「留学したいけど、お金がない…」
「親に負担をかけたくないけど、どうすればいいの?」
「奨学金があるって聞くけど、自分でも使えるの?」
このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。留学と聞くと、何百万円もの費用がかかるイメージがあり、お金がない状況では諦めるしかないと思ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、お金がなくても留学する方法は複数あります。給付型奨学金を活用すれば返済不要で留学費用を賄えますし、ワーキングホリデーやオーペアを利用すれば、実質0円〜数十万円で長期留学も可能です。
本記事では、以下の情報を具体的に解説していきます。
- お金をかけずに留学できる7つの方法(0円留学〜低予算留学)
- 返済不要の給付型奨学金5選と申請方法
- 国別の留学費用比較と費用を抑えるコツ
- あなたの状況別おすすめの留学方法
お金がないことを理由に留学を諦める前に、ぜひ最後までお読みください。きっとあなたに合った方法が見つかるはずです。
【結論】お金がなくても留学できる7つの方法一覧
まず最初に、お金がなくても留学できる7つの方法を一覧でご紹介します。「留学=お金がかかる」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実は工夫次第で費用を大幅に抑えることが可能です。
文部科学省が推進する「トビタテ!留学JAPAN」をはじめ、国や民間団体が提供する支援制度を活用すれば、返済不要で留学費用を賄うこともできます。また、現地で働きながら滞在できるワーキングホリデーや、住み込みで働くオーペアなど、お金をほとんどかけずに海外生活を実現する方法もあるのです。
以下の表で、7つの方法を比較してみましょう。
| 方法 | 必要費用目安 | 期間 | 難易度 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 0円留学(フィリピン) | 0円〜10万円 | 1〜6ヶ月 | ★☆☆ | 英語初心者、短期集中したい人 |
| オーペア | 渡航費のみ(10〜15万円) | 6ヶ月〜2年 | ★★☆ | 子供好き、現地生活を体験したい人 |
| ワーキングホリデー | 50〜100万円 | 1〜2年 | ★★☆ | 働きながら学びたい社会人 |
| 給付型奨学金 | 0円(全額支給の場合) | 1〜4年 | ★★★ | 成績優秀者、計画的に準備できる人 |
| 交換留学 | 30〜80万円 | 半年〜1年 | ★★☆ | 大学生、在学中に行きたい人 |
| 格安国留学(フィリピン等) | 30〜50万円/3ヶ月 | 1〜6ヶ月 | ★☆☆ | とにかく安く行きたい人 |
| 有給インターン | 渡航費+最初の生活費 | 3ヶ月〜1年 | ★★★ | キャリアにつなげたい人 |
選び方のポイント3つ
- 今すぐ行きたいなら → 0円留学・格安国留学がおすすめです。準備期間が短く、比較的すぐに出発できます。
- 長期で本格的に学びたいなら → 奨学金・交換留学を検討しましょう。準備に時間はかかりますが、費用を大幅に抑えられます。
- 働きながら滞在したいなら → ワーホリ・オーペア・有給インターンが最適です。現地で収入を得ながら生活できます。
それでは、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
方法①:0円留学(フィリピン・セブ島など)の仕組み
フィリピンは世界で3番目に英語を話す人口が多い国です。そのフィリピンで注目されているのが「0円留学」という制度です。
0円留学とは、語学学校が提供するインターンシップやコールセンター業務などを行う代わりに、授業料と宿泊費が無料になるプログラムのことです。つまり、働きながら英語を学べるため、実質的な費用負担がほぼゼロになります。
0円留学の主な仕組み
- 午前中は語学学校で英語レッスンを受講
- 午後はコールセンター業務やインターン業務に従事
- 授業料・宿泊費・食費の一部が無料になる
必要な費用は、渡航費(往復3〜5万円程度)、ビザ代、海外保険料、お小遣い程度です。合計しても10万円以内で収まることが多く、まとまった資金がない方でも挑戦しやすい方法といえます。
ただし、注意点もあります。業務時間が長いプログラムでは、勉強時間が十分に確保できない場合もあります。また、コールセンター業務が合わない方もいるため、事前に業務内容をしっかり確認することをおすすめします。
