“AI(人工知能)”という言葉をさまざまなメディアで耳にするようになり、興味関心を持つ方が増加しています。AI分野は独学する難易度が高いため、スキル習得にはプログラミングスクールの受講をおすすめします。
そこで本記事では、AIが学べるプログラミングスクールを7校厳選して紹介します。合わせてAIプログラミングスクールをおすすめする理由や、AIを学んだ後の目的などを整理していきます。
「AI分野を仕事にしていきたい」「専門分野のスキルを身に付けたい」といった方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。
AIプログラミングを学ぶならココ!
おすすめのスクールTOP3
サービス名 | 1位 SAMURAI ENGINEER | 2位 テックアカデミー | 3位 Next dojo |
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おすすめ度 | |||
おすすめ ポイント | 未経験から仕事で使える スキルがしっかり身に付く | 色んなコースがあるので ピンポイントで学べる | ChatGPTを 使いこなせる |
AIコース | AIアプリコース: Pythonを用いた AIアプリ開発を学べます。 693,000円~ 業務改善AI活用コース: ChatGPTやExcelを活用した 業務効率化について学べます。 213,950円~ オーダーメイドコース: 自由に組み合わせが可能 594,000円~ | Pythonコース: Pythonで機械学習 プログラムを開発します。 251,900円~ AIコース: AI(人工知能)の構築に 必要な機械学習 ディープラーニングを学べます。 185,900円~ データサイエンスコース: 統計学の基礎やPythonで 分析する方法まで習得 185,900円~ はじめてのプロンプト エンジニアリングコース: ChatGPTなどのAIを使った 業務効率化について学べます。 149,600円 | 個人開発力プラン: 290,000円 チーム開発力プラン: ChatGPTを用いた プログラミングや 業務効率化を学べます。 280,000円 ※個人開発力プランを 完了した方のみ |
入学金 | 99,000円 | ― | ― |
給付金制度 | あり (AIアプリコースが対象) | あり (Python、AIコースなどが対象) | ― |
無料体験・相談 | 無料カウンセリングあり (40分~) | 無料相談、無料体験 (1週間)あり | 無料カウンセリングあり (1時間) |
公式サイトでチェック | 公式サイトでチェック | 公式サイトでチェック |
プログラミングスクールでAI学習をおすすめする理由
昨今AI分野が注目されていますが「なぜ注目されているのか」や「なぜおすすめするのか」を学習を始める前に知っておきたいものです。ここからはプログラミングスクールでAI学習をおすすめする理由として、以下の3点を解説します。
- AI市場が拡大しているため
- AI関連の求人は年収が高いため
- Pythonは初心者でも学びやすいプログラミング言語のため
本章を読んで納得した上で、AI学習を始めていきましょう。
AI市場が拡大しているため
昨今AI市場は拡大していて、企業の需要は高まっています。ゆえにAIに関する求人も多く、高いスキルを身に付ければ仕事に困りにくくなります。これから専門スキルを習得したい方は、ぜひAI分野を選択肢に入れてみてください。
特に生成AIの市場は世界中で拡大が予測されています。一般社団法人電子情報技術産業協会によると、2023年には約106億ドルである生成AIの市場が、2030年には爆発的に成長し20倍となる2,110億ドルに達すると言われています。
参考:一般社団法人電子情報技術産業協会|生成AI市場の世界需要額見通しを発表
生成AIに限らず、私達の生活の中にAIが浸透し始めています。例えばファミリーレストランに行くとロボットが配膳してくれたり、Webサイトの問い合わせ対応の自動化であったり、AIは身近なものとなっています。今後もさらなる成長が期待できる分野です。
AI関連の求人は年収が高いため
AI関連の求人は年収が高い傾向にあるため、新しく学ぶ分野としておすすめです。求人ボックスによると、正社員のAIエンジニアの平均年収は620万円というデータが出ています。一方でITエンジニアは461万円、クラウドエンジニアは475万円なので、AIエンジニアは2つのエンジニア職種と比べて、約150万円も年収が高いことが分かります。
参考:求人ボックス給料ナビ
