労金(ろうきん)からお金を借りる方法を徹底解説!ローン種類・金利・申込手順まで【2026年最新】

労金(ろうきん)からお金を借りる方法を徹底解説!ローン種類・金利・申込手順まで【2026年最新】

「労金でお金を借りたいけど、誰でも利用できるの?」

「金利や審査はどうなっているの?」

このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、労金(ろうきん)は働いている方であれば誰でも利用できる金融機関であり、銀行や消費者金融と比べて低金利でお金を借りられることが大きな魅力です

本記事では、労金からお金を借りる方法について、以下の情報を詳しく解説していきます。

  • 労金で借りられるローンの種類と金利の比較
  • お金を借りられる人の条件(3つの会員種別)
  • 申込から融資までの具体的な手順
  • 審査基準と審査に通るためのポイント

労金の利用を検討されている方は、ぜひ最後までお読みいただき、ご自身に合ったローン選びの参考にしてください。

目次

【結論】労金で借りられるローンの種類と金利比較表

まずは結論として、労金で借りられる主なローン商品と金利を一覧でご紹介します。労金では目的に応じたさまざまなローン商品が用意されています。

ローン種類金利(年率)借入限度額特徴
カードローン(マイプラン)3.875%〜8.475%最大500万円使途自由・繰り返し借入可能
フリーローン5.0%〜7.0%程度最大500万円まとまった資金を一括借入
住宅ローン0.5%〜2.5%程度最大1億円マイホーム購入・借換え
自動車ローン2.0%〜3.5%程度最大1,000万円車・バイク購入
教育ローン2.0%〜3.5%程度最大2,000万円入学金・授業料・仕送り
おまとめローン5.0%〜8.0%程度最大500万円複数借入を一本化

※金利は地域の労金や会員種別により異なります。2026年1月時点の目安です。

労金のローンを選ぶ際の3つのポイント

労金でどのローンを選べばよいか迷われている方は、以下の3つのポイントを基準に検討されることをおすすめします。

1. 借入目的が明確かどうか

住宅購入、車の購入、教育資金など借入目的が明確な場合は、目的別ローンを選ぶと金利が低く抑えられます。一方、使途が決まっていない場合や急な出費に備えたい場合は、カードローン「マイプラン」やフリーローンが適しています。

2. 繰り返し借入が必要かどうか

一度借りたら返済のみを行いたい場合はフリーローンや目的別ローン、必要に応じて何度も借入したい場合はカードローンが便利です。カードローンは限度額の範囲内であれば、返済しながら再度借入することができます。

3. 会員種別による金利優遇

労金では、団体会員・生協会員・一般勤労者という3つの会員種別があり、それぞれ適用される金利が異なります。ご自身がどの会員種別に該当するかを確認し、最も有利な条件で借入できるローンを選びましょう。

労金(ろうきん)とは?銀行・消費者金融との違い

労金からお金を借りることを検討する前に、まず「労金とはどのような金融機関なのか」を理解しておくことが大切です。全国労働金庫協会の公式サイトでは、労金の設立理念や特徴について詳しく説明されています。

労金は働く人のための非営利金融機関

労金(労働金庫)は、働く人たちがお互いを助け合うために、資金を出し合ってつくった協同組織の福祉金融機関です。1950年に岡山県と兵庫県で設立されたのが始まりで、現在では全国に13の労金があり、約1,100万人以上の方が利用しています。

労金の最大の特徴は「非営利」であることです。銀行や消費者金融は営利を目的として運営されていますが、労金は働く人々の生活向上を目的としているため、利益を追求するのではなく、利用者に還元する形で運営されています。そのため、一般的な金融機関と比較して金利が低く設定されているのです。

また、労金は労働組合や生活協同組合などの団体を通じて利用するのが基本ですが、近年では一般の勤労者の方でも出資金を払うことで利用できるようになっています。つまり、「働いている人であれば誰でも利用できる」金融機関といえるでしょう。

銀行カードローンとの金利比較

労金のカードローン「マイプラン」と、一般的な銀行カードローンの金利を比較してみましょう。

金融機関金利(年率)
労金カードローン(団体会員)3.875%〜7.075%
労金カードローン(一般勤労者)5.275%〜8.475%
メガバンク系カードローン1.5%〜14.5%
ネット銀行カードローン1.5%〜14.5%
地方銀行カードローン2.0%〜14.0%