方法②:オーペア(住み込みベビーシッター)で渡航費のみ
米国国務省が管轄するオーペアプログラムは、現地の家庭に住み込みでベビーシッターをしながら、語学を学べる制度です。ホストファミリーから部屋と食事が提供されるため、生活費がほとんどかかりません。
オーペアの最大のメリットは、渡航費と保険料のみで長期滞在が可能という点です。アメリカの場合、週に200ドル程度のお小遣いももらえるため、現地での生活費も心配ありません。
オーペアの主な条件
- 年齢:18歳〜26歳(国によって異なる)
- 子供の世話経験があること(ボランティアでも可)
- 基本的な英語力があること
- 期間:6ヶ月〜2年
オーペアは、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ各国など、多くの国で受け入れられています。子供が好きで、現地の家庭生活を体験したい方には最適な選択肢です。現地の文化に深く触れながら、自然な英語を身につけることができます。
方法③:ワーキングホリデーで働きながら学ぶ
外務省が紹介しているワーキングホリデー制度は、18歳〜30歳(国によっては25歳)の若者が、海外で働きながら滞在できるビザ制度です。日本は現在、オーストラリア、カナダ、イギリス、ニュージーランドなど26カ国以上とワーキングホリデー協定を結んでいます。
ワーキングホリデーの魅力は、現地で合法的に働いて収入を得られる点です。オーストラリアでは最低賃金が時給24豪ドル(約2,400円)以上と高く、ファームワークなどの仕事では月30万円以上稼ぐことも可能です。
ワーキングホリデーの費用目安
- 初期費用(渡航費・保険・最初の生活費):50〜100万円
- 現地で働けば、その後の費用は現地収入で賄える
- 帰国時にはお金が貯まっているケースも
ただし、最初の2〜3ヶ月分の生活費は用意しておく必要があります。仕事が見つかるまでの期間を考慮して、余裕を持った資金計画を立てましょう。
方法④:給付型奨学金を活用する
日本学生支援機構(JASSO)をはじめ、多くの団体が返済不要の給付型奨学金を提供しています。奨学金というと「返済が大変」というイメージがあるかもしれませんが、給付型であれば返済の必要がありません。
給付型奨学金を獲得できれば、留学費用の全額または大部分を賄うことが可能です。例えば、トビタテ!留学JAPANでは、月額12〜16万円の奨学金に加え、渡航費や授業料も支給されます。
奨学金の詳細については、次の章で詳しく解説します。成績や語学力の条件がある場合もありますが、計画的に準備すれば十分に獲得のチャンスがあります。
方法⑤:大学の交換留学制度を利用する
大学生の方であれば、大学の交換留学制度を利用するのが最もコスパの良い方法です。交換留学では、留学先大学の授業料が免除または減額されることが多く、通常の私費留学と比べて大幅に費用を抑えられます。
交換留学を利用した場合、1年間の留学費用は100〜200万円程度に抑えられるケースが多いとされています。
交換留学のメリット
- 留学先大学の授業料が免除または減額
- 日本の大学に籍を置いたまま留学できる
- 卒業が遅れにくい(単位互換制度がある場合)
まずは自分の大学の国際交流課に相談し、どのような交換留学プログラムがあるか確認してみましょう。
方法⑥:格安留学先の国を選ぶ
留学費用は、渡航先の国によって大きく異なります。アメリカやイギリスなどの人気国は費用が高い傾向にありますが、フィリピン、マルタ、マレーシアなどを選べば、費用を大幅に抑えることが可能です。
フィリピン留学の場合、1ヶ月の費用は授業料・宿泊費・食費込みで15〜25万円程度。アメリカ留学の半額以下で、マンツーマンレッスンを受けられるのが魅力です。
格安国留学の詳細については、後ほど「国別の留学費用比較」で詳しく解説します。
方法⑦:有給インターンシップで収入を得ながら滞在
経済産業省も推進しているグローバル人材育成の一環として、海外での有給インターンシップも注目されています。有給インターンでは、現地企業で働きながら給料を得られるため、滞在費を賄うことができます。
カナダやオーストラリアでは、Co-op(コープ)プログラムという制度があり、語学学校に通いながら有給インターンができます。最初の数ヶ月間は学校で学び、その後は企業で働くというスタイルです。
キャリアにつなげたい社会人や、実務経験を積みたい大学生におすすめの方法です。
【完全ガイド】返済不要の給付型奨学金5選と申請方法
「奨学金=借金」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、返済不要の給付型奨学金も多数存在します。ここでは、留学に使える代表的な給付型奨学金を5つご紹介します。