年収面以外にも、AI分野をおすすめする理由があります。AI分野を習得するには、高い専門知識を要します。ゆえに誰でも仕事にできる分野ではないため、きちんとスキルを身に付ければ、仕事に困ることはありません。さらに専門知識であるがゆえに、独学で習得する難易度が高く、プログラミングスクールの受講が適しているといえます。
Pythonは初心者でも学びやすいプログラミング言語のため
AI分野を学ぶ上で習得必須のPythonは、初心者でも学びやすいプログラミング言語です。ゆえに初めてプログラミングを学ぶ方に、習得をおすすめする言語といえるでしょう。
Pythonは文法がシンプルで、初心者にも読み書きしやすいと言われています。さらに汎用性が高く、Webアプリケーションの開発やデータ分析、Webデータの収集・解析などさまざまな用途に活用可能です。
そしてPythonは人気が高いプログラミング言語のため、インターネットや書籍などの参考資料が多く、独自で調べながら学習しやすいです。挫折しにくさにつながる可能性があります。
AIが学べるプログラミングスクールおすすめ7校を比較
ここからはAIが学べるプログラミングスクールおすすめ7校を比較していきます。どのようなコースを展開しているのか、どのようなスキルが学べるのかなど詳細を確認していきましょう。
1.SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEERは未経験からITエンジニアを目指せるプログラミングスクールで、累計45,000人が指導を受けています。マンツーマン指導とオーダーメイドコースを強みとして、複数のAI関連コースを展開しています。
SAMURAI ENGINEERが取り扱う「AIアプリコース」では、Pythonを用いたAIアプリ開発を学べます。環境構築や使い方の理解などの基礎を学んだ後、サンプルアプリ開発やオリジナルAIアプリ開発に取り組みます。またAIアプリコースは「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象である点が魅力で、条件に合えば最大70%の受講料を国が補助してくれます。
また他のAI関連コースとして「業務改善AI活用コース」を提供しています。ChatGPTやExcelを活用した業務効率化について学べるので、今働いている会社で活用できる技術を習得したり、起業している方の業務効率化に活かせたりします。
AI関連コース・料金 | AIアプリコース:693,000円~ 業務改善AI活用コース:213,950円~ オーダーメイドコース:594,000円~ |
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入学金 | 99,000円 |
給付金制度 | あり(AIアプリコースが対象) |
キャリアサポート | 転職・フリーランス・副業(コースによる) |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料カウンセリングあり(40分~) |
公式サイト | https://www.sejuku.net/ |
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最大70%(56万円)の補助の対象!
2.テックアカデミー
引用:テックアカデミー
テックアカデミーは転職や副業、フリーランスなど学習目的に合わせてコースが選べるプログラミングスクールです。コースは24種類も展開していて、多くのコースで受講期間を選ぶことができます。仕事や学校、家庭との両立がしやすい点が魅力です。
テックアカデミーが展開するAI関連コースは、PythonコースやAIコース、はじめてのプロンプトエンジニアリングコースなど数多く展開しています。また複数のコースを組み合わせて受講すれば、料金を抑えることができてお得です。
テックアカデミーではチャットサポートや週2回のメンタリングなど講師のサポートが充実しています。講師は全員実務経験のあるプロのエンジニアが揃っているので、質の高い回答が期待できます。
AI関連コース・料金 | Pythonコース:251,900円~ AIコース:185,900円~ データサイエンスコース:185,900円~ はじめてのプロンプトエンジニアリングコース:149,600円 |
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入学金 | ― |
給付金制度 | あり(Python、AI、データサイエンスなどが対象) |
キャリアサポート | 転職 |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料相談、無料体験(1週間)あり |
公式サイト | https://techacademy.jp/ |
