき、最終的にはバッテリー上がりを起こしてしまいます。
バッテリー上がりを防ぐためには、最低でも週に1回、15分以上の走行をすることをおすすめいたします。アイドリングでも多少は充電されますが、走行したほうが効率よく充電できますので、できれば近所を一周するなど、実際に車を動かすようにしましょう。
特に冬場は、バッテリーの性能が低下しやすい季節です。寒冷地にお住まいの方は、普段よりも意識して車を動かすようにしてください。
また、長期間車を使わない予定がある場合は、バッテリーのマイナス端子を外しておくことで、放電を防ぐことができます。
ライト・室内灯の消し忘れチェック習慣
バッテリー上がりの原因として最も多いのが、ライトや室内灯の消し忘れです。
消し忘れを防ぐためには、車を降りる際に必ずチェックする習慣をつけることが大切です。
以下の項目を、毎回確認するようにしましょう。
- ヘッドライト・スモールライトがオフになっているか
- 室内灯が消えているか
- ハザードランプがオフになっているか
- ドアがしっかり閉まっているか(半ドアだと室内灯がつきっぱなしになります)
最近の車は、ライトを消し忘れると警告音が鳴る機能がついているものも多いですが、古い車種では警告音がない場合もあります。
自分の車にどんな機能があるのか、一度確認しておくと安心です。
バッテリー寿命の見極め方(3~5年が目安)
一般的な車のバッテリー寿命は2~5年程度とされています。
ただし、使用状況や保管環境によって大きく変わりますので、定期的に状態をチェックすることが大切です。
以下のような症状が出たら、バッテリーの寿命が近づいているサインです。
- エンジンのかかりが悪くなった
- ヘッドライトが以前より暗く感じる
- パワーウィンドウの動きが遅くなった
- アイドリングストップが作動しなくなった
これらの症状が出たら、早めにバッテリーの点検・交換を検討しましょう。バッテリーの点検は、多くのガソリンスタンドやカー用品店で無料で行ってもらえます。
「まだ大丈夫だろう」と放置すると、突然バッテリーが上がって困ることになりますので、予防的に交換しておくことをおすすめいたします。
よくある質問(FAQ)
バッテリー上がりに関して、多くの方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。
分からないことがある方は、こちらも参考にしてみてください。
Q1. 完全に無料でバッテリー上がりを直せますか?
A: はい、任意保険やクレジットカードの付帯サービスを利用すれば、完全に無料で直せます。
多くの任意保険にはロードサービスが自動付帯されており、バッテリー上がりの際のジャンピングスタートを無料で行ってくれます。まずはご自身が加入している保険の内容を確認してみてください。
また、友人や知人に助けてもらう方法も、費用はかかりません。
Q2. 警察はバッテリー上がりに対応してくれますか?
A: 基本的に、警察はバッテリー上がりには対応していません。
警察は交通事故や犯罪の対応が主な業務であり、バッテリー上がりのような個人的なトラブルは対応範囲外となっています。ただし、交通の妨げになる場所で立ち往生している場合は、安全確保のために一時的に対応してくれることもあります。
いずれにしても、バッテリー上がりの復旧そのものは、ロードサービスや専門業者に依頼する必要があります。
Q3. タクシーにジャンピングを頼むことはできますか?
A: 多くのタクシーはブースターケーブルを持っているため、頼めば対応してくれる場合があります。
タクシードライバーは業務上、バッテリー上がりなどのトラブルに遭遇することも多いため、ブースターケーブルを常備していることが多いです。近くを走っているタクシーを呼び止めて、「バッテリーが上がってしまったので、ジャンピングをお願いできませんか?」と頼んでみてください。
ただし、あくまでもドライバーの好意によるものですので、断られる可能性もあります。お礼として1,000円~2,000円程度を渡すのがマナーとされています。
Q4. 一度上がったバッテリーは交換が必要ですか?
A: 必ずしも交換が必要というわけではありませんが、点検は受けておくことをおすすめします。
バッテリー上がりの原因がライトの消し忘れなど一時的なものであれば、ジャンピングスタートで復旧した後、しばらく走行して充電すれば問題なく使える場合が多いです。
ただし、バッテリーが古い場合や、原因不明のバッテリー上がりの場合は、バッテリーの劣化が進んでいる可能性があります。できるだけ早くガソリンスタンドやカー用品店で点検を受け、必要であれば交換を検討してください。
Q5. バッテリー交換の費用はいくらですか?
A: バッテリー本体の価格+工賃で、一般的に10,000円~30,000円程度です。
バッテリーの価格は、車種やバッテリーの性能によって大きく異なります。軽自動車用の安いものであれば5,000円程度から、大型車やハイブリッド車用のものは20,000円以上することもあります。工賃は500円~2,000円程度が相場です。
カー用品店やディーラーで購入・交換するのが一般的ですが、ネット通販で安いバッテリーを購入し、自分で交換すれば費用を抑えることができます。
まとめ:お金がなくてもバッテリー上がりは解決できる!
ここまで、お金がない状況でバッテリー上がりに遭遇した場合の対処法を詳しくご紹介してきました。
最後に、状況別のおすすめ対処法をまとめておきます。
今すぐ0円で解決したい方
- 任意保険のロードサービスに連絡 → 多くの任意保険にはロードサービスが付帯しています。24時間365日対応で、バッテリー上がりのジャンピングが無料で受けられます。
- クレジットカードの付帯サービスを確認 → ゴールドカードやプラチナカードには、ロードサービスが付帯していることが多いです。
- 友人・知人にジャンピングを依頼 → ブースターケーブルがあれば、他の車から電気をもらってエンジンを始動できます。
保険がない場合のおすすめ
- ガソリンスタンドで充電(約2,000円) → バッテリーを持ち込める場合、最も安く済む方法です。
- 格安バッテリー業者に依頼(8,000円~) → JAF非会員より安く、24時間対応の業者も多いです。
後払いしたい場合のおすすめ
- 後払い対応の業者を利用 → 一部の業者では、後日請求書での支払いに対応しています。
- クレジットカード払いを選択 → 分割払いやリボ払いも選べます。
- JAFに入会(6,000円) → 今後は何度でも無料でロードサービスが使えます。
確認すべき3つのこと
最後に、バッテリー上がりに遭遇した際に、まず確認していただきたい3つのことをお伝えします。
- 任意保険の契約内容を確認する → 保険証券やアプリで、ロードサービスが付帯しているか確認しましょう。
- クレジットカードの付帯サービスを確認する → カード会社のウェブサイトや電話で確認できます。
- 近くに助けてくれる人がいないか探す → 友人、知人、通りがかりの人など、助けてくれる人がいるかもしれません。
バッテリー上がりは、正しい知識があれば必ず解決できます。
お金がないからといって諦めずに、この記事でご紹介した方法を一つずつ試してみてください。