一見すると銀行カードローンの方が下限金利が低いように見えますが、実際に適用される金利は借入限度額によって決まります。銀行カードローンで下限金利が適用されるのは、借入限度額が800万円以上など高額な場合がほとんどです。

一方、労金のカードローンは借入限度額に関わらず金利が一律であるケースが多く、100万円以下の少額借入でも低金利で借りられるのが大きなメリットです。少額の借入を検討されている方にとっては、労金の方が有利になる可能性が高いといえます。

消費者金融との違い(金利・審査・融資スピード)

労金と消費者金融では、金利・審査・融資スピードにおいて大きな違いがあります。特に金利の違いは重要なポイントです。

比較項目労金消費者金融
金利(年率)3.875%〜8.475%3.0%〜18.0%
審査時間1〜2週間程度最短30分〜即日
融資までの期間2〜3週間程度最短即日
総量規制対象外対象
在籍確認あり原則あり(書類代替可能な場合も)

金利面では労金が圧倒的に有利です。消費者金融の上限金利は年18.0%程度ですが、労金であれば年8.475%程度と、約半分以下の金利で借りることができます。長期間の借入を予定している場合は、この金利差が返済総額に大きく影響してきます。

一方、融資スピードでは消費者金融に軍配が上がります。消費者金融は最短即日融資に対応していますが、労金は審査から融資まで2〜3週間程度かかることが一般的です。急いでお金が必要な場合は、この点を考慮する必要があるでしょう。

また、労金は銀行と同様に総量規制の対象外となっています。総量規制とは、貸金業者からの借入総額が年収の3分の1を超えてはならないという規制ですが、労金は貸金業者ではないため、この規制は適用されません。ただし、返済能力を超えた借入は避けるべきであることは言うまでもありません。

労金からお金を借りられる人の条件【3つの会員種別】

労金からお金を借りるためには、一定の条件を満たす必要があります。労金の利用者は「団体会員」「生協会員」「一般勤労者」の3つの会員種別に分類されます。

団体会員(労働組合・共済組合に加入している方)

団体会員とは、労金に出資している労働組合や共済組合などの団体に所属している方のことを指します。

具体的には、以下のような団体に所属している方が団体会員に該当します。

  • 労働組合
  • 国家公務員・地方公務員等の共済組合
  • 勤労者のための福利共済活動を目的とする団体(職員会など)

団体会員は、労金のローンを最も有利な条件で利用できます。カードローン「マイプラン」の場合、団体会員であれば年3.875%〜7.075%という低金利が適用されるほか、保証料も優遇されるケースがあります。

ご自身が団体会員に該当するかどうかは、お勤め先の総務部門や人事部門に確認するか、最寄りの労金窓口でお問い合わせください。労働組合がある企業にお勤めの方は、団体会員として利用できる可能性が高いでしょう。

生協会員(生活協同組合に加入している方)

生協会員とは、労金に出資している生活協同組合の組合員である方のことです。全国には約2,800万人以上の生協組合員がおり、その多くが労金を利用できる可能性があります。

コープ(生活協同組合)に加入している方は、生協会員として労金を利用できます。ただし、すべての生協が労金と提携しているわけではないため、ご自身が加入している生協が対象かどうかを確認する必要があります。

生協会員の場合、団体会員ほどではありませんが、一般勤労者よりも有利な金利が適用されることがあります。すでに生協に加入している方は、労金の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

一般勤労者(誰でも出資金で利用可能)

団体会員にも生協会員にも該当しない方でも、一般勤労者として労金を利用することができます。

一般勤労者として労金を利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 労金の事業エリア内に住んでいる、または勤務している
  • 労金に出資金(1,000円以上)を払い込む
  • 個人の資格で労金と取引をする

出資金を払い込むことで、誰でも労金の組合員となり、ローンを利用できるようになります。出資金は退会時に返還されますので、実質的な負担なく労金を利用することが可能です。

ただし、一般勤労者の場合は、団体会員や生協会員と比較すると金利が高めに設定されています。それでも消費者金融や一般的な銀行カードローンと比較すれば低金利であることが多いため、検討の価値は十分にあるでしょう。

