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小学生向けマイクラでプログラミング!無料で学ぶ方法と教材を紹介

小学生向けマイクラでプログラミング!無料で学ぶ方法と教材を紹介

近年、小学生向けのプログラミング教育が注目されています。そんな中、子どもたちに大人気のゲーム「マインクラフト(マイクラ)」を使って楽しく学べるプログラミング教材が増えているのをご存知でしょうか。

マイクラでプログラミングを無料で始められる方法があれば、親御さんにとっても嬉しいですよね。

本記事では、マイクラでプログラミングを無料で学ぶための具体的な方法や、そのメリット・ポイントについて、最新情報に基づき丁寧に解説いたします。

お子さんの「好き」を活かして、楽しくプログラミング学習をスタートしましょう。

記事のポイント
  • 無料で始められる!
    マインクラフトを使えば、子どもが楽しみながらプログラミングの基礎を無料で学ぶことができます。
  • ゲーム×学習で飽きない
    大好きなマイクラの世界で遊ぶように学べるので、挫折しにくく継続しやすいのが魅力です。
  • 論理的思考力も育つ
    マイクラでのプログラミング体験を通じて、問題解決力や創造力、論理的思考力が自然と身につきます。
  • まずは無料体験から
    公開されている無料教材や体験会を活用し、本格的に学びたくなったら有料コース
    (例:デジタネやITeens Lab)でさらなるステップアップも可能です。
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デジタネのおすすめポイント

  • マイクラを使った楽しい学習で、子どもの興味を引きやすい
  • 小学生からでも安心して始められるカリキュラム設計
  • オンラインで全国どこからでも受講可能

ゲーム感覚で楽しみながら学べるので、お子様の「好き」を「学び」に変えるきっかけになります。

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  • プログラミングを中心とした実践的なITスキルが学べる
  • 将来の進路や仕事に直結する本格派の学習内容
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目次

マイクラのプログラミングを無料で始める前に知るべきこと

マイクラのプログラミングを無料で始める前に知るべきこと

マインクラフトはゲームとして楽しめるだけでなく、プログラミング教育の教材としても大活躍しています。お子さんがマイクラ好きなら、ゲーム感覚でプログラミングに触れるチャンスです。

無料で利用できる教材や環境を活用すれば、費用をかけずに基礎的なITスキルや論理的思考力を養うことができます。ここでは、無料で利用できるマイクラのプログラミング教材やサービスを中心に、小学生のお子さんと一緒に始められる学習方法をご紹介します。

マイクラでプログラミング学習は無料でできる?

マイクラでプログラミング学習は無料でできる?

結論から言えば、マイクラを使ったプログラミング学習は無料でも可能です。 いくつか方法がありますので、ご家庭の状況に合わせて選ぶことができます。代表的な無料方法としては、以下のようなものがあります。

  • ブラウザでできる無料教材
    インターネット上には、マイクラのキャラクターや世界観を使ってプログラミングの基礎が学べる無料ゲーム教材があります。代表例がHour of Code(アワーオブコード)のマインクラフト編です。マイクラの主人公スティーブやアレックスに命令を与えて謎解きをするゲーム感覚の教材で、ウェブサイト上で誰でも遊べます。
  • 教育版マインクラフトの無料体験
    Microsoftが提供するMinecraft Education Edition(教育版マイクラ)には、無料で遊べるデモレッスンが用意されています。通常は学校向けの有料ソフトですが、個人でも体験版なら追加費用なしで一部のレッスンを試すことが可能です。
  • MinecraftのMODを使った方法
    お子さんがPC版マイクラ(Java版)を持っている場合は、無料のMOD(改造プログラム)を導入してプログラミング学習に活用することもできます。例えば、Java版に特定のMODを入れると、Scratch(スクラッチ)というビジュアル言語でマイクラの世界を動かすことができます。この方法なら、マイクラのゲーム内で実際にプログラミングの効果を確認できるのが特徴です。