日本学生支援機構(JASSO)によると、海外留学を支援する奨学金制度は年々増加しており、2025年時点で100以上の団体が給付型奨学金を提供しています。条件に合えば、留学費用の全額を賄えるケースもありますので、ぜひ積極的に応募してみてください。
①日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度
日本学生支援機構(JASSO)が提供する「海外留学支援制度」は、最も代表的な留学奨学金の一つです。大学等が実施する海外留学プログラムに参加する学生に対し、奨学金と渡航費が支給されます。
支給内容
- 奨学金:月額6万円〜10万円(地域により異なる)
- 渡航支援金:往復渡航費の一部(地域により異なる)
- 授業料:年間最大250万円(大学院の場合)
申請条件
- 日本国籍を有する、または永住者等であること
- 大学等に在籍していること
- 大学等が実施する海外留学プログラムに参加すること
- 学業成績が一定基準以上であること
申請方法と時期
申請は在籍する大学を通じて行います。募集時期は大学によって異なりますが、多くの場合、留学開始の6ヶ月〜1年前に募集が行われます。まずは大学の国際交流課に問い合わせてみましょう。
②トビタテ!留学JAPAN(文部科学省)
トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が2014年から実施している官民協働の留学支援プログラムです。返済不要の奨学金として非常に人気が高く、毎年多くの学生が応募しています。
支給内容
- 奨学金:月額12万円〜16万円(地域により異なる)
- 渡航支援金:10万円〜25万円(地域により異なる)
- 授業料:最大60万円
- 期間:28日以上2年以内
トビタテの特徴
- 学業成績だけでなく、留学計画の独自性や熱意が重視される
- 自分でオリジナルの留学計画を立てられる
- 語学留学だけでなく、インターンやボランティアも対象
- 高校生コースもある
申請条件
- 日本国籍を有する、または永住者等であること
- 高校生、大学生、大学院生であること
- 留学計画を自ら立案できること
申請方法と時期
申請は在籍する学校を通じて行います。例年、前期(4月頃)と後期(10月頃)の年2回募集があります。書類審査と面接審査があり、倍率は約4〜5倍程度です。
③経団連グローバル人材育成スカラーシップ
一般社団法人経団連が運営する「経団連グローバル人材育成スカラーシップ」は、海外の大学・大学院への留学を支援する奨学金です。将来、日本企業のグローバル展開に貢献する人材の育成を目的としています。
支給内容
- 奨学金:年間200万円(最大2年間)
- 合計最大400万円の支給
申請条件
- 日本国籍を有すること
- 学士号を取得済み、または取得見込みであること
- 海外の大学・大学院に正規生として留学すること
- TOEFL iBT 80点以上、またはIELTS 6.0以上
申請方法と時期
毎年4月頃に募集が開始され、6月頃に締め切りとなります。書類審査と面接審査があります。競争率は高いですが、支給額が大きいため、該当する方は積極的に応募することをおすすめします。
④民間財団の奨学金(イノアック、伊藤国際など)
JASSOやトビタテ以外にも、多くの民間財団が留学奨学金を提供しています。公益財団法人イノアック国際教育振興財団や公益財団法人伊藤国際教育交流財団などが代表的です。
代表的な民間財団の奨学金
| 財団名 | 支給額 | 対象 |
|---|---|---|
| イノアック国際教育振興財団 | 年間180万円 | 大学院留学 |
| 伊藤国際教育交流財団 | 月額18〜22万円+授業料 | 大学院留学 |
| 船井情報科学振興財団 | 年間最大500万円 | 理工系大学院留学 |
| 中島記念国際交流財団 | 月額20万円+渡航費 | 大学院留学 |
民間財団奨学金の探し方
日本学生支援機構の奨学金検索サイトで、自分の条件に合った奨学金を検索できます。専攻分野や留学先によって、応募できる奨学金が異なりますので、複数の奨学金に応募することをおすすめします。
⑤留学先国・大学独自の奨学金
日本国内の奨学金だけでなく、留学先の国や大学が提供する奨学金も狙い目です。特にアメリカやイギリスの大学では、優秀な留学生向けの奨学金制度が充実しています。
各国の主な奨学金
- アメリカ:フルブライト奨学金、各大学のMerit-based Scholarship
