Minecraft(マインクラフト)の世界をもっと広げる方法として人気なのが「MOD(モッド)」です。MODを使えばマイクラに新しいアイテムや冒険要素を追加でき、プログラミング学習のきっかけにもなります。
本記事では、最新のMinecraft Java Edition 1.21.5「Spring to Life」アップデート(2025年春リリース)に対応した、初心者向けのマイクラのmodの入れ方をWindowsとMac両方の手順で丁寧に解説します。小学生のお子さんから保護者の方、大人の初心者まで、簡単なステップに沿って安全にMODを導入する方法を学びましょう。
- マイクラのMODは新しい遊び方を追加できる非公式プログラムです。
- 最新バージョンの1.21.5でもMODを使うことができます。
- WindowsとMacの両方で導入方法をわかりやすく紹介しています。
- MODの体験がプログラミング学習につながることもあります。
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マイクラのmodの入れ方【Windows編】初心者でも安心の手順ガイド

WindowsパソコンでマイクラにMODを入れてみたいけど、やり方が難しそう…そんな方でも大丈夫!この章では、MODとは何かという基本から、Forgeのインストール方法、MODファイルの配置まで、初心者の方でも安心して導入できるように、順を追ってわかりやすく解説します。小学生とその保護者の方も、一緒に進めながらマイクラの世界をもっと広げていきましょう。
MODって何?マイクラのMODを簡単に説明
マイクラの「MOD(モッド)」とは、Modificationの略で、ゲームに新しい要素を加える「改造データ」のことです。公式が作った追加コンテンツではなく、世界中の有志(ユーザー)が開発したプログラムをマイクラに組み込んで遊びます。
例えば新しいモンスターやアイテムを追加したり、グラフィックを綺麗に変更したり、便利なミニマップや乗り物を導入するMODなど種類は様々です。MODを入れることで、まるで別のゲームのような新鮮な体験ができ、マイクラの遊び方の幅が無限に広がります。
ただし、MODは公式にサポートされていない非公式のプログラムです。そのため、導入や使用は自己責任となります。開発元であるMojangの保証が及ばないため、MODによってゲームが不安定になる場合もあります。しかし世界的に多くのユーザーがMODを利用しており、有名なMODでは累計数千万以上のダウンロードがあるものも存在します。正しい方法で導入すれば安全に遊べるものがほとんどですので、本ガイドを参考に慎重に進めれば問題ありません。
前提知識として、MODが使えるのはJava版のマインクラフトのみである点に注意しましょう。Nintendo Switchやスマホなどの統合版(Bedrock版)では基本的にMODを導入できません。この記事ではPC版(Java版)を対象に解説していきます。
MOD導入のための準備と基本条件(Windows)
実際にMODを入れる前に、いくつか準備と確認事項があります。まず、お使いのパソコンにMinecraft Java Editionがインストールされていること、そしてMODを適用したいMinecraftのバージョンを把握しておきましょう。2025年5月現在の最新バージョンは1.21.5ですが、お手持ちのマイクラが古い場合は公式ランチャーからアップデートしておくことをおすすめします。MODはゲームのバージョンごとに対応が決まっているため、ゲーム本体とMODの対応バージョンを揃えることが重要です。
次に、MODを動かすために必要な「MODローダー」と呼ばれる土台を準備します。ほとんどのMODはそのままでは動かず、Minecraft Forge(マインクラフト・フォージ)という無料ツールを先に導入しておく必要があります。
ForgeはマイクラにMODを読み込ませるためのお助けツールで、これをゲームに組み込むことで様々なMODが使えるようになります(一部、Forgeを使わない特殊なMODもありますが、初心者は基本Forgeを利用します)。Forge以外にもFabric(ファブリック)という別のMODローダーが存在しますが、まずは代表的なForgeを導入するのが良いでしょう。
また、MOD導入の前に現在のワールドデータのバックアップを取っておくと安心です。万一MODを入れて不具合が起きた場合でも、バックアップから元の状態に戻せます。PCの空き容量も確認し、複数のMODを入れる場合はパソコンの性能への負荷にも注意してください。では準備が整ったら、具体的なマイクラにmodの入れ方の手順に移りましょう。