3.Next dojo
引用:NEXT Dojo
Next dojoはGPTプログラミングが学べるITスクールです。そもそもGPTプログラミングとは、ChatGPTなどのAIアプリを用いてプログラミング開発を行うことを指していて、効率良くアプリ開発ができる点が魅力です。Next dojoで「ChatGPTにコードを書かせる力」と「コードを読む力」を身に付けて、初心者から短期間でのアプリ制作を目指します。
Next dojoでは「個人開発力プラン」と「チーム開発力プラン」の2種類を展開しています。個人開発力プランでは、顧客管理アプリや請求書作成サービスなどを開発します。細かなシステム開発部分まで実践できて、フリーランスや業務効率化を目指す方におすすめです。またチーム開発力プランでは、生成AIを用いて契約書の抜け漏れリスクを防ぐサービスを開発します。スクールのカリキュラムでチーム開発が経験できるので、即戦力としてエンジニア転職を目指せます。
AI関連コース・料金 | 個人開発力プラン:290,000円 チーム開発力プラン:280,000円 |
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入学金 | ― |
給付金制度 | ― |
キャリアサポート | 転職(サポート期間180日) |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料カウンセリングあり(1時間) |
公式サイト | https://www.next-dojo.com/ |
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4.キカガク
引用:キカガク
キカガクはAIに関する学習動画を提供するプラットフォームです。動画は学びたい分野ごとに選択可能で、Pythonや機械学習、ChatGPT、G検定対策のように興味のある分野から学習が始められます。学習分野によっては無料で動画を提供しているため、まずは無料範囲から利用してみて教材との相性を確認してみましょう。
キカガクでは個別動画の提供以外に「長期コース」を展開しています。長期コースは学習動画が見放題なので、学習目標に合わせて好きなタイミングで好きなAI分野を学ぶことができます。さらに長期コースでは現役講師のリアルタイム解説や1対1のメンタリングが利用できるので、オンラインでも濃度の高い学習時間となります。さらに転職サポートでは、人材業界大手であるdodaと連携しています。経験豊富な担当者が未経験者にも徹底的にサポートしてくれるので、安心して転職活動を進められます。
AI関連コース・料金 | 長期コース:792,000円 AI/クラウド/loT 入門コース:16,500円 データエンジニアリング 入門コース:16,500円 Python&機械学習 入門:無料 ChatGPTプロンプト 入門コース:無料 |
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入学金 | ― |
給付金制度 | あり(長期コースが対象) |
キャリアサポート | 転職(長期コースが対象) |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料説明会あり |
公式サイト | https://www.kikagaku.ai/ |
5.DMM 生成AI CAMP
DMM 生成AI CAMPは、大手プログラミングスクールであるDMM WEBCAMPが提供する生成AIを学べるカリキュラムです。コースは生成AIの基本知識を学ぶ「基礎マスターコース」と、マーケティング業務の効率化に役立つ「マーケティングコース」、営業の仕事の業務効率化に役立つ「営業コース」の3種類を展開しています。カリキュラムでは基礎知識の習得から、現場で役立つ知識のアウトプットまで経験できます。未経験から数週間で、業務効率のための知識が身に付きます。
DMM 生成AI CAMPでは、課題のフィードバックとチャットサポートが無制限で利用可能。講師のサポートを受けながら、自宅でコツコツ学び続けることができます。また万が一受講期間が足りない場合には、受講期間の延長制度があります。4週間単位で延長することができるので、受講期間が不足する心配がありません。
現在無料相談に参加すると、生成AIプロンプト集を全員にプレゼントしています。無理に入会を決める必要はないので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
AI関連コース・料金 | 基礎マスターコース:198,000円~マーケティングコース:198,000円~営業コース:198,000円~ |