会員種別による金利の違い

会員種別によって適用される金利がどの程度異なるのか、カードローン「マイプラン」を例に見てみましょう。中央労働金庫の公式情報を参考にしています。

会員種別金利(年率)保証料
団体会員3.875%〜7.075%年0.8%〜1.2%
生協会員4.055%〜7.255%年0.8%〜1.2%
一般勤労者5.275%〜8.475%年0.8%〜1.2%

このように、同じカードローンでも会員種別によって約1%〜2%程度の金利差が生じます。例えば、100万円を5年間借りた場合、金利が1%違うだけで総返済額に約3万円の差が出てきます。

ご自身がどの会員種別に該当するかを確認し、最も有利な条件で借入できるよう準備しておくことをおすすめします。また、現在は一般勤労者でも、将来的に労働組合や生協に加入することで、より低金利での借入が可能になる場合もあります。

労金で借りられるローン商品を目的別に紹介

労金ではさまざまなローン商品が用意されており、借入目的に応じて最適なローンを選ぶことができます。

ここでは、主要なローン商品について詳しくご紹介します。

カードローン「マイプラン」(使途自由・繰り返し借入可能)

カードローン「マイプラン」は、労金で最も人気のあるローン商品の一つです。マイプランは使途自由で繰り返し借入ができる便利なローンとして多くの方に利用されています。

マイプランの主な特徴

マイプランは、契約時に設定した限度額の範囲内であれば、何度でも借入と返済を繰り返すことができます。急な出費があったときや、給料日前の一時的な資金不足の際に便利です。

借入限度額は最大500万円(一般勤労者は最大100万円の場合あり)で、金利は会員種別により年3.875%〜8.475%程度です。一般的な銀行カードローンと比較しても低金利であり、特に少額の借入では大きなメリットがあります。

マイプランはこんな方におすすめ

  • 急な出費に備えておきたい方
  • 使途を特定せず、柔軟に借入したい方
  • 少額の借入を低金利で行いたい方
  • 繰り返し借入する可能性がある方

返済は毎月の約定返済に加え、余裕があるときにATMから随時返済(繰上返済)することも可能です。早めに返済すれば、その分利息を節約できます。

フリーローン(まとまった資金を一括借入)

フリーローンは、まとまった資金を一括で借り入れ、毎月一定額を返済していくタイプのローンです。

フリーローンの主な特徴

フリーローンは、借入時に一括で融資を受け、その後は返済のみを行います。カードローンのように繰り返し借入することはできませんが、その分計画的な返済がしやすく、借りすぎを防ぐことができます。

借入限度額は最大500万円程度で、返済期間は最長10年間です。金利は年5.0%〜7.0%程度で、カードローンよりも若干低く設定されているケースもあります。

フリーローンはこんな方におすすめ

  • 結婚式や旅行など、まとまった資金が必要な方
  • 借入額と返済計画を明確にしたい方
  • 繰り返し借入する予定がない方
  • 計画的に完済したい方

フリーローンは使途自由ですが、事業資金や投機目的での利用は認められていません。あくまで生活に関連する資金として利用することが条件となっています。

住宅ローン(マイホーム購入・借換え)

住宅ローンは、マイホームの購入やリフォーム、借換えなどに利用できるローンです。

住宅ローンの主な特徴

労金の住宅ローンは、最大1億円までの借入が可能で、返済期間は最長35年間です。金利は変動金利と固定金利から選ぶことができ、変動金利の場合は年0.5%〜2.5%程度と、民間の住宅ローンと比較しても競争力のある水準となっています。

また、団体会員であれば金利優遇が受けられるほか、保証料や事務手数料が無料または低額に設定されている場合もあります。住宅購入を検討されている方は、労金の住宅ローンも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

住宅ローンはこんな方におすすめ

  • 新築住宅や中古住宅を購入する方
  • マンションを購入する方
  • 住宅のリフォームを行う方
  • 他の金融機関からの借換えを検討している方

住宅ローンの審査では、年収や勤続年数、他の借入状況などが厳しくチェックされます。事前に仮審査を受けて、どの程度の借入が可能かを確認しておくことをおすすめします。

自動車ローン(マイカー購入・バイク)