Minecraft Forgeのインストール方法(Windows版)
WindowsでForgeをインストールする手順を説明します。少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、順番にやれば大丈夫です。(操作の前にマインクラフトは一度終了しておいてください)
- 公式サイトからForgeをダウンロードする
ブラウザでForge公式ページ【Minecraft Forge】にアクセスし、導入するMinecraft本体のバージョンに対応したForgeのインストーラーを取得します。例えばマイクラ1.21.5にMODを入れたい場合は、「Minecraft 1.21.5 用 Forge」を選択しましょう。
※Forge公式サイトではバージョンごとに「Latest」(最新)と「Recommended」(安定版)が表示されます。2025年5月時点では1.21.5向けは最新版のみ提供されており、安定版はまだない可能性があります。その場合は最新のForgeを使用しますが、不具合が起きる可能性もあるため注意が必要です。基本的には安定版(Recommended)が出ている場合はそちらを選ぶと安心です。 - Forgeインストーラーを起動する
ダウンロードしたforge-xxxxx-installer.jar
(xxxxxはバージョン番号)のファイルをダブルクリックして実行します。するとインストーラー画面が立ち上がるはずです。
※Windows環境によってはJARファイルが開かない場合があります。その際はパソコンにJava実行環境(JRE/Javaがインストールされているか)を確認してください。Minecraft自体はランチャーに組み込みのJavaで動いていますが、ForgeインストールにはシステムのJavaが必要になることがあります。もしインストーラーが反応しない場合、OracleやAdoptOpenJDKなどから最新のJavaをインストールして再試行してください。また、WindowsのSmartScreen(アプリとブラウザの制御)が「不明なアプリの実行」をブロックすることがあります。その場合は「詳細情報」から「実行」を選ぶか、一時的にSmartScreenをオフにしてインストールを進めましょう。 - ForgeをMinecraftに導入する
Forgeインストーラーが起動したら、最初に「Install client(クライアントにインストール)」が選択されていることを確認します(デフォルトで選ばれています)。インストール先のディレクトリも自動で表示されますが、特別な理由がなければそのままでOKです。
次に「OK」ボタンを押すと、Forgeの必要ファイルがダウンロードされマイクラに組み込まれます。インストール完了メッセージが出たら成功です。これでMinecraftランチャーにForge用の起動構成(プロファイル)が追加されました。ランチャーを開いて確認してみましょう。
Forge導入後、Minecraft公式ランチャーを起動すると、プレイボタンの左側に「Forge」という名前のプロファイルが表示されているはずです(プロファイル名はインストール時に特に変更していなければ自動的に設定されます)。そのプロファイルを選択すれば、Forgeを読み込んだ状態でマイクラを起動できます。ここまででMODを使う下準備(Forgeの導入)は完了です。
WindowsでのMODファイルのダウンロードと導入方法
Forgeの準備ができたら、実際に使いたいMODファイルを入手してマイクラに組み込みます。MODファイルはたいてい「~.jar」という拡張子のファイルで配布されています。インターネット上で配布されている信頼できるMODを探し、自分のMinecraftバージョンと同じ対応バージョンのものをダウンロードしましょう。
例えば1.21.5の環境で遊びたい場合、「対応Minecraftバージョン:1.21.5」と明記されたMODファイルを選びます(対応バージョンの記載は配布サイトの説明やファイル名に書かれていることが多いです)。有名なMOD配布サイトとしてはCurseForge(カースフォージ、英語)やMinecraft Japan WikiのMODページなどがあります。くれぐれも非公式MODをダウンロードする際は怪しいサイトではなく実績のあるコミュニティから入手してください。