以上のように、マイクラを使ったプログラミング学習には複数の無料手段があります。それぞれ必要な環境や対象年齢が異なりますので、次に具体的に準備物や進め方を見ていきましょう。

無料で始めるための準備・必要なもの

無料で始めるための準備・必要なもの

1. パソコンやタブレット

まず基本的に、プログラミング学習を行うにはPCもしくはタブレット端末が必要です。ブラウザで遊べる教材(Hour of Codeなど)はインターネットに接続できるパソコンやタブレットがあればOKです。

WindowsでもMacでも動作し、最近はiPadなどのタブレットでも操作可能な教材が増えています。ただし、一部の高度な学習(Java版のMOD利用など)ではWindowsやMacのパソコンが推奨されます。

2. マインクラフトのソフト

無料教材によってはマイクラ本体が不要なものもあります(Hour of Codeはマイクラを持っていなくても遊べます)。

一方、教育版マインクラフトのデモを利用する場合や、Java版にMODを入れる場合は、対応するマイクラのソフトが必要です。教育版のデモはソフトをダウンロードするだけで利用できます。

Java版MODの場合は、Java版マインクラフト(製品版)をあらかじめPCにインストールしておく必要があります(※Java版マイクラ自体は有料ですが、一度購入済みなら追加費用なしでMOD導入が可能です)。

3. インターネット環境

オンライン教材(ブラウザゲーム形式の教材や教育版マイクラのダウンロード等)を利用するにはインターネット接続が必要です。

特にHour of Codeなどウェブ上で進める教材は通信環境のある場所で行いましょう。ダウンロード後にオフラインでできるものもありますが、初期設定ではネット環境があったほうが安心です。

4. 基本的な操作サポート

小学生のお子さんが取り組む場合、最初は親御さんのサポートがあるとスムーズです。たとえば、Hour of Codeのサイトで日本語表示に切り替える、教育版マイクラのデモ版をダウンロード・インストールする、Java版にMODを導入するといった作業は、大人が一緒に行ってあげると安心でしょう。

慣れてくれば、お子さん自身でどんどん進められるようになります。

これらの準備を整えることで、すぐにでも無料のマイクラプログラミング学習を始めることができます。それでは具体的な学習方法やメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。

メリット①: 楽しく継続できる学習環境

メリット①: 楽しく継続できる学習環境

マイクラを使ったプログラミング学習最大のメリットは、お子さんが楽しみながら学習を継続しやすいことです。ゲームとして夢中になっているマイクラの世界で学ぶことで、「勉強している」感覚より「遊んでいる」感覚に近く、子どもは積極的に取り組みます。具体的には次のような良い効果があります。

  • 興味・関心が高まる
    好きなゲームの延長線上にあるので、「もっとやりたい!」「次はどうなるんだろう?」と自然に興味を持ってくれます。興味が原動力になることで、勉強へのハードルが下がります。
  • 達成感が得られる
    自分で組み立てたプログラムでマイクラのキャラクターが動いたり、問題をクリアできたりすると、大きな達成感があります。「自分でできた!」という成功体験が次の学習意欲につながります。
  • 遊びの延長で飽きにくい
    マイクラ自体が自由度の高い楽しいゲームなので、学習要素が加わっても「飽きた、つまらない」と感じにくい傾向があります。ゲームの感覚で続けられるため、結果的に継続的な学びが実現しやすくなります。

このように、「楽しいからもっとやりたい」というポジティブなサイクルで進められるのがマイクラ学習の強みです。プログラミング初心者のお子さんでも、ゲームの延長なら親しみやすく、まず挫折しにくいでしょう。