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入学金 | ― |
給付金制度 | あり |
キャリアサポート | ― |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料相談あり |
公式サイト | https://generative-ai.web-camp.io/ |
6.アイデミープレミアム
引用:アイデミープレミアム
アイデミープレミアムはAIを基礎から学べるPython特化型のプログラミングスクールです。アイデミーは2017年12月にサービスを発表し、2022年3月には利用者数15万人を突破。昨今AIが話題になる前から、着実にサービスを伸ばしてきた先駆者的な存在です。
アイデミープレミアムではAI関連コースを6種類も展開しているので、学習目的に合わせて選択可能です。また対象講座で6ヶ月プラン以上を選択すれば、カリキュラムが学び放題。アプリ開発やデータ分析、資格取得などAI分野を幅広く極めたい方におすすめです。
アイデミープレミアムは講師とのオンラインカウンセリングやチャットサポート、課題添削、ポートフォリオ制作支援などを行っています。オンラインでもモチベーションを保ちながら学び続けられる仕組みが整っています。
AI関連コース・料金 | AIアプリ開発講座:528,000円~自然言語処理講座:528,000円~データ分析講座:528,000円~E資格対策講座:327,800円~ |
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入学金 | ― |
給付金制度 | あり |
キャリアサポート | 転職 |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料個別相談あり |
公式サイト | https://aidemy.co.jp/ |
7.スタビジアカデミー
引用:スタビジアカデミー
スタビジアカデミーはAI・データサイエンスに特化したスクールで、現役データサイエンティストが教材を作っています。教材がアニメーション動画なので、初心者でも理解しやすくなっています。まずはデータサイエンスの面白さを知ってもらえるように作られています。
スタビジアカデミーには、月額制で気軽に学べる「ライトプラン」、講師のサポートが付く「プレミアムプラン」、講師がより丁寧に伴走してくれる「オーダーメイドプラン」と3種類のプランがあり、学習目的によって選ぶことができます。またプレミアムプラン、オーダーメイドプランは、運営代表が販売する学習教材5種類を無料で受け取れる点も魅力です。QAフォームの利用や専用コミュニティへの参加も可能なので、着実に学び続けられます。
AI関連コース・料金 | ライトプラン:1,280円/月プレミアムプラン:149,800円オーダーメイドプラン:398,000円 |
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入学金 | ― |
給付金制度 | ― |
キャリアサポート | ― |
無料カウンセリング・無料体験 | 無料LINE相談あり |
公式サイト | https://toukei-lab.com/achademy/ |
AIが学べるプログラミングスクールの選び方
AI市場の拡大に伴ってAIが学べるプログラミングスクールは増加しています。ゆえに数多いスクールの中から、何を重視するべきなのか迷ってしまうものです。ここからはAIが学べるプログラミングスクールの選び方を、次の4点から解説します。
- 初心者・上級者など学習レベルが合っているか
- 転職・副業など目的のキャリアサポートが付いているのか
- 仕事や学校と両立できるカリキュラムなのか
- コストパフォーマンスが良いカリキュラムなのか
ぜひプログラミングスクール選びの参考にしてみてください。
初心者・上級者など学習レベルが合っているか
プログラミングスクールを選ぶ際、学習レベルが初心者向けなのか上級者向けなのかを事前に確認することが大切です。教材の学習レベルが合わないと、受講修了後に学習目的が達成できません。
学習目的が「現場で即戦力になること」の場合、カリキュラムが基本知識が身に付くレベルだと、知識量が足りませんよね。また学習目的が「未経験から基礎知識を習得すること」の場合、いきなり上級者レベルのカリキュラムで学んでも、学習についていけずに挫折してしまうかもしれません。プログラミングスクールを選ぶ前に、受講修了後はどのようなレベルに達していたいのか、一度整理しておく必要があります。
転職・副業など目的のキャリアサポートが付いているのか