自動車ローンは、車やバイクの購入資金として利用できるローンです。

自動車ローンの主な特徴

労金の自動車ローンは、新車・中古車・バイクの購入だけでなく、車検費用や修理費用、運転免許の取得費用などにも利用できます。借入限度額は最大1,000万円程度で、返済期間は最長10年間です。

金利は年2.0%〜3.5%程度と、ディーラーローンや信販会社のオートローンと比較して低く設定されています。また、保証料が金利に含まれている場合や、繰上返済手数料が無料の場合もあるため、総返済額を抑えることができます。

自動車ローンはこんな方におすすめ

  • 新車や中古車を購入する方
  • バイクを購入する方
  • 車検費用や修理費用を借りたい方
  • ディーラーローンより低金利で借りたい方

自動車ローンを利用する際は、頭金をどの程度用意するかも重要なポイントです。頭金が多いほど借入額が少なくなり、総返済額も抑えられます。

教育ローン(入学金・授業料・仕送り)

教育ローンは、お子さまの教育資金として利用できるローンです。

教育ローンの主な特徴

労金の教育ローンは、入学金や授業料だけでなく、下宿費用や仕送り、教材費、留学費用など、教育に関連する幅広い用途に利用できます。借入限度額は最大2,000万円程度で、返済期間は最長15年間(在学中は元金据置も可能)です。

金利は年2.0%〜3.5%程度と低く設定されており、日本政策金融公庫の教育ローンと比較しても遜色ない水準です。また、在学中は利息のみの返済にできる「元金据置制度」を利用すれば、お子さまの在学中の負担を軽減することができます。

教育ローンはこんな方におすすめ

  • 大学や専門学校の入学金・授業料を準備したい方
  • お子さまの下宿費用や仕送りに充てたい方
  • 奨学金だけでは不足する方
  • 在学中の返済負担を軽減したい方

教育ローンは、国の教育ローン(日本政策金融公庫)や奨学金と併用することも可能です。それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な資金計画を立てましょう。

おまとめローン(複数借入を一本化)

おまとめローンは、複数の借入を一本化して返済の負担を軽減するためのローンです。

おまとめローンの主な特徴

おまとめローンを利用することで、複数の借入先への返済を一本化し、毎月の返済額を減らしたり、金利を下げたりすることができます。特に、消費者金融など高金利の借入がある場合は、労金のおまとめローンに借り換えることで、大幅に利息負担を軽減できる可能性があります。

借入限度額は最大500万円程度で、返済期間は最長10年間です。金利は年5.0%〜8.0%程度と、消費者金融(年15%〜18%)と比較して圧倒的に低いため、借り換えのメリットは大きいといえます。

おまとめローンはこんな方におすすめ

  • 複数の借入先への返済が大変な方
  • 消費者金融からの借入を低金利で借り換えたい方
  • 毎月の返済額を減らしたい方
  • 返済計画を整理したい方

おまとめローンを利用する際は、借り換え後に新たな借入をしないことが重要です。せっかく借入を一本化しても、また別の借入をしてしまっては意味がありません。おまとめローンは、借金完済に向けた第一歩として活用しましょう。

労金でお金を借りる申込手順【5ステップ】

労金でお金を借りるための具体的な手順をご紹介します。申込から融資までは通常2〜3週間程度かかりますので、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。

ステップ1:利用する労金を確認(地域別の担当労金)

労金は全国に13の金庫があり、お住まいまたはお勤めの地域によって利用できる労金が決まっています。全国労働金庫協会では、全国の労金一覧と各労金のエリアを確認することができます。

全国13労金の一覧

労金名対象エリア
北海道労働金庫北海道
東北労働金庫青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
中央労働金庫茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨
新潟県労働金庫新潟
長野県労働金庫長野
静岡県労働金庫静岡
北陸労働金庫富山・石川・福井
東海労働金庫愛知・岐阜・三重
近畿労働金庫滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
中国労働金庫鳥取・島根・岡山・広島・山口
四国労働金庫徳島・香川・愛媛・高知
九州労働金庫福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
沖縄県労働金庫沖縄

