転職面接では、担当経験、転職理由、志望動機、入社後にやりたい仕事を準備しましょう。
実際の担当範囲と、応募先の仕事内容をつなげて答えます。経験を大きく見せる必要はありません。
案件面談では、今回の業務に対応できる経験と、参画条件の確認が中心になります。
まず、次の面談が入社の選考なのか、案件参画の確認なのかを確かめてください。
エンジニアの転職面接で聞かれる質問と回答例
質問は企業や職種によって異なります。以下は準備に使える質問と、架空の回答例です。
「これまでの担当業務を教えてください」
技術名だけでなく、工程、自分の担当、工夫を一つ説明します。
Javaの業務システム開発を4年経験し、直近は受注管理APIの詳細設計から単体テストまで担当しました。
基本設計はリーダーが担当し、私は入力チェックと更新処理、異常系のテストを行いました。
人数や期間を聞かれたときにも説明できるように、スキルシートの担当業務とそろえます。
「なぜ転職したいのですか」
今の状況に加えて、次の職場で必要な環境や担当業務を話します。
保守改修を通じて、仕様を整理する仕事にも関心を持ちました。
今の職場では当面、実装中心の担当が続くため、設計から関われる環境を探しています。
給与や勤務時間が理由でも、事実として伝えて構いません。相手への批判にせず、希望する条件を具体化します。
「なぜ当社を志望していますか」
企業の募集内容や事業を調べ、経験を生かしたい仕事との接点を伝えます。
利用部門への確認をしながら、業務システムの改修を進めてきました。
今回の求人で、利用者の課題を整理して設計・開発する役割と知り、経験を生かしたいと考えています。
この企業像は架空です。実際の募集や説明会で確認した内容に置き換えてください。
「技術上の課題をどう解決しましたか」
困った状況、調べたこと、判断したこと、結果の順で話します。チームの判断と自分の提案は分けます。
更新APIのテストで、重複したリクエストによる二重登録を見つけました。
ログと再現手順を整理し、リーダーに修正案を相談しました。合意した方法を実装し、再実行のテストを追加しました。
この例では、採用した修正方法と、他の方法を選ばなかった理由も追加で説明できるように準備します。
使ったことのない技術は、経験がないと伝えます。知っている範囲と、調べて確認する手順を分けて答えましょう。
「入社後にどのような仕事をしたいですか」
すぐに担当できる仕事と、これから経験を増やしたい仕事を分けます。
まずは詳細設計と実装の経験を生かし、開発に貢献したいと考えています。
そのうえで、レビューを受けながら基本設計や仕様整理へ担当を広げたいです。
希望と配属が合うかは、面接の逆質問でも確認してください。
希望年収を聞かれたら、現年収と業務の範囲を添えて伝えます。希望年収の伝え方の例も使えます。
転職面接は入社の選考、案件面談は参画する仕事の確認
自社の採用面接、SES社員としての案件面談、フリーランスの商談では関係が異なります。
- 転職面接:採用企業に入社するための選考
- SES社員の案件面談:所属企業に在籍したまま、参画先の業務を確認
- フリーランスの案件面談:業務委託などの契約に向けて、仕事と条件を確認
エージェントとの初回相談は、企業との面接・案件面談とは別の段階です。
案内が曖昧なら、参加者と、今回決めることを担当者へ聞きましょう。
案件面談では募集業務に対応できる経験を伝える
案件面談では、業務に近い経験から説明すると、相手が確認しやすくなります。
- どの工程を担当したか
- どの技術を、どの作業で使ったか
- 一人で判断した範囲と、レビューを受けた範囲
- 募集にある業務のうち、未経験の部分は何か
会社への長い志望動機より、担当業務との接点を具体的に話す準備をしましょう。
案件向けの話し方は、担当業務を伝える自己紹介例文で確認できます。
ただし、案件ごとに質問は変わります。志望理由を聞かれないとは断定できません。

同じ障害対応の経験を転職面接と案件面談で話す例
例えば、障害対応の経験なら、次のように焦点を変えます。
転職面接では、仕事への姿勢や、今後の役割につなげます。
障害の記録を整理し、チームで手順を見直しました。今後は運用改善にも関わりたいです。
案件面談では、今回必要な作業に照らし合わせます。
一次切り分けとログ確認を担当しました。
本番環境の変更は、承認を受けて実施しました。
事実は変えず、相手が確かめたい点に合わせて説明します。
転職面接と案件面談で聞いておきたい逆質問の違い
転職では、配属、評価、育成、会社としての働き方などを確認します。
案件面談では、担当範囲、体制、期間、稼働時間、出社頻度などを確認します。
SES社員の給与や評価は、自社の担当者へ確認する内容です。
同じ「設計に関わりたい」という希望でも、聞く内容は変わります。次は架空の質問例です。
| 場面 | 確認する質問 |
|---|---|
| 転職面接 | 「入社後、設計を担当するまでの育成や配属の進め方を教えてください」 |
| 案件面談 | 「今回の契約期間中、私が担当する設計範囲とレビュー体制を教えてください」 |
長期的な育成制度と、今回の案件で任される業務は、別の確認事項です。
給与と業務委託の報酬は、契約や負担する費用が違います。金額だけで働き方を決めないようにします。
内定と案件への合意も別です。退職や契約終了の前に、開始日と確定した条件を確認しましょう。
業務委託の条件確認は、案件面談から契約までの手順にまとめています。
契約や指揮命令に不明点があれば、契約の名称だけで判断せず、説明を求めましょう。
経験3年目で転職を迷う方は、スキルの棚卸しと転職判断から準備できます。
新卒採用を受ける方は、新卒エンジニアの面接の質問・回答例を確認してください。
採用と案件参画、それぞれの目的に合わせて経歴を整理しよう
まずは、次の面談が採用・相談・案件参画のどれに当たるかを確認します。
経歴の受け答えを練習したい方は、無料模擬面談について問い合わせることができます。
フォームでスキルシートと候補日時3件を送り、メールで日程を調整します。
面談後のフリーエージェントサービスへの登録は任意です。
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