メリット②: 論理的思考力や創造力が育つ

メリット②: 論理的思考力や創造力が育つ

マイクラでのプログラミング体験は、楽しさだけでなく教育効果もしっかり期待できます。具体的には、以下のような力が育まれます。

  • 論理的思考力
    プログラミングは「目的を達成するための手順を考える」作業です。マイクラ内で「キャラクターを〇〇させるにはどう指示すればいいか?」と考える中で、論理的な手順を組み立てる力が養われます。例えば「○歩前に進んで、ブロックを壊して、右に曲がる」というように、順序立てて考える練習になります。
  • 問題解決力
    Hour of Codeのような教材では、小さなパズル的課題が次々に出題されます。試行錯誤しながら解決策を見つける過程で、「うまくいかなかったら方法を変えてみる」「原因を探って改善する」といった問題解決の姿勢が身につきます。失敗してもゲーム内なので何度でもチャレンジできるため、自然とPDCAサイクルを回す感覚を学べます。
  • 創造力・発想力
    マイクラの特徴である自由なものづくり要素も、プログラミング学習に活かされます。自分で考えたプログラムで新しい建物を自動生成したり、キャラクターが踊るような動きを作ったりと、アイデア次第でいろいろな表現が可能です。「こんなこともできるかな?」と発想を広げ、それを実現するために試行錯誤することで創造力が刺激されます。

お子さん自身は遊んでいるつもりでも、その裏でプログラミング的思考や論理性が育っているのは嬉しいポイントです。これらのスキルは、小学校で必修化されたプログラミング教育の狙いそのものでもありますし、中長期的には他の教科や将来的な学びにも役立つ力となるでしょう。

メリット③: 費用がかからず安心

メリット③: 費用がかからず安心

無料で利用できる教材を活用すれば、経済的な負担なくプログラミング教育を始められる点も大きなメリットです。プログラミング教室に通わせるとなると月謝や教材費が必要ですが、まずは無料で試せる方法から始めれば「続くかわからないのにお金を払うのは不安…」という心配もありません。

  • 気軽に試せる
    無料であれば、とりあえずお子さんにやらせてみて、興味を持つか様子を見ることができます。もし「合わないかな?」と思っても損失はないので、気軽にチャレンジできます。
  • 複数の教材を比較できる
    世の中には色々な学習教材がありますが、有料だといくつも試すのは難しいですよね。無料教材なら複数を並行して試してみて、お子さんに一番合うものを見極めることもできます。飽きやすい子でも、いろんなコンテンツをローテーションすれば長く興味を持続できるかもしれません。
  • 親御さんも一緒に学べる
    無料なので親御さん自身が一緒に学ぶのもおすすめです。例えばHour of Codeの問題を親子で相談しながら解いたり、教育版マイクラの世界を一緒に冒険しながらプログラミングミッションに挑戦したりすれば、親子のコミュニケーションにもなります。費用がかからない分、気兼ねなく親子で取り組めるでしょう。

もちろん、無料で始めてみて「もっと本格的に学ばせたい」と思ったら有料の教材や教室に進む選択肢もあります。しかしまずはノーリスクでスタートできるという安心感は、親御さんにとって大きいのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、マイクラを使って無料でプログラミング学習を始める方法や、そのメリットについて解説しました。マイクラでプログラミングを無料で始められる学習は、「楽しい」「ためになる」「お財布に優しい」の三拍子が揃っています。お子さんがマインクラフト好きなら、その熱中できる世界を学びの場に変えてあげる絶好のチャンスです。

まずは無料で体験してみて、お子さんの反応を見てみましょう。夢中で取り組むようであればしめたもの!プログラミングの入門として、これ以上ない教材になるはずです。

次章では、具体的な無料教材・サービスの内容と使い方をさらに詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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マイクラでプログラミングを無料で学べる教材・サービス紹介

マイクラ プログラミング 無料で学べる教材・サービス紹介

Hour of Codeでマイクラを体験しよう

最も手軽に始められるのが、Hour of Code(アワーオブコード)と呼ばれる世界的なプログラミング学習イベントの公式サイトで公開されているマインクラフトテーマの無料教材です。これはパソコンやタブレットのブラウザ上で動作し、ユーザー登録も不要で、すぐに遊び感覚でプログラミング体験ができます。