目的のMODファイル(jarファイル)を入手できたら、いよいよそれをMinecraftに組み込みます。方法はシンプルで、マイクラの「mods」フォルダにそのファイルを入れるだけです。通常、Windows版Minecraftの「mods」フォルダはC:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\.minecraft\mods
にあります。しかし毎回エクスプローラーで隠しフォルダをたどるのは大変ですよね。Forge導入後のマイクラには便利な機能が追加されています。
まずMinecraftランチャーでForgeプロファイルを選択し、「プレイ」をクリックしてゲームを起動します。タイトル画面が表示されたら「Mods」というボタンが追加されているので押してみましょう。すると現在導入されているMOD一覧(今はForgeしか入っていない)が表示され、左下に「Modフォルダーを開く」というボタンがあります。このボタンをクリックすると、自動でマイクラの「mods」フォルダが開きます。あとは先ほどダウンロードしたMODのjarファイルを、そのフォルダ内にコピー&ペーストしてください。
コピーが完了したら、一度Minecraftを完全に終了してゲームを閉じます(この時点ではまだMODは読み込まれていません)。そして再度ランチャーからForgeプロファイルでMinecraftを起動しましょう。ログイン後のタイトル画面で再び「Mods」ボタンを押すと、先ほど入れたMODの名前が一覧に表示されているはずです。
これはMODが正常に読み込まれたことを意味します。例えば図では「Journeymap」というMODが表示されていますが、このようにインストールしたMODが一覧に見えれば導入成功です。「Done」(完了)を押してゲーム画面に戻り、実際にゲーム内でMODの機能が追加されているか確認してみましょう。これでWindowsでの基本的なMOD導入作業は完了です!
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Forge以外のMODローダー(Fabricなど)の紹介
現在マイクラのMOD環境にはForgeのほかにもFabric(ファブリック)という軽量なMODローダーが広く使われています。ForgeとFabricは競合する別のシステムですが、どちらもMinecraftにMODを導入する目的は同じです。ただ、対応しているMODが異なる点に注意しましょう。
MODによって「このMODはForgeが必要」「このMODはFabric版です」と指定されている場合があります。基本的にForge用MODはForgeでしか動かず、Fabric用MODはFabricでしか動きません。そのため、遊びたいMODがどちら向けか事前に確認し、それに合ったMODローダーを導入する必要があります。
幸い、Fabricの導入手順もForgeとほとんど同じです。Fabric公式サイトから対応するインストーラーをダウンロードし、実行してMinecraftに組み込みます。
Fabricの場合、インストーラー起動後に対象Minecraftバージョン(例えば1.21.5)を選択してインストールする仕様になっています。インストールが完了すると、ランチャーに「fabric-loader-1.21.5-★」といったプロファイルが追加され、以降はForgeと同様に「mods」フォルダに対応MODを入れるだけでOKです。Fabric APIという追加MODを別途要求するMODも多いので、Fabric系MODを使う際は一緒に「Fabric API」というMOD(ライブラリ)もmodsフォルダに入れる必要がある点はForgeとの違いです。
2025年5月現在、Forge・Fabricともに最新のMinecraft 1.21.5に対応したバージョンが公開されています。ただしForgeの1.21.5版は執筆時点ではベータ版(Latest)扱いで、安定版リリース待ちの状態です。Fabricについては迅速にアップデートが行われており、Fabric Loader 0.16.10が1.21.5対応版として提供されています。つまり、最新アップデートのマイクラでもMODを利用する土台は整ってきています。今後もバージョンアップの際は、お使いのMODローダーが対応済みかを確認し、必要なら新版を入れ直すようにしましょう。
MOD導入時の注意点とトラブル対策(Windows編)