まずは、ご自身がどの労金の対象エリアに該当するかを確認しましょう。各労金によって取扱商品や金利が若干異なる場合がありますので、詳細は該当する労金の公式サイトをご確認ください。

ステップ2:必要書類を準備する

申込に必要な書類を事前に準備しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。

共通して必要な書類

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 収入証明書類(源泉徴収票、確定申告書、給与明細など)
  • 届出印(労金に届出済みの印鑑、または新規届出用の印鑑)
  • 普通預金口座の届出印・通帳(労金の口座がない場合は新規開設)

ローン種別によって追加で必要な書類

  • 住宅ローン:売買契約書、登記事項証明書、建築確認済証など
  • 自動車ローン:見積書、注文書、車検証など
  • 教育ローン:合格通知書、入学許可証、授業料納付書など
  • おまとめローン:他社借入の返済予定表、残高証明書など

必要書類はローン商品や労金によって異なる場合がありますので、申込前に該当する労金に確認することをおすすめします。

ステップ3:仮審査を申し込む(Web・来店・電話)

書類の準備ができたら、仮審査(事前審査)を申し込みます。

申込方法の種類

申込方法メリットデメリット
Web申込24時間いつでも申込可能、来店不要細かい相談がしにくい
来店申込対面で相談しながら申込できる店舗の営業時間内に限られる
電話申込疑問点を確認しながら申込できる書類の提出は別途必要

近年では、Web完結型の申込に対応している労金も増えており、来店せずに契約まで完了できるケースもあります。お忙しい方はWeb申込を活用されるとよいでしょう。

仮審査では、年収や勤続年数、他の借入状況などの基本的な審査が行われます。仮審査の結果は通常1週間程度で通知されます。

ステップ4:本審査・契約手続き

仮審査に通過したら、本審査(正式審査)に進みます。

本審査で確認される主な項目

  • 提出書類の内容確認
  • 在籍確認(勤務先への電話連絡)
  • 信用情報の照会
  • 保証会社による審査

本審査では、勤務先への在籍確認が行われることが一般的です。在籍確認は、申込者が申告した勤務先に実際に勤務しているかを確認するためのもので、通常は労金名ではなく個人名で電話がかかってきます。

本審査に通過したら、契約手続きに進みます。契約は来店して行う場合が多いですが、Web完結型のローンであればオンラインで契約できる場合もあります。契約時には、契約書への署名・捺印、口座振替の設定などが行われます。

ステップ5:融資実行・借入開始

契約手続きが完了すると、融資が実行されます。

融資の方法

  • カードローン:ローンカード発行後、ATMで借入可能
  • その他のローン:指定口座に一括入金、または直接業者への振込

カードローンの場合は、契約後1〜2週間程度でローンカードが自宅に届きます。カードが届いたら、労金ATMや提携ATM(コンビニATMなど)から借入することができます。

フリーローンや目的別ローンの場合は、契約時に指定した口座に借入金が一括で入金されます。住宅ローンや自動車ローンの場合は、不動産会社や販売店に直接振り込まれるケースもあります。

融資実行後は、毎月の返済が始まります。返済は登録した口座からの自動引落しが基本ですが、余裕があるときにATMから随時返済(繰上返済)することも可能です。

労金の審査基準と審査に通るためのポイント

労金でお金を借りるためには、審査に通過する必要があります。

ここでは、労金の審査基準と、審査に通るためのポイントについて解説します。

労金の主な審査基準5つ

労金の審査では、以下の5つの項目が重点的にチェックされます。

1. 年齢条件

労金のローンを利用するためには、一般的に満18歳以上満65歳未満であることが条件となっています。ただし、ローン商品によっては年齢条件が異なる場合がありますので、申込前に確認しましょう。

2. 勤続年数

安定した収入があることを確認するため、勤続年数が審査項目に含まれています。一般的には、同一勤務先に1年以上勤務していることが条件となっています。転職したばかりの方は、勤続年数が短いと審査で不利になる可能性があります。

3. 年収

返済能力を判断するため、年収も重要な審査項目です。労金の場合、一般的に前年度税込み年収が150万円以上であることが条件となっています。パートやアルバイトの方でも、この条件を満たしていれば申込可能な場合があります。