- イギリス:チーヴニング奨学金、各大学のInternational Scholarship
- オーストラリア:エンデバー奨学金(※2019年終了、後継制度あり)
- ドイツ:DAAD奨学金
フルブライト・ジャパンが提供するフルブライト奨学金は、アメリカ留学を目指す方にとって最も権威ある奨学金の一つです。授業料、生活費、渡航費などが全額支給されます。
留学を希望する大学のウェブサイトで、留学生向けの奨学金情報を必ずチェックしましょう。大学によっては、出願と同時に奨学金の審査も行ってくれる場合があります。
【国別比較】費用が安い留学先ランキング&費用目安
「安い国に行けばいい」と言われても、具体的にどの国がどれくらい安いのか分からないと判断できませんよね。ここでは、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の留学費用を国別に比較してご紹介します。
日本学生支援機構(JASSO)の調査データや、各留学エージェントの情報をもとに、2026年現在の費用目安をまとめました。為替レートの変動によって費用は変わりますので、参考値としてご覧ください。
【最安】フィリピン・セブ島(1ヶ月15〜25万円)
フィリピンは世界で最もコスパの良い英語留学先として知られています。特にセブ島は、日本から約5時間というアクセスの良さも魅力です。
フィリピン留学の費用目安
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 15〜25万円 | 授業料・宿泊費・食費込み |
| 3ヶ月 | 40〜70万円 | 同上 |
| 6ヶ月 | 70〜120万円 | 同上 |
フィリピン留学のメリット
- マンツーマンレッスンが主流(1日6〜8時間のマンツーマン授業も可能)
- 宿泊費・食費が授業料に含まれることが多い
- 日本から近く、渡航費が安い(往復3〜5万円程度)
- 物価が安く、現地での生活費も抑えられる
一方で、訛りを気にする方もいますが、フィリピンの語学学校では「アメリカ英語」を教えるよう訓練された講師が多く、発音もきれいな先生が多いです。
【コスパ◎】マルタ・マレーシア(1ヶ月20〜35万円)
ヨーロッパで英語を学びたい方にはマルタ、アジアで多文化を体験したい方にはマレーシアがおすすめです。どちらも物価が比較的安く、費用を抑えながら質の高い教育を受けられます。
マルタ留学の費用目安
マルタは地中海に浮かぶ小さな島国で、公用語は英語とマルタ語です。ヨーロッパ各国へのアクセスも良く、週末にイタリアやスペインへ旅行することも可能です。
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 25〜35万円 | 授業料15万円+滞在費10〜15万円+その他 |
| 3ヶ月 | 60〜90万円 | 同上 |
マレーシア留学の費用目安
マレーシアは多民族国家で、英語が広く使われています。物価は日本の3分の1程度と言われており、長期滞在でも費用を抑えられます。
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 20〜30万円 | 授業料10〜15万円+滞在費10万円+その他 |
| 3ヶ月 | 50〜80万円 | 同上 |
【ワーホリ可】オーストラリア・カナダ・イギリス(1ヶ月35〜50万円)
ワーキングホリデービザが取得でき、現地で働きながら滞在できるのがオーストラリア、カナダ、イギリスです。初期費用は高めですが、現地で収入を得られるため、長期的にはコスパが良い選択肢です。
オーストラリア留学の費用目安
オーストラリアは世界で最も人気のある留学先の一つです。治安が良く、教育水準も高いことで知られています。
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 35〜45万円 | 授業料15〜20万円+滞在費15〜20万円+その他 |
| 3ヶ月 | 90〜130万円 | 同上 |
| 1年(ワーホリ) | 初期費用80〜120万円 | その後は現地収入で賄える |
カナダ留学の費用目安
カナダは、アメリカ英語に近い発音が学べる点が人気です。また、多文化主義の国として知られ、留学生へのサポートも充実しています。
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 35〜50万円 | 授業料15〜25万円+滞在費15〜20万円+その他 |
| 3ヶ月 | 100〜140万円 | 同上 |
【費用高め】アメリカ(1ヶ月50〜80万円)