MODを導入して遊ぶ際に気を付けたいポイントをまとめます。まず第一に、MODと本体のバージョン不一致に注意しましょう。Minecraft本体のバージョンと、Forge(またはFabric)および各MODのバージョンは全て揃っている必要があります。例えばマイクラ1.21.5環境にバージョン1.20用のMODを入れても動作せず、起動エラーの原因になります。逆にマイクラを古いバージョンで遊んでいるのに最新のMODを入れてもうまく動きません。それぞれ対応する組み合わせで導入してください。
また、複数のMOD同士の競合にも注意が必要です。MODはそれぞれ別の作者が作成しているため、内容によってはお互い干渉してしまうことがあります。例えば全く同じ機能を変更する2つのMODを同時に入れると競合が発生し、ゲームがクラッシュしたり起動しなくなったりする場合があります。MODを増やしすぎて問題が起きた場合は、一つずつ外して原因のMODを突き止めるといった対処が必要です。
動作が重くなる問題も覚悟しておきましょう。便利なMODほど内部で多くの処理を行っているため、パソコンへの負荷が増します。以前は快適だったのにMOD導入後にカクつくようなら、設定で描画距離を下げる・不要なMODを外すなどして調整してください。グラフィック系MOD(例: 影MOD)は特に高性能なPCが必要です。
起動しない場合の対処
Forgeを導入したのにMinecraft自体が起動しない場合、原因としてJavaのバージョン不備が考えられます。先述のように最新Javaのインストールを確認しましょう。また、Forgeそのものが不完全にインストールされた可能性もあります。その際は一度Forgeをアンインストール(ランチャーの起動構成からForgeプロファイルを削除)し、もう一度公式サイトからダウンロード・インストールし直してみてください。MODを入れてからゲームが起動しなくなった場合は、そのMODを「mods」フォルダから外してみて動作チェックするなど、問題切り分けを行います。
最後に、MODは自己責任とはいえ安全な使い方をすれば非常に楽しいものです。導入前に手順をよく確認し、公式コミュニティや信頼できる情報源を参考にしながら進めれば怖がる必要はありません。何かトラブルが起きても落ち着いて原因を探り、一つひとつ対処してみましょう。正しくMODを導入できれば、あなたのマイクラ体験は格段に豊かになるはずです。
マイクラのmodの入れ方【Mac編】簡単インストール解説と応用

MacユーザーでもMODを使ってマイクラの楽しさを広げたい!そんな方のために、Mac特有の操作や注意点を含めたMOD導入方法をわかりやすく紹介します。Windowsとは少し違う点にも触れながら、ForgeやMODファイルのインストール手順を丁寧に解説。親子で一緒にチャレンジできるよう、シンプルで実践しやすい内容にまとめています。
MacでMODを使うための基本ポイント
続いてMac(MacOS)環境でのマイクラのmodの入れ方を解説します。基本的な考え方や流れはWindowsの場合と同じですが、いくつかMac特有のポイントがあります。
まず、Macでも対象はJava版マインクラフトであり、ForgeやFabricといったMODローダーを使用する点は共通です。MacはUNIX系のOSですのでファイルのディレクトリ構造やセキュリティ機構がWindowsと異なります。とはいえ、Minecraft自体は共通のJavaプログラムですから、MODの仕組み自体は変わりません。
Macで事前に確認すべきこと
- Minecraft本体のバージョン
Windows同様、Java版マイクラがインストール済みで、MOD対応させたいバージョンを確認・更新しておきます。最新の1.21.5で遊ぶなら、MacのMinecraftランチャーでJava Editionが1.21.5になっていることを確認してください。 - Javaのインストール
Macの場合、Javaランタイムが標準で入っていないことがあります。Minecraft自体はランチャー同梱のJavaで動きますが、Forgeインストーラーの実行にはシステムのJavaが必要です。OracleのJava 17以降またはOpenJDKをあらかじめMacにインストールしておくと安心です。 - セキュリティ設定
MacOSでは未認証のアプリの実行がブロックされるGatekeeperという仕組みがあります。ForgeなどのインストーラーJARを実行する際に「開発元が未確認のため開けません」といった警告が表示されることがあります。この対処方法については後述しますが、システム設定から手動で許可する必要があります。