プログラミングスクールを選ぶ時、転職・副業など目的のキャリアサポートが付いているのか確認することが大切です。せっかく知識を身に付けても、仕事につなげられないと勿体ないです。
未経験からプログラミングを学ぶ場合、エンジニア転職は決して簡単ではありません。しかしプログラミングスクールでキャリアアドバイザーや現役エンジニアから、書類の書き方の指導や面接の練習、ポートフォリオの添削などの指導を受けると、転職が叶いやすくなります。プログラミングスクールにキャリアサポートが付いていない場合、独自で全ての転職活動を進めることになります。プログラミングスクールを選ぶ前に、なぜプログラミングを学びたいのか、どのようなキャリアにつなげたいのかを明確にしておくことが重要です。
仕事や学校と両立できるカリキュラムなのか
プログラミングスクールは、仕事や学校、家庭と両立できるカリキュラムを選びましょう。学習時間が合わないカリキュラムだと、最後までやり遂げることが出来ない可能性があります。
仕事や学校、家庭と両立できるカリキュラムを選ぶために、まずは各コースの1週間の学習時間を確認しましょう。例えば1週間に15時間の学習時間が必要である場合、1日約2時間ずつ学習する換算になります。土日にまとまった時間が取れる方は、1週間に25時間程度学習が可能となります。プログラミングスクールやコースによって必要な学習時間が大きく異なるので、申し込む前に確認しておきましょう。
また「最後まで息切れせずに学び切れる受講期間なのか」「講師のチャットサポートやメンタリングの時間が、自分の学習可能時間と合っているのか」も確認しておくべきポイントです。
コストパフォーマンスが高いカリキュラムなのか
カリキュラムのコストパフォーマンスが高いのかも、事前に確認することが大切です。単純に安いカリキュラムを選んでいてもお得とは言えませんし、しっかりスキルが身に付きそうなカリキュラムでも、あまりに高額であれば受講を躊躇してしまうかもしれません。受講料の上限を自分なりに定めつつ、学習目的が達成できるカリキュラムなのか確認が必要です。
プログラミングスクール受講が、転職を目的とする場合「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」や「教育訓練給付制度」を利用すれば、コストパフォーマンス高く学べます。対象コースでありかつ受給条件を満たすと、受講料の最大70%の給付が受けられます。受給条件は雇用保険の加入や転職先の条件などを満たす必要があります。大幅に受講料を抑えられる制度を利用しない手はありません。
さらに学割やママ割が利用できるプログラミングスクールもあります。期間限定のキャンペーンである場合もあるので、常にアンテナを張っておきましょう。
AIを学んだ後のキャリア目標や学ぶ目的
学んだAIスキルが、どのようなキャリアへつなげられるのかイメージしづらい方がいるかもしれません。そこでここからはAIを学んだ後のキャリア目標や学ぶ目的について、以下の3点を解説します。
- 転職・就職
- フリーランス・副業
- 既存の会社でキャリアアップ
1つずつ詳しく確認していきましょう。
転職・就職
プログラミングスクールでAIを学んだ後、転職・就職につなげる選択肢があります。特にPythonを学び未経験からAIエンジニアを目指す場合、まずは企業で働き実務経験を積むことが大切です。現場での経験は何にも代えがたい財産となります。またデータサイエンティストは未経験から目指す難易度が高く、経験者は就職に有利に働く可能性が高いです。
TIOBEによると、Pythonは世界で最も人気の高いプログラミング言語とされています(2024年8月時点)。世界的に人気の高いPythonなら、今後の転職や就職に関して企業からの需要を維持する可能性が高いです。AIエンジニアやデータサイエンティストは今から転職・就職を目指す方におすすめの職種といえるでしょう。
フリーランス・副業
AIを学んだ後、フリーランスや副業で仕事をする選択肢があります。ただしAI分野でフリーランスや副業のサポートが付いているコースは、数多くはありません。AIを学びフリーランスや副業を目指す場合、柔軟にキャリアサポートを行っているプログラミングスクールを選びましょう。興味のあるプログラミングスクールとコースが見つかったら、フリーランスや副業のサポートが受けられるのか問い合わせが必要です。
レバテックフリーランスによると、Pythonの求人数は5,241件(2024年9月時点)。JavaやJavaScriptに比べると少ないものの、フリーランスの求人数は十分確保されています。フリーランスは未経験から参入するのは壁が高いですが、Pythonの高い技術を身に付ければ仕事に困りにくいといえるでしょう。