アメリカは世界最高峰の大学が集まる教育大国ですが、その分費用も高くなります。アメリカ留学の費用は年々上昇傾向にあります。
アメリカ留学の費用目安
| 期間 | 費用目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 50〜80万円 | 授業料30〜40万円+滞在費15〜25万円+その他 |
| 3ヶ月 | 130〜200万円 | 同上 |
| 1年(大学留学) | 400〜600万円 | 授業料+生活費 |
アメリカ留学を考えている方は、奨学金の活用が不可欠です。前述のフルブライト奨学金や、大学独自の奨学金を積極的に狙いましょう。
費用比較表まとめ
最後に、各国の費用を一覧表でまとめました。この表を参考に、予算に合った留学先を検討してみてください。
| 国 | 1ヶ月費用 | 3ヶ月費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フィリピン | 15〜25万円 | 40〜70万円 | 最安、マンツーマン中心 |
| マレーシア | 20〜30万円 | 50〜80万円 | アジアで多文化体験 |
| マルタ | 25〜35万円 | 60〜90万円 | ヨーロッパでコスパ良し |
| オーストラリア | 35〜45万円 | 90〜130万円 | ワーホリで長期滞在可 |
| カナダ | 35〜50万円 | 100〜140万円 | 治安良好、アメリカ英語 |
| イギリス | 40〜55万円 | 110〜150万円 | ブリティッシュ英語 |
| アメリカ | 50〜80万円 | 130〜200万円 | 最高峰の教育、費用高め |
留学費用を最大50%抑える7つのコツ
どの国を選んでも、工夫次第で留学費用をさらに抑えることができます。ここでは、留学費用を最大50%抑えるための7つのコツをご紹介します。
留学経験者の多くが「もっと早く知りたかった」と感じる節約術があるそうです。これから留学を計画する方は、ぜひ参考にしてください。
①オフシーズン(1〜3月、9〜11月)に渡航する
語学学校の授業料は、時期によって大きく異なります。夏休み(6〜8月)や春休み(3月)は繁忙期で料金が高く、1〜3月や9〜11月のオフシーズンは比較的安い傾向にあります。
多くの語学学校では、オフシーズンに10〜20%オフのキャンペーンを実施しています。3ヶ月の留学で10万円以上の差が出ることもありますので、渡航時期は慎重に検討しましょう。
また、航空券もオフシーズンの方が安くなります。特に年末年始やゴールデンウィーク、お盆を避けると、渡航費を大幅に節約できます。
②語学学校のキャンペーン・早割を活用する
多くの語学学校では、早期申込割引やキャンペーンを実施しています。例えば、6ヶ月前までに申し込むと授業料が10%オフになる、4週間以上の申し込みで1週間分が無料になる、といった特典があります。
複数のエージェントを比較して、最もお得なプランを見つけましょう。
また、学校に直接問い合わせると、ウェブサイトに掲載されていない割引を提示してくれる場合もあります。交渉してみる価値はありますよ。
③ホームステイではなくシェアハウスを選ぶ
滞在方法によって、費用は大きく変わります。一般的に、ホームステイ>学生寮>シェアハウスの順で費用が高くなります。
オーストラリアの場合、ホームステイは週250〜350ドル程度ですが、シェアハウスなら週150〜200ドル程度で済むこともあります。月単位で考えると、数万円の差になります。
ただし、到着直後はホームステイや学生寮で生活し、現地に慣れてからシェアハウスに移るのがおすすめです。いきなりシェアハウスを探すのは、土地勘がないと難しい場合があります。
④留学エージェントの手数料を比較する
留学エージェントによって、手数料は大きく異なります。手数料無料のエージェントもあれば、数十万円の手数料がかかるエージェントもあります。
複数のエージェントから見積もりを取り、サービス内容と費用を比較することが大切です。手数料が高いからといって、サービスが良いとは限りません。
無料エージェントでも、学校の紹介、ビザ申請サポート、渡航前オリエンテーションなど、基本的なサービスは提供されます。まずは無料エージェントに相談してみましょう。
⑤航空券は3ヶ月前に購入する
航空券は、購入時期によって価格が大きく変動します。一般的に、出発の2〜3ヶ月前が最も安いと言われています。
スカイスキャナーなどの比較サイトを使えば、複数の航空会社の価格を一度に比較できます。LCC(格安航空会社)を利用すれば、さらに費用を抑えられます。