以上を踏まえて、MacでのMOD導入に取り掛かりましょう。
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MacでのMinecraft Forgeインストール手順
それではMacにForgeを導入する具体的な手順です。基本的にはWindowsと似ていますが、いくつか許可操作が追加されます。
- Forgeインストーラーのダウンロード
MacのSafariやChromeでForge公式サイトにアクセスし、導入するMinecraftバージョン(例: 1.21.5)に対応するForgeインストーラーをダウンロードします。ファイルは.jar
形式でダウンロードフォルダに保存されます。 - Forgeインストーラーの実行
Finderでダウンロードしたforge-xxxxx-installer.jar
を探し、ダブルクリックして起動します。するとMacでは「“forge-xxxxx.jar”は開発元を確認できないため開けません」というダイアログが表示されることがあります。これはAppleのセキュリティ機能によるブロックです。キャンセルせずそのまま一度ダイアログを閉じてください。次にメニューバー左上のリンゴマークから「システム設定」>「プライバシーとセキュリティ」を開きます。下にスクロールすると「ダウンロードしたアプリの実行許可」にforge-xxxxx.jar
がブロックされた旨の表示と「このまま開く」ボタンが現れているはずです。それをクリックし、確認ダイアログでも「開く」を選択します。Macの管理者パスワード入力を求められたら入力して許可します。これでForgeインストーラーの実行が許可され、再びインストーラーが起動するはずです。 - インストールの実行
開いたForgeインストーラー画面で「Install client」が選択されていることを確認し、そのまま「OK」をクリックします。必要ファイルのダウンロードが始まり、自動的にForgeがMacのMinecraftに組み込まれます。「Installation succeeded」(インストール成功)のメッセージが出れば完了です。Minecraftランチャーを起動し、プロファイル一覧に「Forge」もしくはバージョン名付きのForgeプロファイルが追加されていれば導入成功です。なお、ランチャーに即座に表示されない場合は、一度ランチャーを再起動してください。正しく導入できていれば、新規起動構成としてForgeが選べるようになっています。
MacでのMODファイル導入方法
Forge導入後の流れもWindowsと同様ですが、Macのディレクトリ構成について触れておきます。Mac版Minecraftのデータフォルダはユーザーディレクトリ内のライブラリ/Application Support/minecraft
にあります(「Library」は通常隠しフォルダです)。その中にmodsというフォルダがあり、ここにMODのjarファイルを入れます。手動でそこへ辿り着くにはFinderで「移動 > フォルダへ移動」を選択し、~/Library/Application Support/minecraft/mods
とパスを入力すれば開けます。
しかし、Forge導入後であればWindowsと同じくゲーム内の「Mods」ボタンから「Modsフォルダを開く」が使えます。そこで、MinecraftランチャーでForgeプロファイルを選びゲームを起動し、タイトル画面の「Mods」ボタン→「Modフォルダーを開く」をクリックしましょう。すると自動的にMacのFinderでmodsフォルダが開きます(初回は空っぽのフォルダが表示されます)。ここにダウンロード済みのMODファイル(.jar
)をドラッグ&ドロップでコピーしてください。
ファイルを配置したらMinecraftを一度終了し、再起動します。
注意: Macではアプリを完全に終了するにはメニューバーのMinecraft>終了を選ぶか、Command+Qを押します(ウィンドウを閉じるだけでは終了しないので注意)。改めてForgeで起動し直したら、MODが正常に読み込まれているか確認しましょう。
MOD導入後の起動と動作確認(Mac版)