参考:レバテックフリーランス
既存の会社でキャリアアップ
AIを学び既存の会社で技術を活かす選択肢があります。データ分析のスキルを活かして業務効率化やデータ収集ができると、仕事がスムーズに進み高評価につながる可能性があります。業務効率化で業務環境が良くなり他の社員や上司に喜ばれ、キャリアアップにつながるかもしれません。
既存の会社でキャリアアップを目指す以外にも、ITエンジニアからAIエンジニアへのキャリアチェンジもひとつの手です。既にエンジニアとしての知識を持ちながらプログラミングスクールでスキルを習得すれば、より高い技術習得が期待できます。
話題のAIツールの基本知識を解説
プログラミングスクールを受講する前に、AIツールの基本知識についておさらいしておきましょう。ここからは今話題とされているAIツールとして、以下の4点の基本知識をおさらいしていきましょう。
- ChatGPT
- Microsoft 365 Copilot
- Gemini
- Bing
1つずつ順番に紹介していきます。
ChatGPT
ChatGPTとはアメリカのOpenAI社が開発したAIチャットサービスで、人との会話に近い自然な文章が生成できます。2022年11月に公開された後、世界での利用者数は2ヶ月で1億人を突破。業務の効率化やアイデアの創出などに活用され、ビジネスシーンで注目を集めています。
ChatGPTの機能は文章生成や質問への回答はもちろん、翻訳や壁打ち、プログラミングコードの生成というように用途は多岐に渡ります。無料版「ChatGPT-3.5」から始まったChatGPTは、2024年5月にはさらに精度の高い有料版「ChatGPT-4o」がリリースされ、AIへの信頼度はより高まっています。
Microsoft 365 Copilot
Microsoft 365 Copilotとは、Officeのアプリケーションに組み込むと業務効率化が叶うAIツールです。OpenAIのGPT-4をベースにした大規模言語モデル(LLM)を組み込んでいます。米国時間2023年3月に発売され、11月より企業顧客向けの一般提供が開始されました。
Microsoft 365 Copilotの活用例は、メール機能が搭載されたOutlookの数十通のメールを要約したり、過去のメールのやり取りから返信メールを制作したりすることです。またWeb会議機能が搭載されたTeamsの場合、論議のポイントを要約し会議中に、問題定義や必要なタスクの提案を行います。
Gemini
GeminiはGoogleによって開発された生成AIで、2023年12月に発表されました。Google社のAIサービスである「Bard」が統合された生成AIで、さらにGeminiは最上位バージョンがリリースされています。Geminiは高い精度でさまざまなタスクをこなせるため、生成AIの新たな進歩とされています。
他の生成AIと比較すると、Geminiは大規模検索エンジンであるGoogleが開発している点が魅力で、複雑な文脈やニュアンスの理解度が高くなっています。他にも一度に提示する回答数が3つもあったり、GoogleドキュメントやGoogleMapとの連携ができたりと便利な機能が搭載されています。
Bing
BingはアメリカのMicrosoft社が提供する検索エンジンで、日本では2010年から利用開始になりました。検索エンジンであるBingは、Windows11搭載のブラウザMicrosoftEdgeに標準搭載されていて、多くの利用者が存在します。
Bingは検索結果が豊富である点や画像や動画での検索が簡単にできる点がメリットで、初心者も利用しやすいです。以前はデザイン性の高さや独自機能が注目されていましたが、2023年2月にはChatGPTを活用してチャット機能を搭載させたことで、対話的な検索エンジンへと変わりました。
まとめ:プログラミングスクールでAIを学び新しいキャリアを手に入れよう!
AIが学べるプログラミングスクールを選ぶ際、まずは学習目的を明確にした後にプログラミングスクールを選びましょう。また学習目的が達成できるカリキュラムであること以外に、仕事や学校との両立が重要です。ゆえに1週間の学習時間目安を計算し、事前にスケジュールを想定しておきましょう。
AI分野は昨今需要が高く、求人数の多さや高年収であることが魅力です。ただ専門分野であるため、学習難易度が高いと感じる可能性があります。まずは無料の学習教材や書籍でAIに触れてみて、より追求したい分野なのか確認してみてください。本記事で紹介したプログラミングスクールでも、無料体験や無料教材を用意しているので、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。