また、直行便よりも乗り継ぎ便の方が安い場合があります。時間に余裕があれば、乗り継ぎ便も検討してみてください。
⑥留学前に英語力を上げて期間を短縮する
留学費用を抑える最も効果的な方法の一つが、留学期間を短くすることです。3ヶ月の留学を2ヶ月に短縮できれば、費用は3分の2になります。
そのためには、留学前に日本でできる限り英語力を上げておくことが重要です。オンライン英会話や英語学習アプリを活用すれば、月数千円程度で学習を続けられます。
留学前にTOEICや英検で一定のスコアを取得しておけば、現地では上級クラスからスタートでき、より効率的に学べます。
⑦現地でアルバイトできる国を選ぶ
長期留学を考えている場合、現地でアルバイトができる国を選ぶことで、滞在費を現地収入で賄うことができます。
ワーキングホリデービザでは基本的にフルタイムで働くことができます。また、学生ビザでもオーストラリア(週20時間まで)、イギリス(週20時間まで)、アイルランド(週20時間まで)など、一定時間のアルバイトが認められている国もあります。
ただし、アルバイトに時間を取られすぎて勉強がおろそかにならないよう、バランスを考えることが大切です。
【状況別】あなたにおすすめの留学方法診断
ここまで様々な方法をご紹介してきましたが、「結局、自分にはどの方法が合っているの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、あなたの状況別におすすめの留学方法をご紹介します。
【大学生】在学中に行くなら交換留学・トビタテがベスト
大学生の方には、交換留学制度とトビタテ!留学JAPANの活用を強くおすすめします。
交換留学を利用した学生の約8割が「費用面で満足」と回答しています。交換留学では留学先の授業料が免除されるケースが多く、私費留学と比べて100万円以上の節約になることも珍しくありません。
また、トビタテ!留学JAPANは、学業成績だけでなく「独自性のある留学計画」が重視されるため、成績に自信がない方でもチャンスがあります。語学留学だけでなく、インターンやボランティア、研究など、多様な留学スタイルが認められているのも魅力です。
大学生におすすめの行動ステップ
- まず大学の国際交流課に相談し、交換留学プログラムを確認する
- トビタテ!留学JAPANの説明会に参加する
- 早めに英語の勉強を始め、TOEFLやIELTSのスコアを取得する
【社会人】仕事を辞めずに行くなら短期集中・ワーホリ
社会人の方には、1〜3ヶ月の短期集中留学またはワーキングホリデーがおすすめです。
短期集中留学なら、有給休暇や転職の合間を利用して渡航できます。特にフィリピンのセブ島は、1ヶ月でも英語力を大幅に伸ばせると評判です。経済産業省の調査でも、短期留学経験者の約7割が「キャリアにプラスになった」と回答しています。
一方、30歳以下でキャリアチェンジを考えている方には、ワーキングホリデーもおすすめです。1〜2年かけて海外で働きながら、新しいスキルや経験を積むことができます。
社会人におすすめの行動ステップ
- 留学の目的(語学力向上、キャリアチェンジなど)を明確にする
- 勤務先の休暇制度を確認する
- 30歳以下ならワーホリも視野に入れる
【高校生】親の負担を減らすならトビタテ高校生コース
高校生の方には、トビタテ!留学JAPAN高校生コースがおすすめです。返済不要の奨学金が支給されるため、親御さんへの経済的負担を大幅に軽減できます。
日本学生支援機構が運営する高校生コースでは、2週間〜1年間の留学に対し、奨学金と渡航費が支給されます。プログラムは「アカデミック」「プロフェッショナル」「スポーツ・芸術」「国際ボランティア」など多様で、自分の興味に合った留学計画を立てられます。
高校生におすすめの行動ステップ
- 学校の先生や進路指導の先生に相談する
- トビタテ高校生コースの説明会に参加する
- 保護者と一緒に留学計画を立てる
【時間がある人】1年かけて奨学金を狙う計画的アプローチ
留学まで1年以上の時間がある方は、給付型奨学金の獲得を目指す計画的アプローチがおすすめです。
奨学金の申請には、英語のスコア(TOEFL、IELTS)、推薦状、志望動機書、留学計画書などが必要です。これらを準備するには時間がかかりますが、奨学金を獲得できれば留学費用の大部分を賄えます。
日本学生支援機構のウェブサイトで、自分に合った奨学金を検索し、申請スケジュールを確認しましょう。
計画的アプローチのステップ
- 留学したい国・期間・目的を決める
- 対象となる奨学金をリストアップする
- 英語のスコアを取得する
- 申請書類を準備し、複数の奨学金に応募する