内容

Hour of Codeのマイクラ教材では、画面上にマインクラフト風のキャラクター(スティーブやアレックス)とブロックでできた世界が表示され、右側にプログラミング用のブロックエディタが用意されています。

子どもは「前に進む」「ブロックを壊す」「繰り返し」といった命令ブロックを組み合わせ、キャラクターに指示を出して与えられたミッション(例えば「家までたどり着く」「羊に小麦を届ける」など)をクリアしていきます。まるでパズルを解くような感覚で、遊びながらコーディングの基本原理を学べる設計です。

特徴

  • 初心者向けの優しい設計
    操作はドラッグ&ドロップでブロックをつなぐだけ。キーボードでコードを入力する必要はなく、小学校低学年でも直感的に扱えます。途中でヒントや動画解説も表示できるので、プログラミングが初めてでも安心です。
  • 日本語に対応
    画面右下のメニューから日本語表示に切り替えることができます(初期状態で英語でも、簡単に言語変更可能です)。説明文やブロックの命令文も日本語で読めるため、お子さんも理解しやすいでしょう。
  • 短時間で完結
    「Hour of Code」の名前通り、1時間程度で一通りの体験が完了する構成になっています。全部で10ステージ前後の問題があり、休憩しながらでも気軽に取り組めます。一度に全部やらなくても、少しずつ進めてOKです。

注意点

この教材はあくまで疑似的なマイクラ体験であり、実際のマイクラゲーム内で自由にブロックを配置したりするわけではありません。あくまでプログラミング学習用のステージクリア型ゲームです。

ただ、「マイクラのキャラクターを動かす」という要素だけでも子どもにとっては十分楽しいようで、人気No.1の教材となっています。ブラウザさえあればいますぐ始められるので、ぜひ公式サイトにアクセスして、お子さんと一緒にチャレンジしてみましょう。

教育版マインクラフトの無料デモレッスン

教育版マインクラフトの無料デモレッスン

次に紹介するのは、Minecraft Education Edition(教育版マインクラフト)のデモ版です。教育版マイクラは学校教育向けに開発されたマイクラで、プログラミング教育にも対応した機能が備わっています。通常はライセンス契約が必要ですが、デモレッスンとして誰でも無料で遊べるコンテンツが公式に提供されています。

内容

教育版マイクラのデモには、あらかじめ用意された4つのワールド(レッスン)が含まれています。それぞれのワールドで、順を追って課題が出され、クリアしていく形式です。例えば、エージェント(Agent)と呼ばれるロボットにプログラムで指示を与え、迷路を解かせたり、決められた建造物を作らせたりするミッションがあります。実際のマインクラフトの世界を自分で操作しながら、プログラミングの課題に取り組めるのが特徴です。

特徴

  • 実際のマイクラ環境
    Hour of Codeがブラウザ上の簡易的なマイクラ風ゲームだったのに対し、教育版マイクラのデモは実際のマインクラフトの3D空間でキャラクターを自由に動かしながら学べます。よりリアルなマイクラ体験とプログラミング学習が結び付いているため、ゲームとしての没入感も高いです。
  • MakeCodeやPythonでコーディング
    教育版にはコードビルダーという機能があり、ゲーム内から呼び出してMicrosoft社のMakeCodeエディタやPythonエディタでプログラムを作成できます。ブロックベースのビジュアルプログラミング(MakeCode)と、本格的なテキストコーディング(Python)の両方に対応しており、初心者から中級者まで幅広く学習可能です。最初はブロックで直感的に操作し、慣れてきたらPythonに切り替えて学ぶこともできます。
  • デバイスを選ばない
    教育版マイクラのデモは様々なプラットフォームで利用できます。Windows PCやMacはもちろん、Chromebook、iPad、さらにはAndroid端末でも動作します。ご家庭にあるデバイスに合わせて利用できる柔軟性があります。