4. 居住状況

労金の事業エリア内に住んでいる、または勤務していることが条件となります。また、住居の種類(持ち家・賃貸)や居住年数も審査の参考にされることがあります。

5. 信用情報

過去の借入や返済の履歴(信用情報)も審査でチェックされます。過去に延滞や債務整理などの金融事故があると、審査で不利になる可能性があります。

審査に落ちやすい人の特徴

労金の審査に落ちやすい人には、いくつかの共通した特徴があります。

審査に落ちやすい人の特徴

  • 勤続年数が1年未満の方
  • 年収が150万円未満の方
  • 他社からの借入が多い方
  • 過去に延滞や債務整理の経験がある方
  • 短期間に複数のローンに申し込んでいる方
  • 申込内容に虚偽がある方

特に注意していただきたいのは、申込内容の虚偽です。年収や勤続年数を偽って申告しても、審査で発覚する可能性が高く、発覚した場合は審査に落ちるだけでなく、今後の利用も難しくなる可能性があります。

審査に通るためにできる3つの対策

審査に不安がある方は、以下の3つの対策を実践することで、審査通過の可能性を高めることができます。

対策1:借入希望額を必要最低限にする

借入希望額が大きいほど、審査は厳しくなります。本当に必要な金額を見極め、借入希望額を必要最低限に抑えることで、審査に通りやすくなります。特に、年収に対して借入希望額が大きすぎると、返済能力に疑問を持たれる可能性があります。

対策2:他社の借入をできるだけ減らしておく

他社からの借入が多いと、返済能力に余裕がないと判断され、審査で不利になります。可能であれば、労金に申し込む前に他社の借入を返済しておくか、残高を減らしておくことをおすすめします。

対策3:正確な情報を申告する

申込書には、正確な情報を記入することが重要です。特に年収や勤続年数、他社借入額などは、書類や信用情報で確認されますので、虚偽の申告は避けましょう。不明点があれば、労金の窓口で相談しながら正確に記入することをおすすめします。

労金で借りる際の注意点とデメリット

労金は低金利で借りられるメリットがありますが、いくつかの注意点やデメリットもあります。申込前に確認しておきましょう。

即日融資はできない(融資まで約2〜3週間)

労金で最も注意すべき点は、即日融資に対応していないことです。

労金の場合、申込から融資実行まで通常2〜3週間程度かかります。これは、銀行カードローン(1週間程度)や消費者金融(最短即日)と比較すると、かなり長い期間といえます。

そのため、「今日中にお金が必要」「数日以内に借りたい」という場合は、労金は適していません。このような緊急の場合は、銀行カードローンや消費者金融を検討するか、労金でも余裕を持って申し込んでおくことをおすすめします。

逆に、計画的に資金を準備したい場合(住宅購入、車購入、教育資金など)は、時間に余裕を持って労金に申し込むことで、低金利のメリットを最大限に活用できます。

店舗が少なく来店が必要な場合がある

労金は全国に約600の店舗がありますが、メガバンクや地方銀行と比較すると店舗数は少なめです。全国労働金庫協会では、各労金の店舗検索が可能ですが、お住まいの地域によっては最寄りの店舗まで距離がある場合があります。

近年では、Web完結型のローンも増えており、来店せずに契約まで完了できるケースも増えています。しかし、ローン商品によっては契約時に来店が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

また、ATMについても、労金ATMは銀行ATMほど多くありません。ただし、コンビニATM(セブン銀行、ローソン銀行、E-net)と提携しているため、借入や返済は比較的便利に行えます。なお、提携ATMを利用する際は、手数料がかかる場合があります。

会員種別で金利が変わる点に注意

先ほども触れましたが、労金では会員種別によって金利が異なります。

一般勤労者の場合、団体会員と比較して1%〜2%程度金利が高くなります。それでも消費者金融と比較すれば低金利ですが、少しでも有利な条件で借りたい場合は、以下の点を検討してみてください。

  • 勤務先に労働組合があるか確認する
  • 生活協同組合(コープ)に加入する
  • 家族が団体会員や生協会員であれば、そちらから申し込む

また、金利だけでなく保証料にも注意が必要です。労金のローンでは、保証会社の保証を受けることが条件となっている場合があり、保証料が別途かかることがあります。金利と保証料を合わせた「実質的な負担」で比較することが大切です。

よくある質問

労金からお金を借りる際によくある質問にお答えします。

Q1. 労金は誰でもお金を借りられますか?