MODを入れた状態でMinecraftを起動するとき、最初の起動は通常より時間がかかる場合があります。Forge(またはFabric)がMODを読み込む準備をするためです。気長に待ちましょう。ゲームが立ち上がったらタイトル画面の「Mods」をクリックし、一覧に追加したMOD名が表示されていることを確認します。表示されていれば導入成功です。万一表示されなかったりゲームがクラッシュした場合は、前述の手順を見直してみてください。
うまく導入できたら実際にワールドに入ってMODの効果を試してみましょう。例えば新しいアイテムを追加するMODであればクリエイティブモードのインベントリにそのアイテムが現れているはずです。マップMODならミニマップが画面に表示されます。何も変化が見られない場合、MODが有効化されていない可能性があります。その際はmodsフォルダにファイルを入れ忘れていないか、対応バージョン違いではないかなどを再チェックしましょう。
Macでも複数MODの併用や競合には注意が必要です。基本的なトラブル事例と対策はWindows編で述べた内容と同じですので、そちらを参考にしてください。特にMac特有の問題としてはファイルの権限があります。modsフォルダにコピーしたファイルの読み込み権限がおかしくなっているとMODを読み込めないことがあります。普通にドラッグ&ドロップでコピーしていれば問題ないはずですが、万一MODが読み込まれない場合はファイルの情報を開き、自分に読み/書き権限があるか確認するといった点もチェックポイントです。
マイクラMODで広がるプログラミング学習の世界
MODを導入して遊ぶこと自体も楽しいですが、それをきっかけにプログラミングを学習できる可能性があるのをご存知でしょうか。マイクラのMOD制作にはJavaを始めとするプログラミング知識が必要ですが、遊ぶ側でも「ゲームの挙動を改造する」体験を通じて自然と論理的思考が育まれます。
例えば、「敵を倒したときに特別なアイテムが出るようにしたい」といった発想から、そのためのMODを探したり、自分で設定を変えてみたりする中で、プログラミングの概念に触れることになります。実際に、小学生向けにマイクラを使ったプログラミング教室が多数存在しており、ゲームを楽しみながらコードの基礎を学べる教材が提供されています。
有名な例として、デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)ではマイクラの世界で動くオリジナルのプログラミング教材「マイクラッチ」を提供しています。これはScratchベースのビジュアルプログラミングでマイクラ内のロボットを動かしたりするMODで、遊び感覚で本格的なコーディングの考え方を学べるものです。
またITeens Lab(アイティーンズラボ)のようなオンラインITスクールでもマインクラフトを題材にした講座があり、こちらはより本格的にPythonやJavaScriptなどを使ってマイクラを拡張する方法を教えてくれます。遊ぶだけでなく「自分で作ってみる」ことで、お子さんにとってはプログラミングスキル習得の大きなモチベーションになるでしょう。
もちろん、最初はMODを導入して遊んでみるだけでも十分価値があります。「どうして新しいアイテムが追加されるんだろう?」「この仕組みはどうなっているのかな?」と感じた時が、プログラミングに踏み出す絶好の機会です。保護者の方も一緒にMOD導入にチャレンジし、親子で協力しながらプログラミングの入口を体験してみてください。マイクラのMODは単なる遊び以上に、未来のエンジニアを育てるきっかけになるかもしれません。
マイクラのmodの入れ方ポイントまとめ

MODはMinecraftにユーザーが作成した新機能を追加できる改造データで、正しく導入すればマイクラの楽しみが飛躍的に広がります。2025年最新のJava版1.21.5でも主要なMODローダー(Forge/Fabric)が対応しており、WindowsでもMacでもMODを導入可能です。
導入の手順としては、まずMODローダー(Forgeなど)のインストール、次に対応するMODファイルを入手してmodsフォルダへ配置、そしてゲーム内でMODが読み込まれていることを確認という流れでした。導入時はMinecraftやMODのバージョンを揃えること、バックアップの実施、競合や動作の重さに注意するといった点も重要です。
初心者の方でも、本記事のガイドに沿って進めれば安全にMODを楽しめるでしょう。親子で一緒に作業すれば、子どもにとってはプログラミングやITへの興味を育む機会にもなります。ぜひ好奇心を持って、興味のあるMODを探してみてください。マイクラにお気に入りのMODを入れて、新たな冒険の世界へ踏み出しましょう!