利用方法

Microsoftの公式サイトから教育版マインクラフトのプログラムをダウンロードします。インストール後、ゲストモードでサインインせずにデモレッスンを開始できます。4つのレッスンの中から好きなものを選んで遊んでみましょう。なお、デモ版では進行状況の保存ができない制限がありますが、1つのレッスン自体は短時間で完結するため大きな問題にはならないでしょう。「もっと続きがやりたい!」となった場合は正式版の購入を検討する流れになりますが、まずは無料範囲で十分に遊び尽くしてみてください。

ポイント

デモ版とはいえ、本格的なマイクラの世界でプログラミングが体験できるため、お子さんの満足度も高いはずです。保護者の方も一緒に画面を覗いて、どんなことをしているのか見守ってあげると良いでしょう。教育版マイクラには他にも多数のレッスンが存在しますが、それらは正式版でのお楽しみ。まずはデモの4レッスンで、無料とは思えない充実ぶりを感じてみてください。

Minecraft MakeCodeで遊びながら学習

Minecraft MakeCodeで遊びながら学習

教育版マイクラを利用する際にぜひ活用したいのが、Microsoft MakeCode(マイクロソフト・メイクコード)というプログラミング環境です。MakeCodeはマイクラ公式の学習ツールで、ブロックエディタとJavaScript/Pythonエディタを備えたオンラインプラットフォームです。教育版マインクラフトと連携して動作し、ゲーム内でプログラムを実行して結果を見ることができます。

MakeCodeの特徴

  • 公式ツールで安心
    Microsoftが提供している公式の学習環境なので、安定性や安全性が高く、子どもが操作しても安心です。あらかじめたくさんのチュートリアルやサンプルプロジェクトも用意されており、画面の指示に従って進めるだけで自然とコーディングの考え方が身につきます。
  • ブロックからテキストまで一貫学習
    MakeCodeでは、最初はカラフルなブロックを組み合わせてプログラムを作りますが、画面上でワンタッチでJavaScriptやPythonのコード表示に切り替えることができます。ブロックを置くとリアルタイムで対応するコードが生成される仕組みになっており、「ブロックで書いていた裏ではこんなコードになっているんだ」と理解できます。将来的にテキストベースの本格的なプログラミングに移行する土台作りにもなります。
  • ゲーム内のAgentを操作
    マイクラ内にはAgent(エージェント)というロボットキャラクターが登場し、MakeCodeからのプログラムでこのAgentを動かすことができます。例えば、「ブロックを10個並べて家の土台を作る」プログラムを組めば、Agentが実際にゲーム内でブロックを並べて建築を手伝ってくれる、といった具合です。自分の書いたコードでマイクラの世界が変化する様子は、子どもにとって非常に新鮮で刺激的です。

利用方法

教育版マインクラフト内からMakeCodeエディタを起動できます(「コードビルダーを開く」操作)。インターネット接続がある場合、MakeCodeのウェブエディタが立ち上がり、ブラウザ上でコーディングを行います。

注意点

教育版マイクラ以外(一般のBedrock版)でも、かつては「Code Connection」というツールを使ってMakeCodeを連携できましたが、2023年以降公式サポートが終了しており最新の統合版では利用が難しくなっています。したがって、MakeCodeを使いたい場合は教育版マイクラの利用が一番簡単です。デモ版でもMakeCode機能は試せますので、ぜひブロックプログラミングでAgentを動かす体験をしてみましょう。

MakeCodeは無料で使える上に、一つの環境で初歩から高度な内容まで網羅できるため、慣れてきたらどんどん応用的なプロジェクトに挑戦することもできます。「もっとこんなことをしてみたい」というお子さんのアイデアを形にする手段としても、MakeCodeは強力なツールになるでしょう。