A: 働いている方であれば、基本的に誰でも労金を利用できます。

労金は、かつては労働組合員専用の金融機関というイメージがありましたが、現在では一般の勤労者の方でも利用可能です。労金の事業エリア内に住んでいるか勤務していて、出資金(1,000円以上)を払い込める方であれば、誰でも組合員として利用できます。

ただし、専業主婦の方や無職の方など、定期的な収入がない方は審査に通ることが難しい場合があります。また、審査基準を満たしていても、信用情報に問題がある場合は借入できないことがありますのでご注意ください。

Q2. パート・アルバイトでも借りられますか?

A: パート・アルバイトの方でも、条件を満たしていれば借りられます。

労金の審査では、雇用形態よりも「安定した収入があるかどうか」が重視されます。一般的に以下の条件を満たしていれば、パート・アルバイトの方でも申込可能です。

  • 同一勤務先に1年以上勤務している
  • 前年度税込み年収が150万円以上ある
  • 労金の事業エリア内に住んでいる、または勤務している

ただし、正社員の方と比較すると審査は厳しくなる傾向があります。また、借入限度額が低めに設定される場合もありますので、あらかじめご了承ください。

Q3. 審査にはどのくらい時間がかかりますか?

A: 仮審査は1週間程度、本審査を含めると2〜3週間程度かかります。

労金の審査は、銀行や消費者金融と比較すると時間がかかります。

  • 仮審査:1週間程度
  • 本審査:1〜2週間程度
  • 融資実行:契約後1週間程度(カードローンの場合はカード発行まで)

急いでいる場合は、必要書類を事前に準備しておくことで、少しでもスムーズに手続きを進めることができます。また、Web申込を利用すると、来店の手間が省けて時間短縮になる場合があります。

Q4. 在籍確認の電話はありますか?

A: 基本的に在籍確認の電話があります。

労金のローン審査では、申込者が申告した勤務先に実際に勤務しているかを確認するため、在籍確認の電話が行われることが一般的です。

在籍確認の電話は、通常は労金名ではなく担当者の個人名でかかってきます。また、「〇〇さんはいらっしゃいますか?」という簡単な確認のみで、借入の目的などを勤務先に伝えることはありません。

在籍確認に不安がある場合は、申込時に「電話が取りやすい時間帯」を伝えておくとよいでしょう。また、一部のローン商品では、書類(社会保険証や給与明細など)による在籍確認に代替できる場合もありますので、窓口で相談してみてください。

Q5. 総量規制の対象ですか?

A: 労金は総量規制の対象外です。

総量規制とは、貸金業者からの借入総額が年収の3分の1を超えてはならないという規制で、金融庁が定めた貸金業法に基づいています。

労金は貸金業者ではなく金融機関(労働金庫)であるため、総量規制の対象外となっています。そのため、年収の3分の1を超える借入も、審査に通れば可能です。

ただし、総量規制の対象外だからといって、返済能力を超えた借入をすることは避けるべきです。労金でも、返済能力を考慮した審査が行われますので、無理のない範囲での借入を心がけましょう。

まとめ:あなたに合った労金のローンの選び方

本記事では、労金からお金を借りる方法について詳しく解説してきました。

最後に、あなたの状況に合った労金のローンの選び方をまとめます。

状況別おすすめローン

今すぐ少額を借りたい方 → カードローン「マイプラン」

  • 限度額の範囲内で繰り返し借入可能
  • 少額でも低金利(年3.875%〜8.475%)
  • ATMからいつでも借入・返済可能

まとまった資金が必要な方 → フリーローン

  • 最大500万円まで一括借入
  • 計画的な返済がしやすい
  • 借りすぎを防げる

目的が決まっている方 → 目的別ローン

  • 住宅ローン:マイホーム購入・借換え(年0.5%〜2.5%程度)
  • 自動車ローン:車・バイク購入(年2.0%〜3.5%程度)
  • 教育ローン:入学金・授業料(年2.0%〜3.5%程度)