【今すぐ行きたい人】0円留学・格安国留学で即行動
「今すぐ留学したい!」という方には、0円留学またはフィリピンなどの格安国留学がおすすめです。
0円留学なら、渡航費と保険料の10万円程度があれば出発できます。格安国留学でも、1ヶ月15〜25万円程度で留学が可能です。奨学金の申請を待つ時間がない方や、まずは海外を体験してみたい方に最適です。
多くの語学学校では、申込から2〜4週間程度で渡航できるプランも用意されています。
今すぐ行きたい人のステップ
- 0円留学または格安国留学のプログラムを調べる
- 複数の学校やエージェントから見積もりを取る
- パスポートを取得(持っていない場合)し、申込む
留学資金を短期間で貯める3つの方法
「留学したいけど、今は貯金がない」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、短期間で留学資金を貯める3つの方法をご紹介します。
①リゾートバイトで3ヶ月50〜80万円貯める
若者の間で「リゾートバイト」の人気が高まっています。リゾートバイトとは、リゾート地のホテルや旅館などで住み込みで働くアルバイトのことです。
リゾートバイトのメリット
- 寮費・食費が無料または格安のため、給料のほとんどを貯金できる
- 時給1,000〜1,500円程度で、月収20〜30万円も可能
- 3ヶ月で50〜80万円貯めることも現実的
- 外国人観光客が多い施設なら、英語を使う機会もある
リゾートバイトの派遣会社に登録すれば、全国各地の求人を紹介してもらえます。温泉地、スキー場、沖縄のリゾートホテルなど、様々な選択肢があります。
②高時給バイト+固定費削減で月10万円貯金
リゾートバイトが難しい場合は、高時給のアルバイトと固定費の削減を組み合わせて、月10万円の貯金を目指しましょう。
一人暮らしの20代の平均支出は月15〜18万円程度です。固定費(家賃、通信費、サブスク等)を見直せば、月2〜3万円の節約は十分可能です。
効果的な節約術
- 格安スマホに乗り換える(月5,000円以上の節約)
- 使っていないサブスクを解約する
- 外食を減らし、自炊を増やす
- 家賃の安い物件に引っ越す
また、塾講師、家庭教師、プログラミング、Webライターなど、時給の高いアルバイトを選ぶことで、効率的に収入を増やせます。
③教育ローン・留学ローンを活用する(最終手段)
自己資金だけでは足りない場合、教育ローンや留学ローンの活用も選択肢の一つです。ただし、これは返済が必要なため、最終手段として考えましょう。
日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は、金利が年1.95%(2026年1月時点)と比較的低く、留学費用にも利用できます。
主な教育ローン
| ローン名 | 金利 | 借入限度額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 国の教育ローン | 年1.95% | 最大450万円 | 固定金利、在学中は利息のみ返済可 |
| 民間銀行の教育ローン | 年2〜5% | 銀行による | 審査が比較的早い |
| 留学専門ローン | 年3〜8% | 500万円程度 | 留学に特化したサポートあり |
ローンを利用する場合は、返済計画を必ず立ててから申し込むようにしてください。留学後の就職を見据え、無理のない返済額に抑えることが大切です。
よくある質問(FAQ)
留学を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1:お金がなくても本当に留学できますか?
A:はい、お金がなくても留学は可能です。
本記事で紹介したように、0円留学、オーペア、給付型奨学金など、お金をかけずに留学できる方法は複数あります。文部科学省のトビタテ!留学JAPANでは、年間約1,500名の学生が返済不要の奨学金を受けて留学しています。
大切なのは、「お金がないから無理」と諦めるのではなく、自分に合った方法を探すことです。
Q2:0円留学って怪しくないですか?デメリットは?
A:信頼できる運営会社を選べば、0円留学は怪しくありません。
0円留学は、語学学校側が「学生の労働力」を得る代わりに「授業料と宿泊費」を無料にする仕組みです。運営会社が明確で、口コミや評判を確認できる学校を選べば安心です。
ただし、デメリットとして「勉強時間が限られる」「業務内容が合わない場合がある」といった点があります。事前に業務内容と勉強時間のバランスを確認しましょう。
Q3:奨学金は成績が良くないともらえませんか?