Java版マイクラにMODを導入してプログラミング

Java版マイクラにMODを導入してプログラミング

もしご家庭でPC版(Java版)のマインクラフトをすでにお持ちであれば、さらに自由度の高い学習方法としてMODの導入があります。MODとはマインクラフトに機能を追加する非公式プログラムのことで、これを活用すればマイクラの世界を拡張して様々なプログラミング体験が可能です。

ここでは、小学生でも扱いやすいScratchとマイクラの連携MODについてご紹介します。

Scratch×Minecraft連携とは

Scratch(スクラッチ)は子ども向けプログラミング学習環境として有名なビジュアル言語です。このScratchからマイクラを操作できるようにするMODが有志により開発されています。

その一つが「RaspberryJamMod」というMODです。このMODをJava版マインクラフトに導入すると、Scratch上でブロックを組んだプログラムがマイクラ内に送信され、キャラクターの移動やブロック配置などを実行できます。

特徴と魅力

  • 手持ちのマイクラを活用
    新たに教育版を購入しなくても、既存のJava版マイクラがあればOKです。MOD自体は無料で配布されています。普段遊んでいるマイクラの世界をそのまま使って学習できるので、子どもにとって馴染みやすく、「自分のワールドをプログラムで改造する」ワクワク感があります。
  • Scratchの親しみやすさ
    Scratchは多くの学校や教室でも導入されているため、触れたことがある子も多いでしょう。ブロックを組み立てる感覚はMakeCodeと似ていますが、Scratchならではのキャラクター制御やアニメーションの考え方も学べます。それをマイクラに応用できるので、Scratch経験者はより一層楽しめるはずです。
  • 高度なことにも挑戦可能
    Scratch連携は入口として分かりやすい方法ですが、Java版ならではの本格的なMOD開発に進むことも視野に入ります。将来的にJavaのコードを書いて自作MODを作る、といった発展も可能です(※本格的なJavaコーディングは中高生以上向けですが、マイクラが好きであれば将来の目標になるかもしれません)。

導入時の注意

Java版へのMOD導入は多少技術的な作業が必要です。親御さんが手助けしてあげましょう。具体的には、Minecraft Forgeという前提ツールをインストールし、対応するバージョンのRaspberryJamMod(ラズベリージャムMOD)をダウンロードしてmodsフォルダに入れる、といった手順になります。一見難しそうですが、ネット上には手順を解説した記事もあります(参考リンク欄に紹介)。一度設定してしまえば、あとはScratch側で用意されたブロックを使ってプログラミングできるようになります。

MOD導入によるプログラミングは非公式な方法ではありますが、マインクラフトの利用規約上も許可された遊び方です。親御さんの中には「改造って大丈夫なの?」と心配になる方もいるかもしれませんが、公式が認める範囲でのMOD活用はコミュニティでも推奨されています。Java版マイクラをお持ちの方は、一度このScratch連携に挑戦してみると、お子さんに新たな刺激を与えられるでしょう。

プログラミング教室の無料体験や有料コースも活用しよう

プログラミング教室の無料体験や有料コースも活用しよう

ここまで自宅でできる無料教材を紹介してきましたが、さらに一歩進んでプログラミング教室の体験授業や有料オンラインコースを活用するのも選択肢の一つです。無料で試せる教材でお子さんがマイクラプログラミングに興味を持ったら、次はプロの指導や体系的なカリキュラムを検討してみても良いでしょう。

教室の無料体験会

多くの子ども向けプログラミング教室では、入会前に無料体験レッスンを開催しています。実はマイクラを教材に使っている教室も少なくなく、体験会でマイクラプログラミングを取り入れている所もあります。

他の生徒たちと一緒にオンラインまたは教室で課題に取り組む体験は、個人学習とはまた違った刺激があります。「競い合いながら学ぶ」「先生に直接質問できる」といった環境が、お子さんのやる気をさらに引き出すこともあります。まずは気軽に体験だけでも参加してみて、お子さんに合いそうな雰囲気か見ると良いでしょう。

ITeens Lab (アイティーンズラボ)