複数の借入を一本化したい方 → おまとめローン

  • 消費者金融からの借換えで大幅に利息軽減
  • 毎月の返済を一本化して管理しやすく

労金でお金を借りる3つのポイント

1. 会員種別を確認して最も有利な条件で借りる

労働組合や生協に加入している方は、団体会員・生協会員として有利な金利で借りられます。ご自身の会員種別を確認し、最も有利な条件を活用しましょう。

2. 余裕を持ったスケジュールで申し込む

労金は即日融資に対応していないため、申込から融資まで2〜3週間程度かかります。資金が必要な時期から逆算して、余裕を持って申し込むことが大切です。

3. 必要書類を事前に準備しておく

本人確認書類、収入証明書類など、必要な書類を事前に準備しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。不明点は労金の窓口で確認しましょう。

労金は、働く人のために設立された非営利の金融機関です。

銀行や消費者金融と比較して低金利でお金を借りられる可能性が高いため、ローンを検討されている方は、ぜひ労金も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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注意事項

本記事でご紹介したカードローンをご利用いただくにあたり、以下の点に必ずご注意ください。計画的に利用するために、メリットだけでなくリスクや条件もしっかりと理解しておくことが重要です。

カードローン利用に関する共通の注意点

  • 申込時間と融資時間について
    多くのサービスではWebから24時間申し込みが可能ですが、審査には対応時間が設けられています(主に9:00~21:00)。審査対応時間外の申し込みは、翌営業日の審査開始となります。即日融資を希望される場合でも、申込内容の確認や混雑状況によって審査に時間がかかることがありますので、必ず時間に余裕を持って、できれば午前中など早い時間帯に申し込みを完了させてください。

  • 金利と遅延損害金について
    お金を借りると、必ず金利に応じた利息が発生します。無利息期間サービスを利用する場合を除き、借りた元金に加えて利息を返済する必要があります。また、返済期日に遅れると、通常の利息とは別に「遅延損害金」(年率20.0%が上限)が発生します。返済が遅れるほど負担は大きくなりますので、必ず返済計画を立ててからご利用ください。

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  • 審査について
    本記事で紹介している正規の貸金業者や銀行では、必ず審査が行われます。「審査なし」「誰でも貸します」といった甘い言葉で勧誘する業者は、違法な闇金(ヤミ金)の可能性が極めて高いです。法外な金利や悪質な取り立てに遭う危険性があるため、絶対に利用しないでください。

  • 総量規制について
    プロミス、アイフルなどの消費者金融からの借り入れは、「総量規制」の対象となります。これは、貸金業者からの借入総額が年収の3分の1までに制限されるという法律上のルールです。銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、独自の審査基準を設けています。

  • 信用情報について
    カードローンへの申し込みや契約、返済状況といった情報は、すべて信用情報機関に記録されます。長期間の延滞などを行うと、信用情報に事故情報として登録され、将来的に他のローン(住宅ローンや自動車ローンなど)やクレジットカードの審査に通過することが非常に困難になります。

各社のサービスに関する主な注意点

  • プロミス
    30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレスの登録とWeb明細の利用登録が必要です。また、申込時の年齢が19歳以下の場合、収入証明書類の提出が必須となります。

  • レイク
    無利息期間サービス(365日間/60日間)は、初めての契約でWebから申し込んだ方が対象です。契約額によって適用される期間や条件が異なりますので、公式サイトで詳細をご確認ください。

    貸付条件はこちら

  • SMBCモビット
    お申し込みの曜日や時間帯によっては、審査や融資の対応が翌日以降になる場合があります。

  • アイフル
    お申し込みの状況によっては、必ずしもご希望に沿えない(希望額から減額される、審査に通らないなど)場合があります。

  • アコム
    原則として勤務先への在籍確認の電話はありませんが、審査の過程で必要と判断された場合は、申込者の同意を得た上で実施されることがあります。

免責事項

当サイトに掲載されている情報は、記事作成時点のものです。可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、その内容の正確性や安全性を完全に保証するものではありません。金利や無利息期間の条件、その他のサービス内容は変更される可能性があります。

ローン商品のお申し込みにあたっては、必ずご自身で各金融機関の公式サイトに記載されている最新の貸付条件や商品概要、重要事項説明書などを十分にご確認いただき、ご自身の判断と責任においてご契約ください。

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