A:成績以外の要素が重視される奨学金もあります。
例えば、トビタテ!留学JAPANでは、学業成績よりも「独自性のある留学計画」や「留学への熱意」が重視されます。日本学生支援機構の公式サイトでも、「成績だけでなく、計画の質を見る」と明記されています。
また、民間財団の奨学金の中には、特定の地域出身者や特定の専攻分野を対象としたものもあり、成績以外の条件で応募できるケースもあります。
Q4:ワーキングホリデーで実際にいくら稼げますか?
A:オーストラリアの場合、月20〜40万円稼ぐことも可能です。
オーストラリア政府の最低賃金は時給約24豪ドル(約2,400円)です。フルタイム(週38時間)で働けば、月収は約35万円になります。ファームワークや繁忙期のホテル勤務では、さらに稼げることもあります。
ただし、仕事が見つかるまでに時間がかかる場合もあるため、最初の2〜3ヶ月分の生活費は用意しておくことをおすすめします。
Q5:親に頼らずに留学費用を用意する方法は?
A:奨学金、リゾートバイト、0円留学などを組み合わせれば可能です。
例えば、リゾートバイトで3ヶ月働いて50万円貯め、格安国(フィリピン)に3ヶ月留学するというプランなら、親に頼らず実現できます。また、ワーキングホリデーなら、現地で働きながら滞在できるため、初期費用さえ用意できれば自立した留学が可能です。
Q6:社会人でも奨学金はもらえますか?
A:社会人向けの奨学金も存在します。
経団連グローバル人材育成スカラーシップや、各大学が提供するMBA奨学金など、社会人を対象とした奨学金もあります。また、勤務先に留学支援制度がある場合もありますので、人事部に確認してみましょう。
Q7:留学費用は最低いくら必要ですか?
A:0円留学なら10万円程度、格安国留学なら30万円程度から可能です。
- 0円留学:渡航費+保険料で10万円程度
- フィリピン1ヶ月:15〜25万円
- ワーホリ初期費用:50〜100万円
目的や期間によって必要な費用は異なりますので、まずは留学の目的を明確にしてから、費用を計算しましょう。
Q8:英語ができなくても留学できますか?
A:はい、英語初心者でも留学できます。
語学学校は英語を学ぶための場所ですので、英語ができない状態でも受け入れてもらえます。むしろ、英語環境に身を置くことで、日本にいるよりも早く上達する方がほとんどです。
ただし、留学前に基礎的な文法や単語を学んでおくと、現地での学習効率が上がります。オンライン英会話や英語学習アプリを活用して、留学前から準備を始めましょう。
まとめ:お金がなくても留学を実現するための3ステップ
ここまで、お金がなくても留学できる7つの方法と、費用を抑えるコツをご紹介してきました。最後に、あなたが今日から始められる3つのステップをお伝えします。
【今すぐ行きたい方】 → 0円留学 または 格安国留学(フィリピン) を検討 → 1〜2ヶ月以内に出発可能 → まずは無料の留学エージェントに相談してみましょう
【半年〜1年後に行きたい方】 → 奨学金申請 + リゾートバイトで資金準備 → 計画的に準備すれば100万円以上節約可能 → まずはトビタテ!留学JAPANの説明会に参加してみましょう
確実に留学を実現するための3ステップ
- まずは留学の目的と期間を決める
- なぜ留学したいのか?(語学力向上、キャリアチェンジ、異文化体験など)
- どのくらいの期間留学したいのか?(1ヶ月、3ヶ月、1年など)
- 自分に合った方法を1つ選ぶ
- 本記事で紹介した7つの方法の中から、自分の状況に合ったものを選びましょう
- 迷ったら、複数の方法を並行して検討してもOKです
- 今日中に情報収集または資料請求を始める
- 「いつか行きたい」ではなく、「今日から準備を始める」ことが大切です
- 留学エージェントへの相談、奨学金の情報収集、英語学習など、何か1つ行動を起こしましょう
お金がないことを理由に留学を諦める必要はありません。本記事で紹介した方法を活用すれば、誰でも留学を実現することは可能です。
留学は、語学力だけでなく、視野を広げ、人生を豊かにしてくれる貴重な経験です。ぜひ一歩踏み出して、夢の留学を実現してください。