例えば、ITeens Labは小学生〜高校生向けのオンラインITスクールで、マインクラフトやScratch、Robloxなど子どもに人気のツールを用いてプログラミングを教えています。全国どこからでも参加でき、少人数のオンライン授業や個別指導を行っているのが特徴です。

ITeens Labでも無料体験会を随時開催しており、自宅のPCから気軽に参加できます。お子さんが実際にオンライン授業でマイクラを使った制作を体験し、「もっとやりたい!」となれば本格的に通い始めるといったステップが踏めます。

コースプログラミング基礎、プログラミング応用、クリエイティヴ、総合
料金15,800円~/月
入学金18,700円
その他料金一部クラスで有料ソフトの利用あり
対象年齢小学3年生~中学3年生
教室
オンライン教室あり
無料説明会・無料体験無料体験会(体験レッスン・カウンセリング)
公式サイトhttps://iteenslab.com/
※料金は全て税込

デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)

もう一つ紹介したいのが、デジタネというオンライン学習サービスです。小学生〜中高生向けにプログラミングやデジタルスキルを楽しく学べるコースが揃っており、マインクラフトを使った教材も人気の一つです。自宅にいながらプロの講師の指導を受けられ、段階的にスキルアップしていける設計になっています。プログラミング初心者でも取り組みやすく、親御さん向けのサポートも充実しているので安心です。

有料の講座ではありますが、体系立てられた教材と現役エンジニアのサポートが受けられるため、独学では得にくい本格的なスキルが身につきます。将来「自分でMinecraftのMODを作りたい!」という夢が出てきたとき、こうしたコースでしっかり学ぶのも一つの方法でしょう。

コースマイクラッチ、Roblox、ScratchJavaScript、HTML&CSS、ネットの世界を理解しよう、タイピング練習、ディズニーコースなど
料金3,980円~/月
入学金
その他料金コースによってはマインクラフトJava版(3,960円)の購入を推奨
対象年齢小学1年生~中学3年生
教室
オンライン教室あり
無料説明会・無料体験14日間無料体験(ディズニーコース、マイクラッチコース、ロブロックスコース)
公式サイトhttps://digitane.jp/online/
※料金は全て税込

上手な活用法

まずは無料教材で十分に遊び・学び、その延長で「もっと深く知りたい」「誰かに教わりたい」という欲が出てきたタイミングで、これらの体験会やコースを利用すると良いでしょう。

お子さん自身が「やりたい!」と思ってから始める有料サービスは、費用に見合う成果が得られやすいです。逆に興味が高まる前に無理に塾に入れてしまうと負担になることもありますので、無料→体験→本格受講という流れを踏むのがおすすめです。

マイクラでプログラミングを無料で学ぶ方法まとめ

マイクラでプログラミングを無料で学ぶ方法まとめ

本記事では、マインクラフトで無料から始められるプログラミング学習方法を詳しく解説しました。マイクラの世界はお子さんにとって馴染み深く、その中で学ぶプログラミングは遊びの延長線上にあります。楽しみながら論理的思考力を養え、費用の負担もないという、親御さんにとってもうれしい内容だったのではないでしょうか。

お子さんが夢中になって取り組める題材こそ、学習の強力なモチベーションになります。マイクラでのプログラミング体験を通じて、「もっと知りたい」「自分で作りたい」という意欲が芽生えれば大成功です。まずは、この記事で紹介した無料教材やデモ版を活用して、ご家庭で気軽にチャレンジしてみてください。

そして、お子さんがより高度なことに挑戦したくなったときは、今回触れたITeens Labのようなオンライン教室や、デイトラのような体系的コースで本格的に学ぶ道も開かれています。マインクラフトという一つのきっかけが、将来のITスキル習得や創造力伸長につながっていくかもしれません。

親子で一緒に楽しみながら、ぜひプログラミング学習の第一歩を踏み出してみてください。無料で始めるマイクラプログラミング、きっとお子さんの笑顔と成長につながるはずです。

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