SESの客先面談では、技術名だけで案件を判断しないことが大切です。
最初に任される仕事・相談できる人・実際の働き方まで聞きましょう。
条件が曖昧なままなら、その場で参画を決めず、所属会社に確認できます。
仕事内容は客先に、給与や雇用条件は所属会社に聞く
客先には、参画後の作業やチームの進め方を聞きます。現場の担当者が答えやすい内容です。
給与や雇用条件、案件票との食い違いは所属会社の営業・労務担当へ確認します。
客先の発言だけで条件が確定したと考えないようにしましょう。
SES面談全体の流れを先に把握したい方は、別記事で確認できます。
最初の1か月に担当する仕事と成果物を聞く
「Javaの開発」と聞いただけでは、設計、既存機能の改修、テストのどれを担うか分かりません。
「参画後、最初の1か月はどの作業を担当しますか。成果物は何になりますか」と聞くと、仕事の輪郭が見えます。
設計を任されるなら、仕様を自分で決める範囲も確認します。自分の経験と違う工程なら、経験済みのふりをせず伝えてください。
分からないときの相談先とレビュー担当者を聞く
仕事内容が合っていても、初期説明やレビューがなければ、参画後に困るかもしれません。
「着任時の説明は誰が担当し、作業中の質問やレビューはどなたにお願いできますか」と聞きましょう。
一人で進める予定なら、判断を任される範囲と、困ったときの連絡先を確かめます。
「チームで対応します」という回答だけなら、担当者や方法まで聞いてみます。

出社頻度と残業は通常時と繁忙期の両方を聞く
「リモート可」は、毎日自宅で働ける意味とは限りません。勤務場所、出社先、出社頻度を具体的に聞きます。
「普段は週に何日出社しますか。リリース前などは変わりますか」と尋ねると、通常時と繁忙期を分けて確認できます。
夜間対応や休日作業が気になるなら、発生する業務があるか、誰が対応するかを聞きましょう。
勤務時間など正式な条件は所属会社にも照合します。
回答が曖昧なときの聞き直し方
「状況次第です」と返ってきたら、「現時点で決まっていることは何ですか」と聞き直します。
未定の項目は、誰にいつ確認できるかを聞きます。
その場で分からないことがあるだけで、悪い案件とは決められません。
ただし、担当工程や出社条件が案件票と違うなら、違いをメモして所属会社へ伝えましょう。
確認が済むまで「ぜひ参画します」と即答する必要はありません。「確認してからお返事します」で大丈夫です。
面談で聞いた条件を案件票と比べて参画を判断する
面談後は、案内された条件・客先の回答・まだ分からない点を分けて営業担当に送ります。
口頭だけで済ませず、確認結果を残しましょう。
労働者派遣として働く場合は、派遣元が示す業務内容、就業場所、時間なども確認します。茨城労働局の案内も参考になります。
「SES」という呼び名だけでは契約形態は分かりません。
自分に適用される書類と、相違がある場合の対応を所属会社に確かめてください。
案件票と説明が違ったときの共有メモ例
以下は、営業担当に送る架空の記入例です。
| 項目 | 案件票 | 客先の説明・残った疑問 |
|---|---|---|
| 出社 | 週1日 | 初月は週5日。2か月目以降の頻度は未定 |
| 作業 | API開発 | 最初の1か月はテスト中心。その後の担当を要確認 |
| 相談先 | チーム対応 | レビュー担当者が誰か未確認 |
初月の出社条件が案内と違いました。継続できるか判断するため、期間と頻度の確定をお願いします。
技術面の質問も用意するなら、SES面談の逆質問と聞き直し方を使えます。
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